日誌

人権国際理解教育

人権国際理解教育講演会

 10月2日(木)、人権国際理解教育講演会が開催されました。講師は佛教大学教育学部長の原 清治先生で、テーマは 「いじめ問題を通じて高校生の人権について考える」 でした。
 講演では三田西陵高校の生徒の講演直前の授業を観察した事を導入に、はじめに、本校生が良いと思った事を述べられました。そしてネット、特にLINEへの生徒の参加の仕方について何回も注意を喚起されました。まとめとして、自分たちのグループでルールを決めてネットを使う事を呼びかけられました。最後に生徒会長の謝辞がありました。生徒にとってとても関心のある内容で、とてもわかりやすい説明をしていただき、ありがとうございました。
 
 
 

国際理解シンポジウム


日本とアジア諸国の友好を願って、意見交流により相互理解と友好を深めることを目標に、11月7日(木)、2年生を対象に国際理解シンポジウムが行われました。

生徒を2グループに分け、食堂が1・2・3組、柔道場が4・5・6組で実施しました。
関西学院大学総合政策学部の留学生6名(各3名)をパネラーとしてお迎えしました。

留学生は、中国、韓国、ベトナムからお迎えし、
  ・留学の動機と将来
  ・中国での学力競争事情
  ・来日する前の日本の印象と来日後、感じたこと、考えたこと等
についてお話をしていただきました。また、本校生から
  ・海外研修で学んだこと  
  ・グローバル社会を生きるために
などについて発言し、意見を交流しました。最後に、留学生と質疑応答をし、お礼とおみやげに創立20周年の記念品を渡して終了しました。国際的な視野を広げる良い機会になりました。

人権国際理解教育講演会


 10月23日(火)、人権国際理解教育講演会が開催されました。講師は上智大学グリーフケア研究所 特任所長 髙木慶子先生で、テーマは 「命の大切さ」~家族を亡くしたあとの悲しみ~ でした。
 講演では実際の2つの事例をもとに、「命の大切さ」について話して頂きました。もしも自分の周りに大切な人を失くした人がいれば、心からその人のことを思い、どうやったら元気になるかを考えて、優しい思いをかけることが大切だというお話を聞きました。事例の1つ、東日本大震災で両親と妹を亡くした中学生の話を聞いている時には、生徒も教師も胸がいっぱいになりました。最後には彼のことを思いながら、「若者たち」斉唱しました。

国際理解シンポジウム

日本とアジア諸国の友好を願って、意見交流により相互理解と友好を深めることを目標に、11月8日(木)、2年生を対象に国際理解シンポジウムが行われました。
生徒を2グループに分け、食堂が235組、柔道場が146組で実施しました。
関西学院大学総合政策学部の留学生6名(各3名)をパネラーとしてお迎えしました。
留学生は、中国、韓国、ベトナムからお迎えし、
  ・留学の動機と将来
  ・中国での学力競争事情
  ・来日する前の日本の印象と来日後、感じたこと、考えたこと
についてお話をしていただきました。
また、本校生から
  ・オーストラリア留学を希望した理由  
  ・進路について考えること
  ・グローバル社会を生きるために
などについて発言し、意見を交流しました。
最後に、留学生に質疑応答があり、お礼に30枚の折り紙で作った毬(桜玉)と創立20周年の記念品を渡して終了しました。
PTAからも10名の参加がありました。
国際的な視野を広げる良い機会になりました。

人権国際理解教育講演会


 10月4日(木)、NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべから北村久美子氏と近藤桂子氏をお招きし、「デートDV防止講座」を開催しました。「デートDV」の定義から始まり、生徒会メンバーによる寸劇を交えて自分が当事者になった場合、友達に相談された場合などを具体的に教えていただきました。
 生徒からは「デートDVが身近にあることを知ってびっくりした」「暴力は身体的なものだけでなく言葉の暴力もあるので加害者は決して男性だけじゃないんだ」等の感想があり、「対等な関係を築くためには、自分を尊重し同時に相手も尊重することが大切だ」ということを学びました。
 

人権保健教育講演会


 7月17日(火)3、4時間目に、人権保健教育講演会が実施されました。講師は自らHIVに感染した体験を講演活動で伝え続けていらっしゃる北川翔子さんでした。演題は「神様がくれたHIV」。
 お話の内容は、感染がわかるまでの経緯、感染直後のショック、その後の絶望、そして、病気を通して出会ったさまざまな人々や、身近な人の支えがあって今の自分があること、などでした。
 北川さんは柔らかだけれども、強い口調で語られます。
「パートナーを信頼するだけでは予防にならないことを身をもって知った。」
「HIV感染は、自分にいろいろなことを気づかせてくれるために神様が与えてくれた苦労」
「成功体験ではなく、自分の失敗を語れる人間でありたい。」 
 うだるような暑さの体育館で、生徒たちは真剣なまなざしを向け、北川さんの講演を聴き入っていました。