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2022年7月の記事一覧
救急法講習会を行いました
7月6日(水)期末考査の最終日に、本校武塚会館にて、「救急法講習会」を開催しました。 ご指導は、三木市消防本部の隊員のお二人にお願いしました。 参加者は、運動部の部員、マネージャー、顧問の先生方です。 4人1組で班になり、各班1体の人体ダミーと訓練用AEDをお借りして、心肺蘇生法の実習を行いました。 班で一人ずつ役割を交替しながら、4回練習ができました。 その後、熱中症の応急処置についても教えていただきました。 人命がかかわる場面にいざ遭遇した時に自分が動ける自信をつけるのは、このような訓練の地道な積み重ねです。 今回の講習が初めてだった人でも、万が一の際には勇気を持って行動できることでしょう。 三木市消防本部の隊員のお二人には、わかりやすいご指導のほか、この講習会のために、お忙しい中、たくさんの用具の準備・運搬・片付けもしていただき、ありがとうございました。
三木市消防本部の隊員の方に 確認していただきながら実習中 |
7/23【ウエイトリフティング部】全国高校女子競技会に出場しました。
7月23日(金)25日(日)に石川県金沢市にて全国高校女子ウエイトリフティング競技会が開催され本校から3年次4名とマネージャー1名が参加しました。井上紗花さんの自己ベスト記録更新の喜びの涙から始まったこの大会、杉能舞夏さんが3位入賞、金田愛さんは緊張していましたが堂々とした試技を見せてくれました。稲岡愛莉さんは初めてのブロック大会以上の大会でした。結果に満足できず、悔しくて涙を流していました。熱心に3年間部活に取り組んでくれたことに感動しました。この大会でもいつもサポートをしてくれている柴田花蓮さんが大活躍でした。
東日本大震災現地ボランティア活動10
先程、旧西脇市役所に到着しました。
順調に帰ってくることができ、1時間ほど早く着きました。
昨晩2人、体調不良が出ましたが、バス移動中にしっかりと休み、今朝には体調が戻りました。
解団式も終わり、先程解散しました。
生徒たちもさすがに4日間の疲れが出ているようでしたが、達成感にあふれた表情も見てとれました。
明日からオープンハイスクールやインターンシップに行く生徒もいるのでゆっくりと体を休めてもらいたいと思います。
これで東日本大震災現地ボランティア活動のブログ更新は終了します。
ボランティア活動に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!
東日本大震災現地ボランティア活動09
大川小学校のあと、日和山公園にて石巻市の様子を望みました。
震災の瓦礫がなくなり、復興が進んだ様子が見てとれましたが、住宅地はなく企業の工場が立ち並んでいる状態でした。
少し寂しさを感じる眺めでした。
その後、いしのまき市場でお昼ご飯を食べ、津波伝承館、MEET門脇の施設を見学させていただきました。
また旧野蒜駅にも訪れ、東松島市震災復興伝承館も見学しました。
色々な被災者の方の経験、お話しを聞くことができ、生徒たちはいろいろと思うことがあったかと思います。
行くところそれぞれに被災者の思いがあふれており、気持ちがいっぱいになりました。
この後はスーパー銭湯に立ち寄り、お風呂に入り、その後アウトレットにて晩御飯を食べる予定です。
防災学習は以上となり、後は帰路に着きます。
ブログの更新は明日の朝で最後になります。
東日本大震災現地ボランティア活動08
先程大川小学校にて、語り部の鈴木様よりお話しをいただきました。
大川小学校の被害を目の当たりにし、驚きを禁じ得ませんでした。
住宅地に建っていた小学校でしたが、今は周りに何もなく、津波によって全て流されてしまったようです。
また人的被害も凄まじく、小学生74名、教員10名の命が失われました。
鈴木様の次女もここで被害に遭われてしまったとのことです。
話を聞いていると自然と涙が出て、被害に遭われた方、またその家族の無念は計り知れないものなのだなと感じました。
鈴木様は話しの最後に「命を守る行動」、ではなく「死なないための行動」を心がけて欲しいとおっしゃっていました。命を守る行動という言葉ではどういうことをすればよいか曖昧で、必死で行動しないだろう、死なないための行動という言葉だったらみんな一生懸命生き抜こうと何か行動を起こすだろうという想いが込められているそうです。
災害が多い日本、次に同じような思いをする人がいないように鈴木様は語り部をされているとのことでした。
私たちも今一度防災への考えを改めないといけません。
貴重な話をしていただき、本当にありがとうございました。
今からは日和山公園、いしのまき元気市場、南浜震災祈念公園津波伝承館、旧野蒜駅とフィールドワークに行ってきます。