人権教育講演会


 12月12日(木)、人権教育講演会を行いました。
 兵庫県人権啓発協会、研修講師の高田光裕先生をお迎えし、演題 『これからの自分をどう生きるか 』 を講演していただきました。
 
【 講演内容 】
〇 権利の熱気球
10個の権利の中で、1つ捨てなければならないとしたら、どれを選びますか
  どの権利を守りたいかは人それぞれである。自分が大切にしているものと相手が大切にしているものは違う。その違いを認めることは大切。
次に降る雨はいつ降った?』 
 雨は早ければ 2 日で循環し降ることもあれば、一番長くて70年かかって雨になる。早ければ良いものではない。早くできる、遅くできることで判断するのではなく、その違いを大切にすることが大事。
鳴かぬなら それもまたよし ほととぎす 』 松下幸之助氏 
 ほととぎすは必ず鳴くことを前提にするのではなく、そうではないほととぎすもある。
 一人ひとりの個性をきちんと見ていきましょうという考え方。
 
〇 人と動物の違い 
  人は未熟な状態で生まれてくる。大人になるまでの約20年間に、様々なことを学び、成長する。失敗もムダではなく、必要なものである。
 
〇 2 つの知性
  トップダウンの知性 ボトムアップの知性
  ボトムアップの知性とは、肌感覚で学んだもの。咄嗟のときに出る行動や考え方。
 例えば、後だしじゃんけん。勝つことは簡単だけれど、負けることは難しい。
 
〇 誰もが誰かを支えている 
 
〇 これからの自分を考えよう
  人は四苦八苦して生きていく。『 四苦 』 の「四」とは 『 生老病死 』。「苦」とは 思い通りに
 ならないこと。
 思いどおりにならないときに、自分がどう向き合っていくかということが大事。
 過去は変えられないけれど、未来は変えることはできる。
 
 生徒たちは、講演を通して様々な考え方を学び、『 これからの自分をどう生きるか 』 真剣に考えてくれると思います。