3年生(74回生)

74回生1年 百人一首クラス大会&学年大会

1月14日(火)7限「総合的な探究の時間」に、百人一首大会(競技かるた)を各クラスでおこないました。

中学生の時から得意だったという人はもちろん、冬休みの課題で百人一首を頑張って覚えた人も、上の句の一文字目、二文字目が詠まれた瞬間に札を取ることができていました。中には、下の句が全部詠まれた後も必死に札を探しあっているグループもありましたが、全体的に札を取るスピードが速く、大いに盛り上がりました。


クラス内の大会では、取った札の枚数に応じて、クラス内での順位を決めました。今度は、その順位ごとに分かれてグループを作り、学年全体での大会をおこないます。

そして、1月23日(木)7限「LHR」にその時を迎えました。


同じグループにいる人は、各クラス内での大会で同じ順位だった人達という状況の中、詠み手から詠まれる歌の一音一音と輪の中に並べられた札の一語一語に神経を集中させ、札を取り合いました。お目当ての札が取れて大喜びする人、あともう少しのところで先を越されて悔しがる人、様々な反応が見られて、クラス大会以上に盛り上がりました。



ALTのBetsy先生からは、「田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」と「淡路島通ふ千鳥の鳴く声に幾夜寝覚めぬ須磨の関守」の2首を、英語で詠んでもらいました。キーワードに反応して素早く取れている人もいました。読み終えた後、Betsy先生に対して自然と温かい拍手が起こったのが印象的でした。


日本の伝統的な文化に触れながら、クラスや学年全体が交流する良い機会になりました。