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高等部 保護者参観(体育)

 11月16日(土)、高等部保護者参観(体育)を実施しました。コロナ禍以降はティーボール(球技)を行っていましたが、5年ぶりに競技種目を中心とした徒競走、二人三脚、玉入れ、箱積み、綱引き、学年対抗リレー等が繰り広げられました。

 競技では、生徒達の全力で取り組む真剣なまなざし、たくさんの笑顔、悔しがる様子など、さまざまな表情が見られました。みんなで声を掛け合い一致団結して取り組めたことは、一体感を感じることができ、何とも言えない達成感を味わえたようです。

 今回の参観では、クラスや学年だけでなく学年の垣根を超えて互いに応援し合う姿、勝ち負けだけにこだわらず健闘を讃える姿は何よりも素晴らしかったです。また、仲間との絆を深める貴重な機会となり、あらためて行事を通して学べること、行事でしか味わえないものがあると感じました。仲間との思い出や絆をこれからの学校生活でも生かしてほしいと思います。

高等部1年  第2回現場見学会

 高等部1年生は、11月13日(水)に2グループ(障害福祉サービス事業所たつのGHO、障害福祉サービス事業所スワン及び三光園)に分かれて現場見学会を実施しました。

 実際に利用者さんが仕事をしている様子の見学や施設の概要説明をしていただきました。生徒達は、仕事内容や質問に対しての回答をメモしながら真剣に聞いていました。また一部作業体験(野菜の袋づめや給湯器の解体作業)をさせていただく等、たくさんのことを学ばせていただき充実した時間を過ごすことができました。

高等部2年 県立姫路商業高等学校との交流及び共同学習 ~ボッチャ交流~

 高等部2年生と県立姫路商業高等学校3年生の13名(「発達と保育」選択生)との交流が、9月の事前交流に続き、10月22日(火)に本校体育館にて行われました。

 2年生の生徒皆で姫路商業高校の生徒を拍手で迎え、各クラスに分かれてボッチャ交流を行いました。ボッチャは、白のジャックボールに自分のチームのボールをどれだけ近づけるかを競うゲームです。今回、初めて体験する姫路商業高校の生徒には、本校の生徒が実演を交えてルールを説明しました。各グループ皆で話し合ってAチームとBチームに分かれ、練習した後、ゲームがスタートしました。

 ボールを渡し合ったり、順番を相談したりしながら和やかな雰囲気でゲームが進みました。ボールがジャックボールに近づいたり、ジャックボールを通り過ぎたりする展開に「すごい」「やったー」「惜しい」などの声が上がりました。1エンドが終わるたびに勝ったチームからは歓声が上がるなど、最終までどのチームも盛り上がっていました。

 両校の生徒達から「一緒に交流できて楽しかったです」「また交流したいです」という声が聞かれ、ボッチャを通して有意義な交流ができました。

高等部1年 県立姫路商業高等学校との交流及び共同学習

 10月25日(金)、県立姫路商業高等学校情報科学科との交流及び共同学習が行われました。本校からは、高等部1年生7名の生徒が参加しました。

 始めに、パソコンのソフトを使ってドラムのリズムやピアノの音を入れてオリジナルの曲を作りました。マウス操作やソフトの使い方に戸惑いつつも、ペアになった姫路商業高等学校のみなさんに操作方法を教わり、4小節分の曲を完成させて一緒に聴くことができました。オリジナル曲を共有することで、緊張した面持ちだった生徒たちも、次第に笑顔がこぼれていました。次に、ロボットによる相撲の様子やドローンの飛行を見学しました。ロボットやドローンの動きがプログ ラミングされていることを知り、「すごい!」と感心する生徒が多くいました。その後、3Dポリゴンを作成するソフトで写真立てを設計しました。姫路商業高等学校のみなさんからアドバイスを聞きながら操作しました。出来上がった写真立てをお土産にいただき、生徒たちも喜んでいました。

 日頃、関わる機会の少ない同世代の高等学校、特別支援学校高等部の生徒が、「教える」「教わる」ことでコミュニケーションを図り、相互理解が深まったように思います。

 今後もこのような交流を通して、障害の有無に関わらず、互いを尊重し合える共生社会の実現に進んでいきたいと思います。姫路商業高等学校のみなさん、ありがとうございました。

高等部3年 修学旅行

 10月23日(水)~25日(金)の2泊3日で修学旅行に行ってきました。心配された天気も初日に東京駅から観光バス乗り場に着くまでに雨が降りましたが、それ以外は天候にも恵まれ、東京スカイツリーやソラマチ、東京ディズニーランド、アクアパーク品川などそれぞれの場所で充実した時間を過ごすことができました。楽しいことが盛りだくさんで、いろいろな経験をすることができ、たくさんの良い思い出ができました。これから卒業までの残された学校生活を存分に楽しみ更に絆を深めてほしいと思います。

高等部2年 主権者教育(選挙学習)

