校長室より

第47回入学式式辞(メッセージ抜粋)

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そこで、皆さんの入学にあたり、心に留めておいて欲しいことを三つ述べて、歓迎の言葉といたします。

一つ目は、熱中できることを何か一つ見つけてほしいということです。部活動、勉強、趣味、何でも構いません。損得勘定とは関係なく、打算的な思いからでなく、ひたむきになれるもの、夢中になれるものに出会ってほしいと思います。夢中になれるものが、日々を満たしてくれます。高校生活を充実したものにしてくれることでしょう。

二つ目は、夢、志を持ってほしいということです。夢中になれることが、全て夢に繋がるとは限りませんが、夢を持つと目標が見つかります。目標が見つかると努力します。努力すると充実感が得られます。充実感が得られると幸せになります。是非、幸せな高校生活を送ってほしいと思います。

そして三つ目は、友を大切にしてほしいということです。高校生活は三年間です。長い人生の中では短い期間ですが、悩み多き、多感な思春期の三年間はとても重要な時期です。その時期に共に悩んだり、喜び合ったりして過ごした友は一生の友となります。何十年経っても高校時代の関係に一瞬で戻り、何でも話せる友がいることは何よりの財産になります。素晴らしい友に出会え、誠実に付き合うことを願っております。

  (略)

校長 塙 守久