講演『 薬物乱用防止教室 』
10月22日(金)5・6限、『 薬物乱用防止教室 』の講演会を行いました。コロナ感染症予防対策により、5限は3年次生、6限は1・2年次生の2部構成で行いました。 | |
講師紹介 神戸 ダルクヴィレッジ代表 梅田 靖規 様 |
元々は講師の方自身も患者でしたが、現在代表を務めておられる同施設で薬物を断ち切られ、支援者側に回られました。以降、日本心理学認定心理士、精神保健福祉士の資格を取得され、薬物依存に関わる研究にも参加されています。現在は、薬物依存患者の方の回復や社会復帰を目指し、多方面で精力的に活躍されています。 |
講演内容 | |
〇 薬物依存症とは、薬物使用をやめたくても、自分の力でやめられなくなっている病気です。 | |
〇 薬物依存症になる人はどんな人? ⇒ 真面目・繊細・優しい いじめっ子・いじめられっ子 家族の会話がないなど 誰でも起こる病気 |
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〇 どんな薬物が依存症になるのか? ⇒ 薬局の薬・睡眠薬・病院処方薬なども薬物になる。 情報がありふれているので、色々な薬物を簡単に手に入れることができる。どんどん新しい合法の薬物も増えている。 |
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〇 薬物を使用するとどうなるのか、どうなっていくのか。 ⇒ ご自分の体験から薬を使用すると、心が壊れてしまう、何も感じなくなると話され、心から幸せを感じたり、よくやった!という満足感を経験できなくなると言われました。 |
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〇 薬物依存症は、回復できる病気ですが、非常に難しい病気。ほとんどの人は助からない病気。 | |
〇 フィリピンの薬物事情 | |
〇 薬物依存症にならないために ⇒ 薬物依存から救ってくれたのは、施設の人たちからの寄せ書きでした。心を通わせることのできる人と人の交流は薬物依存にならないためにもとても大切。 |
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生徒謝辞 |
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貴重なお話をきかせてくださってありがとうございました。もし、大切な人が依存症になってしまったら、孤独にならないように助けたり、ダルクに相談しようと思います。 |
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