たつのこどもサイエンス広場~太陽熱のかがく~

天文班の2・3年生6名は、5月21日にたつのこどもサイエンス広場で行われた講座「太陽熱のかがく」にボランティアとして参加しました。

講師は、福壽喜寿郎先生と春木信韻先生です。

福壽先生と春木先生

アフリカ

 

 

 

 

 

 

福壽先生は、

・ハワイにあるすばる望遠鏡の鏡の製作

・ブラックホールの撮影の成功で有名になったALMA望遠鏡の製作

・ドーバー海峡トンネルの掘削

・重粒子加速器カミオカンデの製作

などに携わっておられます。

退職後、アフリカのマラウイの人々が水道がなく細菌で汚染された水を飲み、多くの子どもたちが病気にかかってなくなってしまうこともあると聞き、燃料のない場所で水を沸騰させ、殺菌する方法はないかと考え、太陽熱を利用した「ソーラークッカー」を開発されました。

お湯を沸かすだけでなく、150℃くらいまで温度を上げることができるように改良され、オーブンなどの調理器具としても活用できるそうです。

ソーラークッカー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講義のあと、ソーラークッカーを使って、焼き芋やゆで卵づくりを演示してくださいました。

最後に、ミニソーラークッカーのようなものを工作で作りました。

自然科学部天文班のメンバーが小学1~6年生の参加者の工作をサポートし、みんな笑顔で作成できました。

工作

参加メンバー

 

 

 

 

 

 

研究者のお話を聞く機会が多い附属中生ですが、その研究を支えている技術者であった福壽先生のお話は、今ま

でとは違った視点で多くの発見がありました。