日誌

2012年7月の記事一覧

人権保健教育講演会


 7月17日(火)3、4時間目に、人権保健教育講演会が実施されました。講師は自らHIVに感染した体験を講演活動で伝え続けていらっしゃる北川翔子さんでした。演題は「神様がくれたHIV」。
 お話の内容は、感染がわかるまでの経緯、感染直後のショック、その後の絶望、そして、病気を通して出会ったさまざまな人々や、身近な人の支えがあって今の自分があること、などでした。
 北川さんは柔らかだけれども、強い口調で語られます。
「パートナーを信頼するだけでは予防にならないことを身をもって知った。」
「HIV感染は、自分にいろいろなことを気づかせてくれるために神様が与えてくれた苦労」
「成功体験ではなく、自分の失敗を語れる人間でありたい。」 
 うだるような暑さの体育館で、生徒たちは真剣なまなざしを向け、北川さんの講演を聴き入っていました。