山岳部

【山岳部】金剛山・大和葛城山へ

 ↑ 夕暮れの大和葛城山山頂と、大阪平野。陽も明石海峡の向こうに落ち、闇が広がり、街の明かりがともりつつある。泉州、河内、摂津の広がりの向こうに大阪湾をはさんで淡路島、六甲山、そして神戸の灯も見える。

 

 令和8年9月19日(土)~20日(日)大阪府と奈良県とにまたがる金剛山(1,125m)と大和葛城山(959m)に行ってきました。今回の山行は、夏合宿に参加できなかったメンバーと、有志のメンバーで山を選んだ”夏分散”という形で、新人大会に向けたテント泊も含めた総合トレーニングでした。

 

 1日目、神戸から阪神、南海、バスを乗りつぎ、千早本道から登山開始。楠木正成の築いた千早城址をたどります。当時攻め寄せた幕府軍は大変だったろうな~という急登ですが、立派なブナの大木や、美しいシュウカイドウなど秋の花が癒してくれます。

 登山者でにぎわう金剛山を過ぎ、奈良~大阪~和歌山をつなぐダイヤモンドトレイルに入ると、静かな山旅に。台風はいったいどこへ…?晴れて気温が上がる中、大和葛城山へ向けて階段地獄を登り返すと、奈良盆地の展望が、頑張ったメンバーの前に広がります。

 

 大和葛城山山頂付近でテント泊。夜は台風の影響か、風も出てきて、テントや山頂周辺は濃いガスにつつまれてしまいました。見事な大阪の夜景も一瞬で闇の中へ。

 2日目はダイヤモンドトレイルを北上します。天然林や、ヒノキの植林の中、よく手入れされた登山道をたどります。多くの人に愛されている山だと感じました。

 

 メンバーの体調も鑑み、途中でエスケープ。下山した先の當麻寺から、登れなかった二上山をのぞみます。天平時代の人々も同じ道を歩み、同じ二上山を見たのでしょうか。

 夏山とは、標高も登山道の様子も植生も違う山でした。ただ、幕営装備も食料もすべて担いで行動したのが初めてのメンバーも多く、途中下山とはなりましたが、それも含めて得られた経験値は大きいでしょう。

 新人大会もがんばりましょう。