サイエンスクラブ

鮎を焼きました

12月14日木曜日 二学期期末考査が終了し、楽しい鮎焼き会をしました。武庫川で汗水垂らして苦労して獲った鮎を試食しました。

調理方法は塩焼きにしました。2年生が修学旅行で購入した美味しい塩で調理しました。ある部員は成分表を見て興奮していました。もう一方の部員は臓物を観察して微笑を浮かべていました。その他にも炎色反応を観察したりして化学、生物の勉強もしました。

とても美味しく、母なる川:武庫川の恵を堪能しました。予算案について検討に検討を重ねました。投網の購入については検討を加速させました。

あいにくの曇天の為、ふたご座流星群の観察には至りませんでした。来年1月は天文雑誌にも載るような写真を撮るつもりです。

 今年はたくさんの1年生に恵まれて、活発に活動できました。とある部員は入部届を出しておりませんがいつの間にか副部長になっていました。此の様に沢山の変化がある実りのある一年でした。来年はもっとダイナミックに挑戦していく所存です。

 〜良いお年を〜

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数学理科甲子園

10月28日土曜日 甲南大学で数学理科甲子園が開催されました。兵庫県の数ある学校と数学、物理、化学、生物、地学の問題の正答率を競い合います。予選・本戦・決勝があり、最後まで勝ち進めば全国大会という名の旅行が待っています。

我々の『Team Cicada』は6人中4人が一年生のチームなので今年は来年のための下見でした。予選敗退を喫しましたが、最後まで楽しんで戦い続けました。今年のチーム名はスパイスが足りないちょっと意味がわからなかったので、来年は『令和のノイマンず』という少し厚かましいチーム名を検討しています。来年は旅行を目指して頑張ってほしいです。

 

大会当日は本当は学校で模試があったので、公欠しています。なので来週から放課後に模試を受けなければいけません。1年生は2教科ですが、2年生は4教科受けなければいけません。しかし、北須磨高校サイエンスクラブは悪ノリだけではなく根気強さも持ち合わせているのが特徴です。こんなことでは決して折れません。

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中秋の名月観望会

9月29日 金曜日 今日は中秋の名月ということでお月見をしました。サイエンスクラブのお月見は毎年恒例行事であり、超ハイスペック望遠鏡を担いでグラウンドでお餅をつまみます。しかし、今年はなんと!なんと! 待望の茶華道部のMr.Kとのコラボ企画です。お餅だけではなく、抹茶が手に。更に!美術部、合唱部の皆さんと一緒に風流を嗜むスペシャル特番です。

北須磨高校は南に山がある学校で毎年水蒸気の影響で曇りがちなのですが今夜はまるで空が出迎えてくれたように晴れてお月見にはベストコンディションでした。18時くらいから月がで始めるのですが、山の端を上るので18:30からお月見を始めました。

お団子作り:2種類の団子粉を使ってお餅を作りました。初めは表示通りの水と粉の分量を混ぜ合わせたのですが、ドロドロになってしまい失敗しました。また、茹ですぎて溶けてしまいました。様子を見にいらした茶華道部の顧問を受け持っておられる家庭科のN村先生からアドバイスをいただきました。

野点:グラウンドの上に机を置き、その上でお茶を点てました。電気ポットでお湯を沸かして茶筌でたてました。お茶碗は一個しかないので、お茶碗で点てた抹茶を紙コップに移して振舞いました。夜は肌寒いので温かい飲み物は好評でした。

☟トイレットペーパーは風流に欠けるのでできるだけ見ないようにしてください。

望遠鏡の組み立て:ハイスペック故に重量がある望遠鏡なので4階まで下ろすだけで一苦労でした。傷つけないように慎重に組み立てました。

☟右側:北須磨のガリレオが降臨しました。

月、土星の観測:望遠鏡から眩しいくらいに降り注ぐ月光に皆さん感嘆しました。月まで走ろうと試みる者も現れました。

☟望遠鏡の接眼レンズからスマートフォンで撮った写真です。うさぎさんがお餅をついてるのがよくわかります。

感度が高い一眼レフカメラを使って本気を出せばもっとクリアな写真が撮れます。

右側:土星

☟こんなふうに撮れます

☟土星を見てうっとりする合唱部顧問N島先生

 

