変革の時代にできること
会員の皆様には、日頃より本校PTA活動にご理解とご協力をいただき誠にありごとうございます。本年度PTA会長を務めさせていただきます深澤と申します。一年間どうぞよろしくお願いいたします。
近年、PTAのあり方が問われています。これまでPTAに加入するのは当然のことと思われていましたが、役員に選出されることを敬遠するなど成り手不足と合わせ、全国的に加入が任意であることが取り沙汰され、本校PTAにおいても、本年度から加入の意思を確認することとしました。
保護者の皆様には、それぞれのお考えがあり、加入は決して強制できるものではありませんが、加入率が下がることで、PTA活動の公平性が、保てなくなる可能性があります。
PTA活動は、学校だけでは実現困難なことを、保護者と教職員が協力することで実現可能にするものだと思います。すべての子どもたちのために、保護者全員の理解が得られるよう、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
ところで、今年度、兵庫県は『HYOGOグローバルリーダー育成プロジェクト』の取組の一つ「ひょうごリーダーハイスクール」に県内の高等学校十一校を選定しており、その中に本校も含まれています。
この取組は、「高等学校探究活動の充実」を目指し、社会の課題発見・解決に取り組み、最先端の学びによりグローバルに活躍できる人材育成を目指すというものです。学校の新たな取組に感謝します。
これから子どもたちは、大きな変革の時代を生き抜かなければなりません。子どもたちのために学校ができること、保護者ができること、それぞれの役割を認識し協力することで、本校PTAの目的『学校、家庭及び地域社会の連携のもとに、生徒の健全な育成を図るとともに会員自らの学習と実践を通じて、豊かな社会の実現に努める』が達成できるのではないでしょうか。皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
兵庫県立大学附属高等学校
PTA会長 深澤 寿彦