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研修の様子

7月24日(水)ⅢG1408特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導講座-豊かな音楽活動を実現する授業づくり―

〔研修の概要〕

講   義 特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導

      ・全ての子どもが参加できる音楽活動

演   習 音楽ワークショップ

演習・協議 特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり

      ・全ての子どもが参加できる音楽の授業づくり

 

講   師 ヴァイオリニスト 

      生涯学習開発財団認定 認定ワークショップデザイナー 南條 由起

    

〔受講者の感想〕

・児童生徒や教員の全ての人が参加できる活動という視点で、使用する楽器や音階の選び方等、参考になった。参加者ファーストで自分自身も楽しみながら授業を実践していきたい。

・誰もがうまくいかなくても失敗と捉えないエラーフリーという考え方を常に授業づくりの根底において、授業を組み立てていきたい。

・正しいリズムやメロディーを奏でることだけが大切なのではなく、誰もが楽しく活動できることが大切であると気づかされた。音楽指導は難しいと思ったが、自分にもできそうなことが見つかり、実践したい。

7月30日(火) ⅢC1225 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座

 

〔研修の概要〕

講   義 新しい時代に求められる資質・能力を育むための探究的な学習 
                    -問いづくりを中心に- 
        大阪大学 教授 佐藤 浩章

演習・協議 探究的な学習をデザインする
          -質の高い探究的な学習活動にするために-

  

〔受講者の感想〕

  • 佐藤先生から「まず教師が探究者であれ」というお言葉があり、非常に感銘を受けました。
  • 今勤務している学校が、これまでの成果からより良い価値を創造していく段階に来ていると感じました。取組内容の精選・ブラッシュアップを行う必要性に気づくことができました。
  • それぞれに個性がある生徒に教師として適切に関わる方法を学校全体で模索しながら、生徒が「できた」「分かった」という達成感を味わえる取組を続けていきたいです。

8月2日(金) ⅢC1221 (高)商業科教育講座A

     

 

〔研修の概要〕

講義・演習 マーケティング分野・マネジメント分野における指導の充実

実   習 ビジネス情報分野における指導の充実 
                     ・プログラミングを活用した実践的・体験的な学習活動

講義・演習 会計分野における指導の充実

 

〔受講者の感想〕

  • 体験的な学習活動の大切さを確認することができました。日々の授業でも取り入れていきたいと思いました。
  • 生徒に興味を持ってもらえる教材づくりに、他校の先生方と情報交換をしながら取り組めたことがとても良い学びとなりました。
  • 生徒の思考力を高める授業ツールや授業計画についてさらに学びたいと感じました。単純な授業ではなく、仕掛けのある実践例についても学び、今後の授業に取り入れたいと感じました。

7月31日(水) ⅢC1211 (中高)家庭科教育講座A

〔研修の概要〕

講   義 主体的に家庭や地域の生活を創造する資質・能力の育成に向けて 
                    -持続可能な社会の構築につながる課題解決学習を通して-
                    茨城大学 教授 石島 恵美子

演習・協議 家庭や地域及び社会における生活の中から問題を見いだし解決する力を育む授業づくり 
                   

 

〔受講者の感想〕

  • 本日の講義を受け、食品のフードロスについて生徒自身の生活と結びつけ、生きた学びとなるように内容を深めていきたいと思います。
  • 他校における実習や地域との連携についての工夫等を聞くことができました。自校の取組のブラッシュアップにつなげたいと思います。
  • SWOT分析を行ったことで本校の強みを再確認し、それを踏まえた授業展開を考えることができました。

7月30日(火) ⅢD1501 いじめ問題への対応講座A

(研修の概要)

講義・演習 学級集団を意識したいじめ問題の理解と対応

      ・いじめ問題の現状への理解

      ・心理学から考えるいじめのない学級づくりの視点

      兵庫教育大学大学院 教授 秋光 恵子

講義・演習 いじめ未然防止のための児童生徒の関係づくり

      ・学級づくりを意識した「いじめ未然防止プログラム」の体験と活用

 

(受講者の感想)

・教員からの個別の何気ない声かけは、その姿を見ている生徒たちから回り回って学級の雰囲気づくりに関わっていることが証明され、改めてその大切さを実感しました。クラス全体への指導は非常に難しいですが、言葉かけの内容も含めて今後も大切にしていきたいと思いました。

・本研修で体験した学級アセスメントのためのアンケートツールで、データを取り、分析して強みや弱みを理解した上で、実践する大切さを学ぶことができました。ただアンケートツールを使えば良いというわけではなく、その結果から学年団、または学校全体を巻き込んで協議していける体制を整えていければと思いました。

・「いじめ未然防止プログラム」の授業プランを実際に行うことにより、改善する点も見えてくるため、実践することが大事であると感じました。班別協議において自分のクラスで想定した授業展開を考える中で、自分では思いつかない工夫や展開を知ることができたため、学校での実践に生かしたいと考えました。