山高ブログ <トピックス>

2022年7月の記事一覧

性教育講演会

7月8日に2年生を対象に、齊藤眞智子先生をお招きし、性教育講演会を実施しました。

齊藤先生は助産師として姫路市で助産院を開業されておられます。

助産師として勤務された豊富な経験から、小・中・高校と様々な分野で性教育活動を行われています。本校での講演も19年目となります。

『大切な心と命、高校生の生と性』という演題でデートDV、LGBTQ、妊娠等について話をしてくださいました。

生徒の感想より

気になっていてもなかなか大人の人に聞きにくいことや保健の授業では習わないような性のことについて学べたのでよかったです。

思春期中の男の子と女の子とでは性に対する意識の違いを知り、こんなにも違うのかと思いました。

その時の感情に任せるのではなく、これからパートナーとの関係や自分の将来を考えて行動していきたいと思いました。等の感想がありました。

 

生き方を考える講演会

7月12日に1年生を対象に、前田良さんをお招きし、生き方を考える講演会を実施しました。

前田さんは宍粟市に「女性」として生まれた方で、幼少期より自身の性に違和感を持ち、20歳の時に「性同一性障害」(心の性と体の性の不一致)と診断されました。

その後、性別を「男性」に戻して結婚され、AID(非配偶者間人工授精)により、2児を授かるも、血縁関係がないことで、親子関係が認められず、東京家裁に「戸籍訂正許可申立」を却下され、高裁への控訴も棄却されました。しかし、最高裁にて、逆転勝訴の判決を得て、親子関係が認められ、現在は各地で講演活動をされている方です。

講演の中では、前田さん自身のこれまでの人生体験や、自分とは異なる価値観の人と出会ったときにその人の価値観を尊重すること、自分の価値観を押し付けないことなどを話されていました。生徒からは自分自身のことを否定せずに生きたい、目の前の人を見た目で決めつけず、価値観を押し付けることなく、一人の人として尊重したいという感想がありました。

 

教育類型研究レポート発表会を行いました

7月8日(金)に教育類型3年生による研究レポート発表会を行いました。

全学年の教育類型の生徒が集合し、3年生が3年間の活動内容のまとめと様々な活動の中で感じたこと、考えたことを発表し、1、2年生は真剣な表情で3年生の発表を聞いていました。

今週から3年生は近隣の中学校を訪問し、3年間の学習内容を中学生を対象に発表します。発表の機会を設けていただいた各学校に感謝しながら、よりよい発表を期待しています。