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カテゴリ:講座の実施報告

7月17日(水)ⅢA1101 学校における危機管理講座

講義:学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から- 

尼崎駅前法律事務所 弁護士 曽我 智史 氏

演習:学校内外における事故等への対応

・自校の危機の予測

・教職員による学校安全のための適切な対応

・児童生徒が事故や被害にあわないために

〔受講者の感想〕

・裁判の事例やグループ協議での具体例を踏まえて自分の指導上の危機管理及び対応について、生徒個別の実態把握の重要性と記録することの大切さ痛感しました。部活動の指導では、他学部との連携も重要となるため、改めてこれからの指導について考えることができました。

・どのような場合においても、危機を想定して共有し、シミュレーションを行って、いざという場面に備えておくことが大切だと思いました。また、振り返りを行い、より実情に即した対応ができるよう見直しが必要だと思いました。危機を予測して児童生徒に対する具体的な手立てを考えていきたいです。

・自分自身が実践していくだけでなく、組織として動くことができるよう体制をつくることや職員の危機意識を高められるよう発信していこうと思いました。安全配慮義務を怠らないことは、私たちを法的に守ってくれることはもちろん、生徒全員が安心して暮らす上でも大切なことだと思うのですぐにでも実践していきたいです。

7月12日(金)ⅢB1201 (高)教育経営講座A(第2回)

(研修の概要)

講   義  コンプライアンスを意識した学校経営  

演習・協議  教育法規から学ぶ危機管理①

講   義  法規に基づく危機対応  
        ひめじ城下町法律事務所 弁護士 竹内 彰

演習・協議  教育法規から学ぶ危機管理②

 

(受講者の感想)

  • コンプライアンスを遵守することが、教育活動の円滑な実施につながると学ぶことができました。
  • 法的義務を踏まえた上で、生徒や保護者に寄り添った対応をしていくことが大切だと 思います。
  • 学校経営においてコンプライアンスを意識することが、「信頼される学校づくり」や「学校のウェルビーイングの実現」に繋がると納得できました。今後、勤務校で実践していこうと思います。

 

7月12日(金)ⅢC1201 (高)国語科教育講座

〔研修の概要〕

講   義 「読むこと」の授業を問い直す 
                    -いま求められている「読むこと」の授業とは- 
講   師 岡山大学 教授 宮本 浩治

演習・協議 生徒が主体的に古典を読み深めるための授業づくり
        ・言語活動の充実

  

〔受講者の感想〕

  • 古文の授業は現代語訳を中心に据えてしまいがちなので、今日の研修で学んだことを活かして、言語活動を取り入れた楽しい授業へ改善していきたいです。
  • 教員が説明する時間が長くなり、生徒が主体的に読む時間が不足していた気がします。問いを工夫して生徒に委ねる時間を設けたいと思いました。
  • 授業を作る際に、前提となる知識・技能はどのようなものか、何を学ばせたいのか、時間的に無理がないか等の話し合いを通して、授業づくりの観点の視野がひらけました。

会議・研修 7月17日(水) ⅢF1306 Google Workspace実践講座a

(研修の概要)

講義・演習 Google Workspaceの各アプリケーションの効果的な使い方
発   表 児童生徒によるGoogle Workspaceの授業での活用
       たつの市立龍野東中学校
        教頭 杉山 誠人先生
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携

 

 

(受講者の感想)
・知らないことがたくさんありました。新しくなったFigJam使うのが楽しみです。2学期でどう使ったらいいのか考えることもできてよかったです。様々な学校種の方と過ごせて刺激になりました。

・クラウドサービスを利用することで、生徒一人一人の意見を吸い上げることができるだけでなく、意見をクラス全員に情報を共有するができる。生徒が様々な意見に触れうことで、多角的な考えや視野に立って物事を判断することにつながると感じました。

7月16日(火)ⅢE1103 震災に学ぶ防災教育講座

(研修の概要)

講義・演習 地域の災害特性等を踏まえた防災教育

       ・ハザードマップから災害特性等を理解する

       ・児童生徒が身に付ける知識や技能について考える

演習    学校組織の実践力を高める避難訓練

       -地域、専門機関等との連携を通して-

                                                          佐用町立南光小学校 教諭 䕃山 康彦

演習    児童生徒が災害から自らの生命を守るため主体的に判断して実践する力の育成

       ・副読本等の効果的な活用

                三田市立つつじが丘小学校 教諭 杉森 美香

 

(受講者の感想)

・今日の研修でクロスロードを初めて体験しました。正解のない問題に「イエス」か「ノー」か答え、理由を説明することにより、主体的に考え、表現する力を養えるとともに、他者の意見を聴き自分の考えを振り返ったり、深めたりするきっかけになると感じたので、是非、学校に持ち帰って共有したいです。

・避難訓練をしたとしても、これまでは一時避難までの訓練だったので、その後の対応についても全職員で対応のシミュレーションが必要であると強く感じました。防災マニュアルの周知が進まずに困っていましたが、役割ごとの個別のマニュアル作りが大変参考になりました。

・防災学習はしているが各々の実践になってしまっているので、学校全体として系統立てて学習できるように年間指導計画を立てたいと思いました。また、教科学習と関連付けて防災学習をするという視点も、今までになかった視点なので学校全体で共有したいと思いました。