研修の様子
9月13日(月)ⅢC1220(高)数学科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 これから求められる統計教育
-統計教育の充実をめざして-
神戸大学 教授 齋藤 政彦
演習・協議 統計的探究プロセスを経験させる授業の工夫
・「データ分析」の授業構想を中心に
〔受講者の感想〕
- PPDACサイクルについては、統計学習で意識したことがありませんでした。数Ⅰの最後の内容ということで、時間が押してしまい授業時間数を確保できていないことが多いですが、情報や総合的な探究の時間などとのつながりも意識して、少しでも内容を深められるようにしていきたいと思います。
- PPDACサイクルという新しい概念を学ぶことができました。PPDACサイクルにおいて、課題設定の段階から生徒自身が考え、次へのPPDACサイクルを考える意欲が湧くような授業の工夫をしていきたいと感じました。
- 統計教育については苦手意識がとても強かったのですが、データをもとに話し合って分析したりすることや、分析したことを数値に表したりすることは、生徒と一緒に授業を作っていく上でとても興味深いと感じました。PPDACサイクルを基準に授業計画を立てていこうと思います。
9月9日(木)ⅢC1222(高)理科教育講座
講 義 理科の見方・考え方を働かせる授業づくり
-見通しをもって観察、実験を行える生徒を育てる-
上越教育大学 名誉教授 小林 辰至
演習・協議 「探究の過程」を通じた学習活動を行うための授業づくり
-観察、実験の授業を通して身に付けさせる資質・能力-
〔受講者の感想〕
- 育成すべき資質、能力の3つの柱を再確認することができ、、理科という教科のなかでどのような視点でそれらを育んでいけばよいかを改めて考えることができました。
- 仮説の設定が重要であるということを学ぶことができました。また、小林先生が具体例を示しながら説明してくださったので、どのような点に着目して仮説を設定していくのか分かりました。
- 見通しをもって観察、実験を行える生徒を育てるためのアイデアや発想、また、それらを評価するための評価規準についても深めることができました。これらを本校の生徒の実態に沿った授業づくりに活かしていきたいです。
9月8日(水)ⅢD1202(高)キャリア教育推進講座
〔研修の概要〕
講 義 体系的・系統的なキャリア教育の在り方
ーキャリア教育の充実に向けてー
講 師 筑波大学 教授 藤田 晃之
演習・協議 キャリア教育の視点から教育活動を振り返る
〔受講者の感想〕
- キャリア教育の視点をぜひ自分の教科でも活かしていきたいと思いました。また、学校としての目標を明確にする必要性を感じました。
- 新たなことを行うのではなく、今行っている行事をキャリア教育の観点から見つめ直すという言葉が特に印象に残りました。
- 今まで通り自己理解や人間関係形成に関する取組を大切にしつつ、生徒たちが「学ぶ意義の認識」ができるように意識し、生徒に伝え続ける必要があると思いました。
9月7日(火)ⅢC1225(高)英語科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 音読で外国語が話せるようになる科学
-科学的に正しい音読トレーニングの理論と実践-
関西学院大学 教授 門田 修平
講 義 新学習指導要領でめざす授業の在り方
-新科目「英語コミュニケーション」「論理・表現」を中心に-
演習・協議 英語科における生徒の発信力を向上させる方法について
-授業プランの作成・模擬授業を通して-
〔受講者の感想〕
- 音読活動において、シャドーイングの有効性を再確認できました。シャドーイングを通して、英語でのやりとりができる生徒を育てていきたいと思いました。
- 新学習指導要領の改訂を受けて、生徒のインプット活動とアウトプット活動がより深まるような授業展開を考える必要があると感じました。
- 今回初めてテレビ会議システムを活用したWeb研修を受講し、来年度から始まる一人一台端末環境での授業をイメージすることができました。
8月18日(水)ⅢC1232(中高)家庭科授業実践講座
〔研修の概要〕
講 義 ICTを活用した授業展開について
発 表 実践事例報告 ーICT活用先進校の授業の取組ー
演習・協議 タブレット端末を活用した家庭科授業の実践
〔受講者の感想〕
- Jamboardやロイロノートなど使い方をはじめて知りました。便利な機能をどんどん取り入れて、生徒の知識や技能習得に繋げていきたいと思います。
- 沢山のICT活用方法を教えていただき、教えることや授業に対してワクワクしてきました。
- 実践事例にとても刺激を受けました。私も学びを続けなくてはと思いました。