兵庫県の北播地域にある総合学科高校、兵庫県立三木東高等学校の公式ホームページです。
保健講演会を開催しました。
(1) 期 日 令和6年7月16日(金)
(2) テーマ 『性と生のおはなし』~私の体は私のもの~
(3) 講 師 福岡ともみ 様 ( NPO法人性暴力被害者支援センター・ひょうご 理事 )
様々な興味本位の無責任な情報に溢れ、性被害事件が多数報告される昨今、上記のテーマの下、①性がたいせつなわけ ②裸でプールに入ってはいけないわけ ③安全な距離感と本当の同意 ④知っておこう、デートDV ⑤知っておこう、性暴力のこと ⑥“助けて”は勇者の言葉、というサブテーマで、数々の説明・図のスライド、「同意」をテーマにした動画を駆使して、詳しくお話をしていただいた。
生徒からは、命の大切さ、親への感謝の気持ちを再認識した旨の感想が多数寄せられた。以下は、感想のほんの一部です。
●小学校や中学校では、知れなかったことがたくさんあってどれも大人になっていく中でとても大切になるし知っていないと自分の身が危険になったり、自分が巻き込まれたりして取り返しのつかないことになるので知れてよかったです.
●相手のことや自分のことも大切にしてこれからもし自分にも彼氏とかが出来たら気を付けて行きたいなと思いました。DVなど怖いこともあるけどその時はちゃんと嫌と言って止めさせれるようにしたいです。身の回りの人にも相談できるような勇気を持てるよう頑張ります。
●生と性についてよくわかったし、相手のことを思いやるということがとても大事だということもわかりました。
●この講演会で性暴力、デートDV、プライベートゾーンなどについて聞きました。これから生活するにあたって今日聞いたことをしっかり頭に入れて生活して行きたいです
●"今までもこれからも当たり前のように生きているけど今安心して生活出来ているのも全部自分の体があるからであって、誰もが安心して暮らせているわけでは無いということに改めて気づいた。性行為など今はないと思っていても万が一の事があるかもしれないし簡単に自分の体を他人に預けてはいけないと思った。これからの生き方について沢山考えることが出来る2時間でした。"
●自分から断る勇気を持つことは大切なことなんだなと改めて思いました。性のことについても、もっと深く考えていきたいなと思いました。
●大変勉強になりました。今日の講演で自分の体は自分で守ろうと思いました。今回の講演会で、改めて性に関することや他人との距離の取り方と接し方などを再認識することができたので大変よかったです。
●自分は自分でしか守れないし自分のことは自分が1番知っているから嫌なことははっきりと嫌と言って自分のことを守っていかないといけないなと思いました。
程よい距離感を保って、相手のことを尊重しながら生きていきたいと思いました。女性も男性も嫌なことは誰であっても嫌とはっきり言う事が大事だなと感じました。性との向き合い方をしっかり学んでこれからに備えたいです。
●生と性のお話を聞き、初めは難しくて分からなかったけど動画を通してとても分かりました。自分の体は自分で守り相手に触れ合う時は相手の人に同意を貰ってハグや握手をするということがわかり印象に残っています。毎回相手の同意をしないでハグなどしてるのでこれからは相手の気持ちを考えて承諾した上で友達と触れ合っていきたいと思いました。これからもいろんな人を大切にして嫌なことははっきり言い1人で抱え込まず、誰かに相談したいと思いました。
●自分の性について学び、他人の気持ちや状態を理解して距離感を意識して友達や初めて会う人と接していきたいと思いました。人と思いやりを持って生活をしていきたいです。
自分が嫌だと思ったことはちゃんと相手に伝えるとことが大切だと思いました。
●何がDVになりえるのかどういった行為がそれにつながるのかを事細かに説明いただき大変わかりやすかったです。我々学生が最も気をつけなければいけないし、今後生きていく中でも重要な内容なので相手を傷つけないようしかと心に刻み過ごしていこうと思いました。
●今日講演を聞いたことで自分がいかに性に対して未熟かを知ることができ、また自分の意見の大切さ、相手の意見を尊重する大切さなどを知ることができました。
"色々なことを知れた。性暴力じゃないと思っていなかった事が実はそうだったと聞いてびっくりした"
<保護者>
自分らしいままでいいんだと、子ども達が受け入れて、心も身体も健康に友だちと今以上に楽しく生活出来ればいいなぁと思いました
<教職員>
多様な性についてのお話の中で、先生ご自身のエピソードを紹介してくださいましたが、同じ感覚を持つ生徒にとっては安堵する内容だったと思います。生徒たちのためになる情報をたくさん準備していただき、ありがとうございました。