千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

入部率は首位打者級【硬式野球部】

 本校は全校生徒111名(男子65名、女子46名)と小さな学校ですが、部活動は非常に活発です。その中でも、硬式野球部は25名(選手22名とマネージャー3名)を有し、本校の看板部活動の1つです。男子の硬式野球部の入部率は、3割3分8厘、本校男子生徒の実に3人に1人は硬式野球部員ということになります。人数だけではありません。昨年の秋季西播地区ブロック大会で優勝するなど、実力も兼ね備えているのです。
 昨日はその硬式野球部の練習を見学しました。グランドに足を踏み入れると、全部員が私を見て脱帽・直立して「こんにちはーっ!!」…「そうゆうの慣れてないから勘弁してよ」と思いつつ恐るおそるベンチに向かいました。この日は、実戦形式のシートバッティングでしたが、すごい臨場感!!!白球を追って真剣に野球に向き合う生徒の姿に吸い込まれました。
 硬式野球部は、7月18日(土)から始まる夏季大会(代替大会)に向けて練習を再開したばかりです。十分な練習期間はありませんが、3年生にとっては最後となる大舞台で悔いのない戦いをしてほしいと願っています。頑張れ、千高球児!!陰ながら応援しています。

  
  
  
  

強く美しく…輝くアジサイ

 6月15日からの通常登校も2週目に入っています。生徒たちも学校中心の生活リズムが取り戻せつつあるのではないでしょうか?梅雨の中休みが続いており今日も爽やかな晴天でしたが、寒暖差が激しいこの時期は体調を崩しやすいです。しっかりと食事や睡眠をとり、体調管理に努めてください。
 さて、現在、本館とグランドとの間に色とりどりのアジサイの花が咲き誇っており、私たちの心を癒してくれています。様々な色、形をした品種の異なるアジサイ、しかも株の大きさも大小さまざまです。校務員さんのお話しでは、元々は平成20年度の卒業記念樹として20本のアジサイの苗木が植えられたのがスタートだったそうです。その後、校務員さんの手により挿し木で株が増えたり、本館の耐震工事により移植が繰り返され現在の形になりました。なるほど、そう言うことか......千種の厳しい自然環境の中で試練を耐え抜いたアジサイの花が朝陽を浴びてひときわ輝いていました。

  
  

感謝の贈呈式【48回生】

 アクティブ類型のゴルフ授業にあたり、千草カントリークラブ(以下、千草C.C)様からはゴルフ場の使用やロストボールの提供など様々なご支援をいただき、本校生徒は自己負担なく楽しいゴルフレッスンを受けています。しかも、指導いただく講師の先生はプロゴルファー。こんな恵まれた環境でゴルフが学べる学校は全国でも本校だけではないでしょうか。
 そんな中、本日、アクティブ(1学年ゴルフ)の授業に先立ち、千草C.Cにてゴルフ用シューズとグローブの「贈呈式」が行われました。なんと、宍粟市ゴルフ協会様よりゴルフシューズとグローブを生徒全員に提供いただいたのです。同協会の土居正栄会長様より、「この授業を通じてゴルフを好きになって下さい」と励ましの言葉をいただき、一人一人に贈呈していただきました。
 本校は、地域の方々に支えられて教育活動が成り立っている授業が多いですが、アクティブはその最たるものです。生徒はもちろんですが、私たち教員も感謝の心を忘れず、今後も頑張っていかなければならないと強く感じました。宍粟市ゴルフ協会の皆様、本当にありがとうございました。

 
 
 

スクスク育ってます!【48回生】

 6月3日(水)に田植えを行ってから約3週間、1学年の生徒たちは当番制で毎日水田の水管理をしています。田植え直後は、雑草防除と寒さから苗を守るためやや深水に、その後は分げつを促進させるためやや水を減らし一定量を維持することがポイントです。簡単そうな作業ですが、天候にも大きく左右されるため水位の調整はなかなか難しいのです。
 今日の当番は女子の二人でした。週末の好天により水が激減しており、早朝より水路から水を引き、昼休みでは水の入り具合を確認していました。水田の水量を見ながら的確に判断し調整できていました。臨時休業が続き、今年は田植え時期が少し遅くなりましたが、千種のきれいな水、空気、寒暖差の大きな気候に加え、生徒たちの愛情をたっぷり受けて、水稲たちはスクスク育っています。

  
  

たかが掃除 されど掃除【全学年】

 本校では、放課後の15分間に「掃除」の時間が設けられ、生徒・職員が一斉に校内の清掃にかかります。また同時に職員は、コロナ対策として、各分担箇所で特に多くの人が接触しやすい場所(スイッチ、ドアノブ、手すり、窓のサッシ、蛇口等)の消毒にあたっています。
 清掃の様子を観察していて感心するのは、何を言われなくとも自分の与えられた場所を一生懸命に全員が取り組んでいることです。当たり前のことですが、掃除を頑張ったからといって成績が上がる訳でもなく、表彰される訳でもありません。汚い所に触れることは誰もが敬遠したくなるものです。しかし、そうした地道な取り組みを手を抜かず頑張れる生徒たちは、本校の誇りであり、何よりも賞賛したい所です。
 今日も生徒たちは、ひたむきに掃除に取り組んでいました。たかが掃除…しかし、その姿勢でその人の人間性が大きく表れるのです。