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研修の様子

10月24日(木)、11月12日(火)ⅢC1111(小中)音楽科授業実践講座

 〔研修の概要〕

  講義 生活や社会の音や音楽、音楽文化と豊かに関わる資質・能力の育成をめざして

     ー音楽的な見方・考え方を働かせる授業づくりー

       大阪教育大学 准教授 兼平 佳枝
  演習 知覚したことと感受したこととを支えとして、表したい音楽について考えるための指導の工夫

〔受講者の感想〕

○ 講義を受講して、「音楽を形づくった要素」を焦点化し、各クラスの実態に合わせた授業デザインを構想することの大切さに改めて気付きました。それにより「子どもの意見を表現に生かす」ことに繋がってくることが分かりました。

○ 学習指導要領の目標を意識した授業デザインの在り方について、具体的な実践と関連付けて学ぶことができました。経験、分析、再経験、評価という学習過程は、音楽だけではなく他の教科でも生かせる考え方であると思いました。座学だけではなく周りの人との交流を通した経験が、子ども達のイメージを豊かにし、記憶に強く残っていくことを感じました。音楽科の授業では、楽器を使った演奏や、歌唱でのによる音楽活動の中で、たっぷりと音や音楽と関わる経験を充実させながら、授業を展開することの重要性に気付くことができました。

○ 演習では、音楽的な見方・考え方を働かせるために「知覚」「感受」及び「共通事項」を意識した授業を展開することの大切さや、小学校と中学校で学びの連続性をもたせていくことの必要性に気付くことができました。

 

11月11日(月)ⅢD1505 不登校への対応講座B

11月11日(月) ⅢD1505 不登校への対応講座Bを実施しました。

    

〔研修の概要〕

  講義・演習 不登校から見える学校の現状と課題
       ・不登校児童生徒と保護者に対する理解と支援
       ・不登校児童生徒への教育相談の立場からの関わり

           神戸親和大学 教授 松本 剛


  講義・演習 不登校状態にある児童生徒や保護者に寄り添った支援
       ・教育相談の視点を生かした不登校児童生徒や保護者との関わ
       ・不登校対応のための校内ケース会議の在り方

           神戸親和大学 教授 松本 剛

 

〔受講者の感想〕 

○ 児童生徒の不登校の理由と教員や保護者の思う不登校の理由にはズレがありました。憶測ではなく、話をしっかりとする必要を感じました。共感が大事であることが分かり、その姿勢を身に付けたいと思いました。

○ PCAGIP法を用いた模擬ケース会議に取り組んで、現任校でもケース会議や事後研修等で行ってみたいと思いました。PCAGIP法はこれからどうすればいいか、前向きに考えることができ、新しい関わりや展開が生まれるかもしれないと思いました。

11月7日(木)ⅢC1216 (高)情報科教育講座D

〔研修の概要〕

演   習 プログラミングで行うデータの整形
       ・Python等で分析に必要なデータの整形
演   習 問題解決のためのプログラミング
       ・回帰分析
       ・データの分類 等

  

 

〔受講者の感想〕
・回帰分析等をGoogle Colabratoryを利用して行ったことはなかったので、今後活用できればと思いました。
・プログラミング・データの活用が情報Ⅰに組み込まれて、授業の進め方を試行錯誤していく中で、2つの単元を関連付けて進めていくことが合理的と改めて実感しました。自身の実践では分けて授業を進めていたが、今後は横断的に行うことを検討します。

10月31日(木)ⅢC1222 (高)商業科教育講座B

〔研修の概要〕
公 開 授 業 ビジネス探究科における課題研究

演習・協議 課題研究や総合的な探究の時間の充実をめざして
       ・各校における取組に学ぶ
      各校における課題研究や総合的な探究の時間の充実に向けて

 〔受講者の感想〕
・生徒が主体的に取り組んでいるところが大変素晴らしいと感じました。地域   
 の企業と連携した取組などを今後取り入れていきたいです。
・課題研究の取組について、1・2年次の授業の上に研究が成り立っていると
 感じたので、全体を考えた計画を立てていきたいです。
・探究を進める上で教員のファシリテーターとしての役割が多くなるので、フ  
 ァシリテーション技術も学んでいきたいと思います。

10月28日(月) ⅢE1101(小中)キャリア教育推進講座

〔研修の概要〕

講   義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて
       -学びをつなぐキャリア教育の意義-

 文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官
 東北福祉大学 教授   長田 徹

演習・協議 特別活動を要としたキャリア教育
       ・特別活動を要としたカリキュラム
       ・兵庫版「キャリア・パスポート」を活用した学びの接続

〔受講者の感想〕

・キャリア教育の在り方について考えることで、自分自身の子ども達を見つめる目や言葉掛けが変わってくると感じました。また、子ども達に成長を感じさせる場面をつくり出せるようになりたいと思いました。

・「キャリア・パスポート」は今まで生徒に書かせるだけで、うまく利用できていませんでしたが、生徒が自分自身で成長を実感する機会のためには必要だと感じました。活用の実践例を参考に実践してみたいと思いました。

・様々な課題を抱える生徒たちが自分の良さを知り、自信をもって卒業していくために必要なことは、学力を高めるだけではないことを再認識しました。今日の研修を通して、生徒自身に自分の成長を実感させることの大切さを感じたため、キャリア教育の視点をもって日々の教育実践に取り組みたいと思います。