千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

2年連続での快挙!

 今年もやりました!兵庫県警本部主催の自転車交通事故プログラム「自転車無事故無違反チャレンジ2022」に応募した県下97校の中から、たった4校しかいただけない「本部長賞」という名誉ある賞をいただくことになりました。この本部長表彰は、自転車通学生の無事故無違反に加え、交通安全テストで全体平均(82.2%)を上回った学校にしか与えられませんが、本校は2年連続での受賞となります。一昨年も自転車の無事故無違反で交通部長表彰をいただきましたので、この事業が始まって以来3年連続での受賞となります。

 本日、兵庫県警本部交通部交通企画課調査官の西藤勉様、同自転車対策係長の後出真一様、宍粟警察署交通課長の中島誠様にご来校いただき、瀧本健介くん(1年・千種中出身)と赤染悠斗くん(1年・千種中出身)が本校生を代表して賞状を受け取りました。警察の制服に身をつつんだ3名の方々に加え、校長、教頭、各種メディアの方々に囲まれて、ただでさえ緊張している生徒ですが、受賞の瞬間を何度も写真に撮られ、まるでスターのようにフラッシュを浴びて、いったいどんな気持ちだったでしょうね。瀧本くん、赤染くん、ごめんなさいね。

 この事業は、自転車事故を起こす年齢層の中でとりわけ高校生の世代が突出して多い現状を受けて、一昨年から兵庫県警が事故防止の啓発活動の一環として実施されていますが、「来年以降も是非とも無事故無違反を継続させてください!」と西藤調査官よりお言葉をいただくと、瀧本くんは「音楽を聴きながらなど、ながら運転がないよう気をつけていきます!」と答えていました。

 賞状を届けるため、学校まで足を運んでくださった西藤様、後出様、中島様、本日は誠にありがとうございました。この表彰を励みに、交通安全への意識をさらに高められるよう取り組んでいきたいと思います。

 

猛吹雪の中のスキー検定【アクティブ類型】

 今朝の千種町は約10cmの積雪があり、再び雪景色が広がりましたね。冷たい北風も吹いて日中も2℃までしか気温が上がらず、長時間校舎の外にいるのが耐え難かったです。今日は、職員研修会のため姫路から講師の先生にご来校いただきましたが、千種町の雪景色や横殴りで雪が降る様子に驚かれていました。それでも、道の駅ちくさでは、小さなふきのとうが販売されていたり、温暖な地域では梅の花の便りが聞かれるようになってきました。この寒さを乗り切れば、あと少しで春が来るとポジティブに捉え、乗り切りたいと思います。

 さて本日、1,2年生(アクティブ類型)はちくさ高原スキー場にて、終日スキー検定が行われました。風が非常に強く吹雪の中のスキー検定となりましたが、生徒たちは寒さに負けず技術レベルに応じて検定を受けていきます。昨年、平田倭生くん(3年・千種中出身)が1級に合格する快挙を成し遂げ、見事に全国インターハイ出場に結びつけましたが、今年も森諒太郎くん(2年・一宮北中出身)が1級に合格し、素晴らしい技術を披露してくれました。また、惜しくも1級合格に一歩届きませんでしたが、三木翔太くん(2年・安富中出身)も高いレベルのスキーを披露し、来年は二人揃ってのインターハイ出場を狙えるのでは?と期待してしまいました。1年生では、八木隆臥くん(一宮南中出身)が2級に合格、3級は受検生全員が合格するなど練習の成果を発揮してくれました。

 生徒の皆さん、寒い中お疲れ様でした。疲れているかと思いますが、明日から進級のかかった学年末考査がスタートしますので、気持ちを切り替えて勉強も頑張ってください!

連携型入学者選抜 合格発表!

 本日14時、先週行われた連携型入学者選抜の合格者発表が行われました。昨年度は忘れもしません…、合格者発表当日に30cmほどの積雪があり、雪が舞う中での極寒の発表でした。しかし、今年度は風は冷たいものの青空が広がる中での合格者発表となりました。受検生が生徒玄関前に到着すると、行儀よく受検番号順に一列に整列…、受検票を片手に発表の瞬間を待ちます。そして、14時ちょうどに合格者の受検番号が掲示されると「やったぁ!」、「良かった~っ!」と例年にない大きなリアクションがあり、みんなで拍手し合う場面が見られました。昨年までの学年は、誰一人「ワ~、キャー」言う生徒がいなかったので、とても微笑ましく嬉しかったです。

 私がカメラを向けていることに気づくと「教頭先生、もう一度撮られますか!?」と歓喜の瞬間を撮り直させてくれました。完全にブログを意識している受検生…、やられましたよ。その後、一人ひとり合格証や課題等を手渡されると、「ありがとうございます!」と深々とお辞儀する姿に「なんと礼儀正しい生徒たちだ!」と感動しました。最後に一列に整列し直し「受検でお世話になり、ありがとうございました!」と全員で一礼…、微笑ましい光景に周囲の先生方から温かい拍手が送られました。

