塔陵健児のひとりごと

2025年3月の記事一覧

終業式でした。

 

 本日、令和6年度の3学期終業式が行われ、校長先生が式辞を述べられました。
 校長先生はまず、「何かにチャレンジできたか考えてほしい」と生徒たちに問いかけました。終業式に出席している全員が進級できたことを喜びつつ、追認考査や補講を受けた生徒には、来年度に向けて努力を続けるよう励ましました。
また、高校は義務教育ではなく、自らの進路を切り開く場であることを強調され、「努力を続けることで自立する力が身につく」と述べられました。
この1年を振り返る中で、行事を通じて生徒たちの団結力や努力する姿に感動したこと、多くの生徒が英検に挑戦し合格したことへの喜びも語られました。
一方で、規範意識の向上が課題であると指摘され、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を例に挙げ、「自分だけが良くなろうとしても成功しない」「誰かが見ていなくても誠実に行動することが大切」との教訓を伝えました。
最後に、新年度に向けて目標を持ち挑戦することの大切さを話され、「大谷翔平選手のようにフルスイングで取り組んでほしい」とエールを送られました。春休みを有意義に過ごし、新学期に元気な姿で会えることを楽しみにしていると述べられ、式辞を締めくくられました。

 さて、この一年は皆さんにとってどんな時間だったでしょうか?何かにチャレンジできましたか?
 明日から春休み、そして4月からは新しい学年が始まります。新入生を迎え、先輩としての自覚を持つ人もいれば、最上級生として学校を引っ張る立場になる人もいるでしょう。
 この春休みを大切に過ごし、自分の成長を振り返りながら、新年度に向けてしっかり準備を整えてください。
また4月8日にお会いましょう!
 

80番目の扉☆

 今日は合格発表!87人の受検生のみんな、朝からドキドキしながら掲示板の前で「あるかな?あるかな?」って探したんちゃう? ほんで自分の番号見つけた瞬間、「あったーーー!!」って、もう飛び跳ねたんちゃう!? もうなんかみんなの気持ち想像しただけで涙ちょちょ切れそうやわ!

 4月からは佐用高校の80回生! なんせ少人数やから、先生も友達もめっちゃ濃い関係になれるで! なんにでもなれる! やりたいこと、全部挑戦してみぃ! ほんで3年後、胸張って「佐用高校でよかった!」って言えるようにしよな!

 ほな、4月に元気な顔見せてや〜! 待っとるで!! にっこり

未来への第一歩 ~1年生 進路ガイダンス~

 昨日1年生の進路ガイダンスが行われました。生徒たちは24の職業講座の中から興味のある2つを選び、実際にその道で活躍されている方々のお話を聞きました。

 仕事のやりがいや大変さ、必要なスキルなど、普段はなかなか知ることのできない貴重な話を聞くことができ、生徒たちは真剣な眼差しでメモを取ったり、積極的に質問をしたりしていました。

「もっと知りたい!」という気持ちが芽生えた生徒も多く、春のオープンキャンパスへの参加を考えている姿も見られました。

進路を考えることは、未来を描くこと。2年生に向けて、自分の夢や目標をしっかりと見つめる良い機会になったのではないでしょうか。

 

見えないところで支えてくれる人へ 〜ありがとう、校務員さん〜

学校生活の中で、いつも当たり前のように使っている教室や廊下、中庭や体育館。
でも、それらが快適で安全に使えるのは、誰かのおかげだと考えたことはありますか?

たとえば…
教室の電灯が切れたとき、サッと取り換えてくれるのは校務員さん。
鍵が壊れたとき、直してくれるのも校務員さん。
落ち葉が舞い散る中庭の側溝を、きれいに掃除してくれるのも校務員さん。

目立つ仕事ではないけれど、なくてはならない存在。
縁の下の力持ちであり、影の功労者。
「お世話になりっぱなし」なんて言葉では足りないくらい、学校のすべてを支えてくれています。

いつも本当にありがとうございます!!
皆さんも、見かけたらぜひ「ありがとうございます!」の一言を伝えてみてくださいね✨

「春、君たちと出会う日を待っている」

 3月12日、本校の入学試験が行われました。87名の受験生が、それぞれの想いを胸に試験に挑みました。朝の緊張した表情、試験が終わった後の安堵の表情、一つひとつに未来への希望が詰まっていました。

 無事に試験が終わり、あとは結果を待つのみ。努力してきたすべての受験生にとって、良い知らせが届くことを願っています。

 そして、春。桜が咲くころ、新たな仲間として皆さんと出会える日を心待ちにしています。
 

令和6年度、もうすぐ終わり――この1年、どうでしたか?

