校長ブログ

2025年10月の記事一覧

県農水産部会の「地域資源活用に関する研究会」を2年農業科学科の授業で実施~インタープリテーションを活用した地域資源活用を研究~【10月6日】

10月6日(月)、兵庫県高等学校教育研究会農水産部会研究会の「地域資源活用に関する研究会」が本校で実施され、県内の農水産高校12校の先生方に参加頂きました。

インタープリテーションを活用した地域資源活用をテーマにして、農業科の担当の長尾先生が企画し、外部講師としてインタープリターの仲上美和先生が、2年1組農業科学科の授業で、「地域資源活用の実践と課題」(インタープリター)の授業をされ、来校した先生方は見学されました。

インタープリテーションは、見えるものを通して見えないものを伝えていく手法です。生徒たちは、今週末の11日(土)にグラミンカ佐用に宿泊される人を対象に、本校でブドウ狩り体験をする時に話すことを、5班に分かれてプレゼンテーションをしました。

研究協議・情報交換でも、本校の「地域資源活用」に関する成果と課題について共有し、佐用町の地域資源である「佐用もち大豆」や「ヒマワリ」についてグループでまとめて、発表頂きました。素晴らしい研究会になりました。最後に、県教育委員会高校教育課の前田班長から指導助言を受けました。皆様、お疲れ様でした。

              

 

佐用町合併20周年記念式典に校長が来賓で出席~佐用高校と地域協働し縮充のまち佐用のこれからの20年を感じる~【10月5日】

10月5日(日)、佐用町合併20周年記念式典が、さよう文化情報センターで実施され、校長の私も来賓として出席しました。会場入口で、庵ざこ佐用町長と一緒に写真を撮りました。

現在の佐用町は、今から20年目の2005(平成17)年10月1日に、旧佐用町、旧上月町、旧南光町、旧三日月町の4町が合併して誕生しました。

今日の式典では、オープニングにLittle Boxの可愛いダンスパフォーマンスに始まり、『20年のあゆみ』のビデオ上映がありました。4町の合併の調印式の様子や、平成21年8月に起こった大水害を乗り越えて、災害に強いまちづくりを目指してきたことも改めて知りました。

町長式辞では、合併前から合併時、そしてこれまでの20年間の取り組みを、町民や佐用町職員に感謝する気持ちと共に伝えられました。

感謝状贈呈では、この10年間(合併10周年記念式典後)に貢献された人に、町長から感謝状が渡されました。来賓祝辞と来賓紹介のあと、アトラクションとして、佐用町観光大使の歌手の谷本賢一郎さんのミニライブが行われ、素晴らしい歌声に会場が大変盛り上がりました。高校卒業まで佐用町に住んでいたという谷本さん、これからの佐用町を支える人と関わりたいと町内の保育所をまわられているようです。

『縮充のまち佐用』の今後20年に思いをはせながら、佐用高校も佐用町と更に地域協働し、佐用町内の小学校や中学校とも連携を強化していく思いを強めました。

     

本校のニワトリの卵「さよたま」を使ったモーニング提供~佐用町企画防災課主催で佐用駅前のコバコで~【10月2日】

10月2日(木)、佐用駅前のコバコWork&Campいおいて、佐用町企画防災課が主催して、佐用町内の棚田米とともに本校のニワトリの卵「さよたま」を使ったモーニングが提供されました。

本校の農業科学科の生徒が丹精込めて取り組んだ「さよたま」が、地元と連携してさらに広まることを嬉しく思います。

10月17日~19日に、東京の池袋で開催される「卵フェスin池袋2025」には、「さよたま」を約4000個持って行って、農業科学科の生徒が出場します。一次審査を突破して、プロの作った卵と高校生が勝負する素晴らしい機会です。来週末からしばらく、「卵フェス」用の卵を用意するため、一般への販売は一時中止しますが、「さよたま」の応援をよろしくお願いします。

   

 

着任式を実施~新たな先生を加えて1年の後半のスタート~【10月1日】

10月1日(水)、永瀬揚子先生の後任として、今日から家庭科の実習教員として関山嘉美先生に着任いただき、着任式を行いました。

永瀬先生は、事情があって退職になられましたが、本校の生徒は、「①あいさつをきちんとしてくれる、②掃除をキチンとして綺麗な学校で、気持ちよかった」と言われていたことを、校長の僕も同様に思うので、これからも続けて欲しいと伝えました。その後に、関山先生から、着任のあいさつをいただきました。

関山先生は、本校の卒業生で、佐用高校に勤めることを大変嬉しく思っておられます。家庭科の実習教員として、生徒指導部の先生として、茶華道部の顧問としてお世話になります。生徒の皆さんは、熱心に聞いてくれていました。1年間の後半のスタートを、良い形で切ってください。