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令和4年度からのブログ
小学部6年 性教育講義
小学部では、講師の千住真理子先生より教職員に対して性教育のご指導をいただきました。
講義の内容を紹介いたします。
性教育のねらいとして、「自分のからだに誰がふれるか、自分に決める権利がある(からだの権利)」「自己肯定感を育てる」などがあげられます。からだ、こころ、持ち物全てが自身のものであり、とても大事なものであるということを、関わる側が人権意識としてもっておくことが大切です。
性器タッチやセルフプレジャーなどが学校生活の中で見られた場合は、「だめ」ではなく、行って良い行動を提示しましょう。「だめ」は人格を否定する言葉で、「だめ」という言葉だけが頭に残り、自己肯定感を下げてしまいます。
また、「はい」と「いや」をはっきりと言えるようにしてあげてください。周りの大人が決めていると、自信がなく、自己肯定感の低い子どもになります。「いや」と言っていいんだよ、と認めていくことが大切です。「あなたが“いや”と思ったり、“何か変”と思ったら、『いや』と言って『逃げる』。そして相談してね。」と日常的に伝えてください。相談があれば、「よく話してくれたね」と受け止めてください。
この他にも「誰が自分のからだに触れるか、自分が決める」ために、学校で取り組めるゲームを紹介していただいたり、学校でできる発達段階に合わせたタッチングや触れ合いについても教えていただいたりしました。
子どもたちのより良い学びにつながる指導や支援について、大変貴重なお話をいただきました。
学習発表会
12月6日(土)に学習発表会が開催されます。
今年は、舞台(小4・5・6、中2・3、高2・3・分教室)と動画(小1・2・3、中1、高1)での発表となります。
児童生徒の練習の成果をぜひご覧ください!
【スローガン】
【ポスター】
中学部 秋の学部歩行
11月5日(水)中学部全員で、徒歩組とバス組に分かれて昆陽池公園まで行きました。学部歩行は年5回行っていますが、お弁当を持って出かけるのは、秋の学部歩行だけです。1か月前から楽しみにしている生徒もいました。ちょうど涼しくなり、歩きやすい天気の中、前を歩いている友だちから離れすぎないように、信号や自転車・車などの往来を意識しながら公園まで往復しました。お弁当を食べた後は、どんぐり拾いやクラスでの散策、友だちと遊んだりと思い思いに楽しく過ごすことができました。
高等部2年 宿泊学習
高等部2年生は11月13日(木)~14日(金)まで宿泊学習で「神戸しあわせの村」に行きました。2日ともお天気に恵まれ、予定通りの活動を楽しむことができました。1日目は体育館でのボッチャをクラス対抗で行いました。1点を争う白熱した展開で、クラスで喜ぶ姿が見られました。宿泊部屋に入室した後、研修館ホールでクラスごとの出し物をしました。ダンス、クイズ、マジックショーなど準備してきたことを披露し合いました。2日目はクラスごとの活動で、芝生広場でバドミントンや、しっぽとりゲームをしました。クラスを越えて一緒に活動することで、はじける笑顔が見られました。今回の宿泊学習でお互いをさらに知り、友だちとのつながりを強めることができました。
小学部1年 音楽療法
小学部1年生は、音楽療法の松﨑聡子先生に来ていただきました。
「とべとべシンバル」の曲に合わせてシンバルを一人一人鳴らしたり、みんなで輪になってダンスをしたりしました。全3回の音楽療法でしたが、回数を重ねるごとにスティックをシンバルの方に向けて鳴らしたいことをアピールする児童やダンスの音楽が流れ始めると腰を左右に振って笑顔で踊っている児童が増えました。また、初めて見る楽器もあり、興味津々な児童がたくさんいました。普段経験できないような時間を過ごすことができました。
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