校長だより

今日の出来事

新学期への期待

 朝晩は、ほんの少しだけ過ごしやすくなったでしょうか。今年の夏の厳しい暑さの中、夏休み中、毎日のように部活動や補習、進学指導などで登校していた人が多くいました。学期が始まってからも、長い急坂を登校している生徒の姿には、リスペクトするだけでなく、たくましさを感じます。この二学期、学年や個人によって目指すところは異なりますが、みんながしっかりと地に足をつけ、成長してくれると思います。

文化祭を終えて

 

例年よりも、梅雨の期間が短くなりそうな気配です。文化祭では、今年も皆が素晴らしい力を発揮し、素晴らしいものとなりました。クオリティーの高さと鑑賞態度の良さは、誇れる伝統になりそうです。開会式、閉会式での皆の目の輝きが、たいへん印象的でした。これからも充実した学校生活を送ってくれることと思います。

新年度を迎えて

 二月末に16回生の卒業式があり、4月8日には19回生が入学しました。日本での春は出会いと別れの季節でもあります。卒業生も新しい環境の中で、頑張ってくれていることと思います。卒業式、入学式に参列いただきましたご来賓の方々、保護者の皆様、まことにありがとうございます。期待と楽しみ、緊張と不安が入り交じった心の有り様は、誰にとっても、また今も昔も変わらないと思われます。こういった経験を経ることで、大人も生徒も成長するのでしょう。

今年も校庭の枝下桜が、新入生を歓迎してくれていました。

2025新年を迎えて

   昨日1月8日は三学期の始業式でした。久しぶりに登校する生徒は、寒い中、いつもの坂道をしっかりと力強く登っていました。本日は、今シーズン二度目の降雪。1時間遅れの始業でした。正午過ぎに帰る間際の3年生、放課後を迎えた1,2年生の「きゃー」という声が中庭に響き渡りました。友達と雪で遊ぶ様子に、うらやましさも感じます。皆にとって良い一年でありますように。

 

2024年

 

 今年も残すところ二ヶ月を切りました。今年は、長い夏から一挙に秋を飛び越してしまったような季節の移り変わり。登校後の体温調節などもふくめ、気温の変化に対応するのにも一苦労です。思い返すと、一学期の文化祭、二学期の体育祭といった大きな行事に、生徒も先生も懸命に取り組んでいる姿がありました。本校生は、普段の授業や行事を通して、少しずつ成長してくれているようです。節目まであと少し。風邪をひくこともなく、元気で過ごしてくれますように。

   

二学期のはじまり

二学期のはじまり

 9月に入り、朝夕だけは少しばかり過ごしやすくなりました。今年の夏空もそろそろ見納めになりそうです。自然に溶け込んだ学校に通っていると、四季の移り変わりを敏感に感じ取ることができるようになりそうです。夏季休業中、1、2年生は地域で貢献をしたり、近畿大会を勝ち取ったりした部活動がありました。3年生は受験に向けて人間的にも大きく成長してくれたでしょうか。一学期に引き続き、生徒みんなが元気で学校生活を送ってくれればと思います。 

 

夏の到来

 一学期が終わり、暑いさなか終業式がおこなわれました。大変な盛り上がりを見せ、大成功に終わった文化祭のあと、すぐに切り替えて勉学に励んでいる生徒の姿が見受けられました。部活動では全国大会(編集部、女子ビーチバレーボール)、近畿大会(書道部、女子バレーボール部、陸上部)出場や、一歩及びはしませんでしたが、好成績を残す多くの活躍(男子バスケットボール部、男子ハンドボール部、野球部など)がありました。勉学、学校行事、部活動に打ち込めるエネルギーは、無限大だと感じさせられます。夏休みを健やかに過ごし、更に成長した姿を皆で讃え合えればと思います。

6月を迎えて

 新学期が始まってからちょうど2ヶ月が過ぎました。通学路の桜の景色は緑に様変わり。

5月には中間考査もあり、4月から引き続き、ほどよい緊張の中で皆が学校生活を送っています。

総合体育大会では、陸上競技部と女子バレーボール部が近畿大会への出場を決めました。

他の部活動においても2回、3回、4回と勝ち進み、大健闘しました。

(特に、男子バスケットボール部,剣道部は僅差で近畿大会出場ならず)。まさに文武両道。

 今週末には文化祭もあります。「~みんながリア充~ 青春したい宣言」のテーマ

を掲げて取り組む生徒の様子は、明るく楽しそうで、うらやましいばかりです。

 

年度の初め

年度初めには、着任式・始業式・入学式・離任式・対面式といったたくさんの式がありました。特に、入学式に参列いただきましたご来賓の方々、保護者の皆様には、大変感謝いたしております。ありがとうございました。期待と楽しみ、緊張と不安の中、始まった新年度。保護者、生徒、教職員、皆が同じ心境です。こういった節目を迎えることで、新学年になった2,3年生も含め、新しい環境の中、生徒は大きく成長してくれることだと思います。

通学路の桜もきれい咲き誇り、新入生、在校生の登校を、微笑ましく見守ってくれているようでした。

新着任のご挨拶

あいさつ


 兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 この度、第9代校長として着任いたしました横山清隆(よこやま きよたか)でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は、六甲山系の「自然の中に溶け込んだ」と表現できる立地を有する、全日制普通科高等学校です。大都市神戸にありながら、緑に囲まれた落ち着いた環境の中で、学習や部活動に励み、学校生活を過ごすことができます。

 その歴史は、昭和 38 年創立の鈴蘭台高等学校と昭和 55 年創立の鈴蘭台西高等学校とにさかのぼります。平成 19 年、両校は発展的な統合を遂げ、教育理念を引き継ぐ新たな高等学校「神戸鈴蘭台高等学校」が開校しました。

 鈴蘭台高校の校訓「勤勉であれ 健全であれ 優雅であれ」と鈴蘭台西高校の校訓「至誠 協調 創造」とから継承した「優雅」「創造」に、新たな教育理念である「共生」が加わりました。知力と豊かな人間性を有し、変化の激しい予測困難な社会において、将来を担える若者を育成すべく「共生 優雅 創造」を校訓に掲げ、二校の伝統から培われた「自主自律」の精神を尊重する教育活動に取り組んでいます。

 国際コミュニケーションコースを設置しており、国際社会の舞台で大いに活躍できる人材の育成をめざしています。日々移り変わるグローバル社会のさまざまな事象を、多角的かつ総合的な視野で捉える力と、あらゆる場面において的確に意思疎通を図ることができるコミュニケーション能力とを身につけることを目的としています。この国際コミュニケーションコースは、令和7年度の新入生を対象に、学際領域に関する新しい学科として、「文理探究科」に改編します。これまでコースで培ってきた学びの特色を基盤とし、成果を継承しながら、今後さらに国際化、情報化、多様化が進むことを先見して生徒のニーズに応えられる学科です。現コースでも新学科の教育内容を先取りしながら、準備を進めております。

 豊かな自然環境の中で、じっくりと自己の在り方と将来を見つめ、世界に目を向け、前向きに生きる人材の育成に、今後も真摯に取り組んでまいります。前身の二校から受け継いだ伝統と校風を大切に守りながら、一人一人の生徒を大切に、その成長をしっかりと支え、「魅力ある学校」「信頼される学校」として、さらなる発展を目指して教職員一丸となって努力してまいります。今後も、皆様の一層のご協力とご支援を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

第9代 学校長 横山 清隆