ブログ

防災学習(80回生)

12月19日(金)に学年で防災について学ぶ時間を設けました。

各クラス5グループに分かれて、避難所運営の疑似体験をする「HUG」という、静岡県が開発したゲームをおこないました。次々とやってくる避難者、それぞれに様々な事情を抱えています。また余震がおこったり、物資が到着しても限りがあったり、、、。刻一刻と状況が変わっていく中で最善を相談して決めていく。どのグループも真剣に取り組んでいました。生徒の感想には「災害時は自分のことで精一杯な中で周囲の状況を判断しないといけないのはとても難しいと感じた」「すべての避難者がなるべく快適に過ごせるようにするためにはどうしたら良いか考えることができた」など、多くの気づきがあったようです。

22日(月)には防災講話が行われ、地域の皆さんも参加してくださいました。阪神淡路大震災を経験していない世代が増えるなかで、いつかやってくる次の災害に備えて様々なことを学び、考えることができました。講師の先生が最後におっしゃっていた「防災学習はどう死んだのかを話すことが多いけれど、大切なことは、最後にハッピーエンド(生き残る)を迎えること。そのために学ぶのだよ」という言葉がとても印象に残りました。

この機会にご家庭でもぜひ話し合ってみてください。