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避難所運営ゲーム「チャレンジ!」

 3月17日(水)3・4限、1年次対象の防災教育を行いました。

 明石工業高等専門学校の同好会「D-PRO135°」の開発したオリジナルのゲーム『チャレンジ!』で、避難所運営を模擬体験しました。

今回は、コロナ禍を想定して、Web会議システムのZoomを使って、本校会議室、HR教室、学外の防災専門の講師(防災リテラシー研究所)の3か所をオンラインで結び、ゲームを実施しました。

 明石工業高等専門学校からは、同好会の学生8名と講師2名に来ていただき、各クラスでアドバイスをしていただきました。

避難所運営ゲーム『チャレンジ!』

 ゲームは第1ステージ、第2ステージあります。

 学校で部活動中、南海トラフ巨大地震が発生しました。皆さんは、避難所を運営することになりました。

第1ステージ

1グループ6~7名のグループになり、4つのミッションを考えました。

1.皆さんで避難所を運営します。全員役割を決め、フセンで名札をつくってください。リーダーは必ずつくってください。
2.学校の部屋の使い方を考えてください。避難者が寝る場所は必ずつくってください。
3.避難してきた人の名簿をつくります。どのような項目が必要か考えてください。
4.避難所のルールをつくって壁にはります。どのようなルールが必要か考えてください。
* 各ミッションを考える時間は5分間。グループで相談し、フセンを模造紙に貼りました。生徒たちは、役割を決め話し合いました。

第2ステージ

避難所では、様々なハプニングが起こります。そのハプニングに対処できる避難所運営をしているかどうかを確認しました。

1.室内にペットの犬を連れ込んでいると苦情がありました。①ペットの居場所はつくっていますか?②ルールはつくっていますか?
2.食料や毛布などの支援物資が届きました。①保管場所はつくっていますか? ②物資に関するルールはつくっていますか?
3.トイレに水が流れません。我慢できない人がでてしまいました。①担当者はつくっていますか?②対策はできていますか?
*①、②の運営対策ができていれば、各+10点。また、その他「チャレンジ!」として、(例:ペットの名簿をつくっていました→+6点)プラス点がもらえました。「チャレンジ!」で積極的に発表するグループもありました。

 

第2ステージでは、オンラインで、防災リテラシー研究所の太田先生に話をしていただきました。

ハプニング1について

東日本大震災の時、ペットを避難所につれていけない人がたくさんいました。そのことから、ペットは避難するときに同行する方向になっています。ペットについては、嫌いな人、毛アレルギーの人もいます。避難所でのルールは必要です。ペットをケージに入れる(日頃から訓練)、ペットと飼い主が一緒にいられる部屋などを考えることが大切です。

ハプニング2について

食料や毛布などの支援物資を無駄にしてしまうことのないように考えます。保管場所、生もの管理、どのように配るのかというルールはとても大切です。また、重い物資を運ぶことは、お年寄りにとって大変です。若い人たちの協力が必要です。

ハプニング3について

災害で亡くなる方は、災害による直接の被害ではなく、避難後になくなる災害関連死の方も多いです。避難所生活で大切なことは、トイレ、寝る場所、食事です。トイレに関しては、配管が壊れていたらどうするか、どのように流すのかルールは必要です。トイレが使えない場合の対処方法として、ごみ袋での簡易トイレ、穴を掘りトイレにする、マンホールトイレ、災害用トイレとして備蓄している所もあります。

 避難所運営を行う上で大事なことを、丁寧にわかりやすく説明していただきました。生徒は、真剣に話を聴いていました。