保健部の取り組みについて

薬物乱用防止講話(3年次)

11月24日(水)『STOP!乱用薬物』――「薬物乱用防止講話」を聴きました。

  学校薬剤師の田中多宏先生に講師としてお越しいただき、『STOP!乱用薬物』というタイトルで、乱用薬物による悲劇から「大切な自分」と「自分にとっての大切な人」を守るため情報や考え方、方法等を学びました。

  クイズやインタビューを交えたわかりやすい動画の視聴に続き、スライドを見ながら田中先生のお話を聞きました。重要なポイントはメモを取りながら学習することができました。

  最も強調されたポイントは、「最初の一歩を踏み出さない」ということ。もし、仲のよい友人や親切な先輩から勧められても、「①『私は』を主語にして、ハッキリ断る」「②その場から離れる」「③近づかない」ように、との指示がありました。

  生徒の皆さんの幸福な人生を願い、先生ご自身のお言葉で、3年次生の皆さんに語りかけるように、お話ししてくださいました。先生からの強いメッセージが、皆さんの心にしっかり刻まれたでしょうか。

  講話の中でもお話があったリーフレットは、2学期末にお渡しします。3年次生の皆さんは、今回の講話を振り返り、家族で情報共有をする際に利用してください。1、2年次生の皆さんは、家族の皆さんといっしょに読んでいただき、乱用薬物についての必要な知識を得る機会にしていただけることを願っています。

 

生徒感想文より

・(幸せな気持ちになるために薬物を使用しても)不幸にしかならないので、努力をしなく ても幸せな気持ちになれるということをメリットと思うことはできないな、と思いました。

・ウイルスみたいに人から人に渡って拡がっていくと聞いて、コロナと同じだと考えたら恐ろしいなと思いました。

 

救急法講習会

■7月7日(水)生徒対象の「救急法講習会」を行いました

三木市消防署のご協力をいただき、「救急法講習会」を実施しました。各運動部からの代表生徒約30名と職員が参加。①胸骨圧迫とAEDを使用した心肺蘇生法、また、②熱中症予防と対応について、消防署員お二人からご指導いただきました。
心肺蘇生法については、練習用の人形とAEDを5セットお貸りし、5つの班に分かれて少人数で実技演習。人工呼吸については、「嘔吐や吐血をしている人にはしないが、家族であれば積極的に行って」とのアドバイスを受けました。
本日いただいた資料に、「心停止後何もせずに3~4分経過すると、脳の回復は30%未満となり、蘇生困難に‼」とあります。技術を学べば私たち一般市民も人の命を救うことができると聞き、生徒たちは皆、真剣に講習に取り組みました。
学校内外での緊急時に、少しでも人の役に立てる高校生になって欲しいと願います。

 

AEDの使い方の説明を真剣に聴いています 交替で全員が心肺蘇生法の実技を演習