いつの時代も月に思いを馳せる日本人の心は不変であることがわかりました。

次は冬も近づき木星も出てくるので、一眼レフを携えてベストショットを撮ろうと考えています。

こうして宇宙壮大さを知れば知るほどのめり込み、人々は天体観測という無限の可能性に溢れたブラックホールに飲まれていくのです。

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淡水魚の観察+砂鉄、軽石採集

9月23日土曜日 『兵庫県文化連盟自然科学部 リーダー研修会』が行われました。

『午前パート』

場所:武庫川河川敷

内容:魚、カゲロウ、ヤンマなどの水棲生物の観察

去年は雨の影響で実施されず、3年ぶりに5〜7校あまりが集まって合同で観察会をしました。私達サイエンスクラブには昆虫、貝類、植物、元素、地学を畑とする者はいますが魚類についての知識人はおらず、他校の先生方の魚に関する幅広い知識にとても感銘を受けました。一つ聞くと十になって返ってくるのでとても勉強になりました。素人からすると魚類の同定は非常に困難でした。中でもヨシノボリの仲間は種類が多く、専門家でも難しいそうです。

採集した種:メナダ、ボラ、アユ、ヨシノボリ、モクズガニ etc...

 

 

 

『午後パート』

午後は集まれる部員4名と顧問の先生で須磨海岸に移動し、砂鉄採集、軽石採集を試みました。

軽石:顧問の先生が西舞子で探しても見つけられなかった軽石がたくさん見つかり、たくさんの研究材料が集まりました。海水に浮かぶか浮かばないかの密度の違いで見分けました。多種多様な軽石があり面白い研究が期待できそうです。

砂鉄:とあるプロジェクトの為に砂鉄を採集することになり、須磨海岸へ砂鉄の溜まり場を探しに行きました。しかし、10年ほど前にたくさん溜まっていたところは砂で埋め立てられておりたくさん採集することはできませんでした。他にどのような場所で採集できるのかを吟味する必要があります。

 ☟砂鉄の溜まり場らしき場所を見つけた時

来週の9月29日金曜日(中秋の名月)は月の観望会をします。今年は待望の茶華道部Mr.Kとのコラボ企画です。

お楽しみに

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巨大プロミネンスの観察

9月15日金曜日 太陽の巨大プロミネンスの観察をしました。場所はB棟とC棟の渡り廊下です。太陽観察専用望遠鏡で雲が少しかかり気味でしたが観察することに成功しました。非常に大きく宇宙の広さを実感すると共に人間の存在の小ささを実感しました。スマートフォンで撮影を試みましたが、機械の感度の限界の為写真を撮ることはできませんでした。

*絶対に裸眼や星空観測用の望遠鏡で太陽を見てはいけません!失明する恐れがあります!

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家島夏合宿

8月12日(土)〜8月14日(月)の2泊3日の夏合宿をしました。

場所は兵庫県姫路市家町西島の兵庫県立いえしま自然体験センターです。

活動内容は海洋生物観察、天体観測、以前山田川で捕獲したウナギ調理です。

天体ショー:ペルセウス座流星群を観測しました。神戸の様な明るい空では観測することができない流星群を観測できました。クラブ員の中には初めて天の川を観て感動する部員もいました。望遠鏡の組み立てを天体スペシャリストの顧問の先生から教わり、望遠鏡を組み立てられるようになりました。

ウナギ調理:今年までサイエンスクラブで育ていたウナギが夏休み中に水槽から逃げ出してしまい、干からびて死んでしまって残念でしたが、今年の夏に山田川で捕獲したウナギを美味しく蒲焼にして調理しました。調理のいろはだけでなく、生き物の尊さも学びました。

合宿を通じて、協力して知恵を出し合う素晴らしいチームとなりました。

 

 

 

 

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