 合格、おめでとうございます!残された中学校生活を大切に過ごしつつ、高校生となる自覚と希望をもって本校に入学してください。皆さんの入学を心待ちにしています。

 

一年間の成果を発表!【49回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)とかなり冷え込みましたが、日中は太陽の日差しを感じる千種町にしては暖かな一日となりました。グラウンドの雪もようやく溶けて、夕方の日没時間も遅くなって、なんとなく春の訪れを予感させるようになってきましたね。来週からは、学年末考査が始まり28日(火)には卒業証書授与式が行われます。そうすれば、あっという間に2月が終了し3月に突入…、ほんとに年度末ははやいです。

 さて本日、6月以降5日間に渡って実施してきた、2年生の就業体験の発表会が行われました。今年は2学年の先生方のご尽力と各事業所のご協力により、16もの事業所での就業体験が実現したのですが、生徒たちの体験を通じて得た学びや気づきがたくさん聞かれる素晴らしい発表会となりました。何が素晴らしいって、入学当時は、引っ込み思案な生徒が多く大人しい印象だった生徒たちが、聴衆を前に自分の考えを述べられている点です。「えっ、この生徒がこんな声を張って表現している…成長したなぁ…」と驚きました。また、発表の内容から「働く」という視点で実習に取り組めていることが伝わり、ホントに嬉しかったです。多くの生徒が、「挨拶や返事の大切さ」、「相手との会話やコミュニケーション力の必要性」、「言葉遣いやお客様への気遣いの大切さ」、「臨機応変に周りを見て動く力の重要性」、「色んな人に支えられている(感謝)」、と様々な体験を通した気づきを述べてくれました。一方で、働くことの現実を知り、「大変さ」、「辛かった」と正直な感想を述べる生徒もありました。そして、「働く」という事への意識の変化が見られ、この体験を通して「単なるお金儲けだけではない大切なもの」を発見できたようです。

 2年生の皆さん、今日の発表会で就業体験は終了となりましたが、この体験から得た学びを今後の学校生活や実社会で活かしてこそ本物の学びになります。自分探しと自分磨きの高校生活を継続させ、今後の進路に繋げてください。最後になりましたが、生徒の発表を見に来てくださった各事業所の皆さま、本当にありがとうございました。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

新聞に掲載されました!【QKGO】

 今朝の神戸新聞に、過日ライブリーちくさにて開催された「QuizKnock(クイズノック)」で、クイズ王として活躍するクイズプレーヤー伊沢拓司さんが講演、クイズ出題される様子が掲載されました。3年生にとっては自由登校前の最後の登校日でしたが、生涯忘れることのない素敵な思い出になったことと思います。改めて、応募のきっかけを作ってくれた日平さん、そしてお忙しい中東京からご来校いただいた伊沢さんに感謝、感謝です。

「しばらくブログを休みます」と言いながら、話題に事欠かない千種高校はなかなか休ませてくれません…

 

和太鼓で繋がる最高の舞台へ【カルチャー部】

 本日、山崎文化会館にて3年ぶりに「和太鼓と篠笛のつどい」が開催され、本校カルチャー部が初めて参加させていただきました。年明けから私も多忙を極めていましたが、カルチャー部の生徒たちが山田清輝先生ご指導のもと、壁にぶつかりながらもこの日のために頑張っている様子は聞いていましたので、「一目見たい!」と思い足を運びました。

 本校生はオープニングでいきなり、社会人和太鼓グループ(宍粟和太鼓アーツ倶楽部)の「倭音」さんと「彈紅」さんとのコラボ出演で登場…息の合った音色で、聴衆を引きつけました。その後も、本校生単独での演奏や再び「彈紅」さん「倭音」さんとのコラボ出演が行われたりと、約2時間聴衆を飽きさせない感動的なステージが続きます。最後は、出演者全員がステージに勢ぞろいしてのエンディング…、本校生も緊張が少しほぐれ、時折笑顔が見られるようになっていきました。普段の学校生活とはまた違い、生徒一人一人がステージ上でキラキラと輝き本当にカッコよかったです。音楽や芸能などエンターテイメントなんて無縁で陸上バカの私ですが、率直な感想として「こんな素敵なイベントがあるのか!?」、「嫁さん、子どもにも聴かせたかった!」、「無料だなんて…」、「たくさんの感動と元気をもらい、ありがとう!」と出演者の皆さんにお伝えしたい気持ちです。

 カルチャー部は地域密着の活動が多く、他の部活動と違って全国大会とかはありません。しかし、今回のイベントのように和太鼓を通じて同じ目標に向かって社会人団体と繋がり、多くの人に感動や元気を届けることができる素晴らしい部だと再認識しました。ステージを終えて、一緒に練習してきた皆さんと互いに感謝の言葉を交わした生徒たち…、中には感動して涙する生徒の姿が見られました。辛く苦しい練習を乗り越えた人だけが味わえる、達成感と大きな感動が込み上げてきたのでしょうね。本当にお疲れ様でした。この日に向けて、熱心にご指導いただいた山田先生、顧問の村上先生、北口先生、サポートしてくださった溝田先生に心から感謝いたします。ありがとうございました!                                            ※ステージは撮影禁止のため、本番の写真はありません。明日以降、入試業務に専念するためしばらくブログはお休みします。