昇降口に貼られた令和6年度 行動目標
目にしていた人も、あまり意識してこなかった人もいるかもしれません。

「時を守り 場を清め 礼を正す」
時間を大切にし、環境を整え、礼儀を持って人と接すること。
社会に出ても求められる、基本の「き」。

「己の欲せざる所 人に施すことなかれ」
自分がされて嫌なことは、人にもしない。
シンプルだけど、意識すると意外と難しいことかもしれません。

この1年を振り返って、どうでしたか?
気がつけば、学校に来るのもあと片手で足りる日数。
もし意識できていなかった人も、せめてあと3日、4日だけでも、心に留めてみてください。

新しい学年に上がる前に、ちょっとだけ自分をアップデートしてみませんか?

 

熱戦!球技大会! みんなの全力プレーが光った一日

今日は待ちに待った球技大会!
男子バレーボール、女子バレーボール、混合卓球の3種目で熱い戦いが繰り広げられました!

どの試合も白熱し、全力でボールを追いかける姿、仲間を励まし合う姿がたくさん見られました!
結果は以下の通り

☆男子バレーボール
  優勝:2-1A
  準優勝:2-1B

☆ 女子バレーボール
  優勝:2-5
  準優勝:2-3

☆ 男女混合卓球
  優勝:1-1・2A
  準優勝:2-3B

勝ったクラスも惜しくも負けたクラスも、みんな本当にいい試合でした。
表彰式は終業式の日に行われます。
最後まで全力で戦った皆さん、お疲れさまでした!

 

SPOTLIGHT~見せつけろ!今の輝きを~

来年度の文化祭のテーマが決まりました!その名も…
☆「SPOTLIGHT~見せつけろ!今の輝きを~」 ☆

「SPOTLIGHT」とは、ステージの主役を照らすスポットライトのこと。
まさに、「君が主役!」「今この瞬間を輝かせろ!」 というメッセージが込められています。

塔陵祭は6月!
例年、2年生は模擬店、3年生はステージ発表がメインです。
美味しいグルメや楽しいゲームでお客さんを楽しませるもよし、
最高のパフォーマンスで会場を熱狂させるもよし!

6月に向けて、みんなのアイデアをどんどん膨らませていこう!
スポットライトを浴びる準備はいいか!?
今年の塔陵祭、見せつけろ!今の輝きを!

追記:俺の塔陵祭はもう始まっている…。

佐用高校を志望してくれた君に感謝!

志願変更期間が締め切られ、佐用高校の受検者数が確定しました。

複数志願選抜では、普通科を第一志望として本校で受検する受検生が58名。
単独選抜では、農業科学科に18名、家政科に11名の受検生が挑みます。

そもそも「複数志願選抜」とは?
第一志望の高校に加えて、もう一つの高校を第二志望として受検できる仕組みです。つまり、本校を第一志望にしてくれた皆さんは、まさに佐用高校で学ぶことを一番に選んでくれた仲間たち!

そんな皆さんに、心からの感謝を。

勇気を持って、この挑戦に臨んでくれたこと。佐用高校での未来を描いてくれたこと。本当にありがとう。

受検本番まであと少し。今まで頑張ってきた自分を信じ、最後まで全力を尽くしてください!
春、桜が咲く頃、皆さんを佐用高校で迎えられることを楽しみにしています!

さよならも言わずに…

いつか別れる日が来ることは、わかっていたの。

でも、こんなにあっさり置き去りにされるなんて、思ってもみなかった。

3年間、あなただけを支えてきた。雨の日も風の日も、テストで落ち込んだ日も、体育の後でクタクタになっていた日も、ずっと一緒だったのに。あの時「お前、結構ボロボロになったな」って笑いながら履いたよね?それでも、私はあなただけの上履きでいたかった。

文化祭ではペンキを浴び、体育館の床ではキュッと音を立て、放課後の教室では机の下であなたの足元を温めていた。私の生きた証は、確かにあなたの3年間の中にあったはず。

なのに——卒業式が終わった瞬間、何も言わずに、私をここに置いていった。

せめて最後に一言、「ありがとう」って言ってほしかったな。

下駄箱の隅で、ひとりぼっちの私のかかとが、すこし震えた気がした——。