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2025年8月の記事一覧

GS科 学校設定科目「GSⅠ」~データの解析法~

7月15日(火)
 GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」で、データの解析法の授業を行いました。講師にお招きしたのは奈良女子大学 准教授 京極大助 先生です。GS科1年生は、2学期に研究のリサーチプランを作成し、2年生から始まる課題研究のテーマを3学期に決定します。どのような目的でデータを収集するのか、またデータに基づいて論じるためには統計学が不可欠なことなど、様々な内容について学ぶことができました。
 多忙な中、本校に来ていただいた京極先生に感謝を申し上げます。

GS科41回生 1年生 【GSⅠ】生物学講座

7月15日(火)

学校設定科目「GSⅠ」の授業で、京都大学名誉教授の沼田英治先生をお招きし、生物学講座「クマゼミは雨の日に孵化する」を実施しました。
「どうしてクマゼミは雨の日に孵化するのか?」様々な実験結果から結論を導きました。
探究ってこう進めるのだということがよくわかる内容でした。
実際にクマゼミの卵がついた枝を何本も持ってきてくださり、顕微鏡で卵や孵化を観察しました。普段セミが木にとまって鳴いているのが日常ですが、卵が枝についているのや、孵化した直後などはほとんどの生徒が見たことがなく(気にも留めたことなく)、みんな興味深々でした。

 また、中学校の国語2の教科書の「クマゼミ増加の原因を探る」の執筆者であることが明かされた時は「あれか!」と驚きと共感で、過去と現在が線でつながった瞬間でした。
まさか、あの教材の執筆者とここでお出会いするとは!
探究心をそそる非常におもしろい講義、実習をありがとうございました。

GS科39回生 和蝋燭班 松本商店訪問2

7月10日(木)

GS科 3年生 和蝋燭班の4人が和蝋燭メーカーの松本商店(西宮市)さんを再度訪問し、試作に立ち合い、打合せを行いました。
和蝋燭班は松本商店さんからの依頼を受けて「芯切り不要な和蝋燭の開発」について研究し今回実験室での研究結果をもとに、生産機での試作を目の前で行って頂き、商品化に向けた課題について打合せました。
提案した和蝋燭をどのように製造するか、そして実際に製造したものだからこそ課題として明らかになることがあり、これらについて意見交換を行いました。
ものづくりの奥深さと面白さ、生産者、販売者の思いを感じる貴重な機会となりました。

日本の和文化に携わる方々の作品が全国から集まる「日本和文化グランプリ」に,今回試作して頂いた和蝋燭を出品し、1次予選を通過しました。いよいよ最終審査です。選ばれても、選ばれなくても、和蝋燭の販促に少しでもつながればと思うところです。