 

平田くん、117位の大健闘!!【スキー部】

 全国高校総体スキー大会の大会最終日、いよいよ本校の平田倭生くん(3年・千種中出身)がスラローム男子の部に出場しました。177名エントリーがあり、ゼッケンNO.177番…、つまり最終滑走者でしたが、40名以上の選手がコースアウトする中しっかり2本とも滑りきり、全体の117位で競技を終えました。本人は、どんな表情なのか、どんな気持ちなのか伺えませんが、全国の強豪が集う初の舞台で大健闘だと私は思います。本当に、よく頑張りました!

 お疲れさん。公式練習期間も含め12日間もの長期遠征の疲れはあると思いますが、今日はゆっくり休んで胸を張って千種に帰って来てください。引率の筏先生も、お疲れ様でした。

いよいよ出番!【カルチャー部】

 冬は寒い、暗い、そして目標となる試合がない…という部活動が多く、モチベーションの維持が難しい時期ですが、3学期に入って、連日ハードな練習を繰り返し週末も休みなく練習に取り組む部活動があります。この週末、(2月12日(日)に山崎文化会館で行われる「和太鼓と篠笛のつどい」に初参戦するカルチャー部です。

 11月に園小中高合同ふれあい文化祭で一緒に演奏させていただいた宍粟和太鼓アーツ倶楽部の皆さんとのご縁で、さらに本格的な和太鼓イベントに出演することになったのです。全4曲を演奏しますが、3曲は合同演奏で4曲目だけ本校単独の演奏になります。1曲だけでも大変なのに、演技力の高い他の団体の方々と一緒に演奏するのは、豊富な練習量が求められます。生徒たちは、本日学校での仕上げ練習に打ち込んでおり、力のこもった和太鼓の音色が校内に響きわたっていました。本番さながらの真剣な眼差し、躍動感ある動き、迫力満点の音色は本当に素晴らしく、カッコよかったです。いよいよ本番!カルチャー部の皆さんにも熱いエールを送ります。

いよいよ出番!【スキー部】

 2月3日(金)から全国高校総体スキー大会のため、山形県最上町入りしている平田倭生くん(3年・千種中出身)ですが、公式練習を終えいよいよ明日9時に競技が行われます。最終日での出番に、ずい分待ちくたびれた感があるかもと心配していましたが、この間も毎日練習を繰り返し充実した日々を過ごしているようです。

 本日、現地の筏先生から練習している写真が送られてきましたので紹介します。低い気温と硬く急な斜面で、かなりハードなコンディションだそうですが、随分上手くなっているそうです。結果を気にせず、「100%自分の力を出し切る」ことに集中してほしいです。頑張れ、倭生!千種の星となれ!

驚異の合格率を達成!【49回生・ベーシック類型】

 先日の新聞紙上で発表されたとおり、来週行われる連携型入学者選抜で千種中学校から13名の出願がありました。多くの生徒が本校を希望してくれることを本当に嬉しく感じています。ありがとうございます!宍粟市全域(一部生徒は、姫路市、佐用郡あり)から本校生は通学していますが、やはり「地元の生徒たちが行きたい!」と思ってもらえる学校でなければなりません。今後も「遠くに行かなくても千種でいいじゃないか!?」いや「千種がいい!!」と思っていただける学校を目指していきたいです。

 さて、本日嬉しいニュースが飛び込んできました。1月22日(日)に2年生(ベーシック類型)の生徒たち全員が簿記実務検定3級を受検したのですが、なんと90%の生徒が合格したと聞いたのです。一昨年が72%、昨年は62%の合格率で決して簡単な検定ではありませんが、とんでもない合格率に私は胸が熱くなりました。その要因として、和田山高校の商業科教員である水澤先生のご指導をはじめ、授業担当の大田先生、筏先生、溝田先生の献身的なサポートは言うまでもありません。しかし、どの先生方も口を揃えて、生徒たちの「諦めない姿勢」「食い下がる気持ち」がこの快挙を生んだとお話されていました。確かに、検定前は毎日のように放課後に補習に参加しており、意識の高さを感じていました。本当に素晴らしいことだと思います。あわせて、今回の成果に「遠隔授業でもここまで出来る!」という証明となった事を私は嬉しく思います。

 今日も簿記の遠隔授業が行われていましたが、誰一人として私語なく電卓を叩く音だけが鳴り響く教室で、真剣に演習問題に向き合う生徒たちの姿がありました。あまりに真剣すぎて声はかけられませんでしたが、全員に「よう頑張ったな、おめでとう!」と伝えたい気持ちです。