 10月23日(水)に選挙学習を行いました。姫路市選挙管理委員会より講師をお招きして、出前授業の予定でしたが、衆議院選挙と兵庫県知事選挙が間近に実施されることになったため、学年での学習になりました。「私の食べたい給食メニュー選挙」と題して2名の候補者が立会演説を行いました。給食の和食と洋食のいいところをそれぞれ立候補者が演説し、生徒は自分の好みの立候補者に一票を投じる選挙の体験をしました。投票してから開票するまでの一連の流れは本物さながらで、18歳から投票権が得られる2年生にとって貴重な経験となりました。

高等部2年 第1回現場体験実習・校内実習

 9月24日(火)から始まった現場体験実習がほぼ終了しました。(一部事業所は別日に実施)9月30日(月)~10月11日(金)は全員が事業所及び企業への実習、または校内実習を行いました。

 実習中は、初めての作業ばかりで不安や戸惑い、緊張があったようですが、事業所や利用者の方が優しく声を掛けてくださり、作業内容や手順を丁寧に教えてくださったおかげで、少しずつできる作業が増え、最後まで頑張ることができました。

 現場での体験を通して、「働く」ことの意義や挨拶、礼儀、仕事に対する責任感を学ぶことができました。そして、いろいろな方と接しながら適切なアドバイスをいただき、今回の実習で見えてきた新たな課題を意識して、今後の学校生活が送れるよう支援していきたいと思います。

 本校生徒の現場体験実習を受け入れていただいた企業及び事業所の皆さま、ご協力ありがとうございました。

高等部1年 第2回校内実習

 9月24日(火)~27日(金)、高等部1年生は2回目の校内実習を行いました。6月に行った1回目の校内実習を振り返りながら各自目標を決めて取り組みました。

 校内実習では、「ペットボトルキャップ数え」や請負作業の「導線外し」、「招待状折り」、「パチンコ台の解体」等の作業に取り組みました。一つの作業に長時間取り組むことの難しさに焦りや疲れた様子が見られましたが、後半になると自分なりのこつをつかみながら決められた時間集中して作業ができていました。また、時間とともに作業速度や正確性が上がり、最終日には自信をつけた表情が多く見られ、達成感や充実感を感じられたようです。

 来年度は校外の事業所や企業等における実習があります。校内実習で身に付けたことを今後の生活や進路選択に生かしていけるよう支援していきたいと思います。

高等部1年 出前授業 ~ メルコテンダーメイツ株式会社による清掃体験学習 ~

 9月4日(水)、高等部1年生は、メルコテンダーメイツ株式会社(三菱電機(株)特例子会社)の方(2名)を講師にお迎えし、清掃体験学習を実施しました。

 清掃を職業とされている方から① タオルの取り扱い方(持ち方、しぼり方、拭き方)、② ダスタークロスの取り扱い方(持ち方、拭き方、取付取外し方、注意点)等、一つ一つ手本を示していただきながら学んでいきました。

 汚れた所を単に「きれいにする」というだけでなく、誰にとっても心地よい空間を創り上げようとされている姿、また、対応面でも笑顔のある挨拶で、人としての関わりを大切にされている姿は、指導を受けている私達みんなに元気を提供してくださると共に「これぞプロ」と感じ取れる場面が数多くありました。

 清掃は、社会に出てから、誰もがどこでも行う作業です。今回の出前授業を通して、普段の清掃をあらためて見直す良い機会となりました。今後、日々の清掃をしっかりと生徒たちとともに取り組んでいきたいと思います。本日は、ご多用のところ、ご指導いただき誠にありがとうございました。

 

兵庫県特別支援学校技能検定 ~可能性にチャレンジ~

 7月26日(金)、本校で令和6年度兵庫県特別支援学校技能検定(ビルクリーニング部門)が実施されました。

  生徒たちは、この日に向けて各自が参加する種目の練習に一生懸命取り組んできました。検定中は、会場がシーンと静まり返り、参加した生徒たちの表情からも緊張感が伝わってきました。審査員が見守る中、道具の準備や手順を確認しながら一連の作業を行い、自分が持っている力を最大限に発揮し、素晴らしい姿を見せてくれました。

 検定の結果として、後日、県教育委員会から認定証が送られてきますが、検定を終えた生徒たちはひとまずほっとした様子でした。緊張の中で最後まであきらめずに挑戦できたことは大きな自信となり、これからの生活で生きてくるでしょう。この経験を大切にして、これからもいろいろなことに挑戦していってほしいです。

 検定は、まだこれから7月29日(月)には物流・品出し部門が県立東はりま特別支援学校で、30日(火)には喫茶サービス部門が県立いなみ野特別支援学校行われます。受検する生徒の皆さん、持てる力を存分に発揮してください。健闘を祈ります。

 

高等部 技能検定練習会

 夏季休業中に「兵庫県特別支援学校技能検定」が実施され、本校からは16名の生徒が挑戦します。その検定に向けての練習会を7月22日(月)、22(火)、23(水)の3日間行いました。

 練習会では、生徒たちはマニュアルを確認しながら根気よく取り組んでいました。何度も繰り返す中で、気持ちが揺らいでしまいそうになったこともあったと思います。また、いろいろな人に見られたり評価されたりするのは、どちらかというと苦手なことだと思います。ですが、自分に今できることを精いっぱいやり通そうとする姿勢が見られました。

 本番では、何度も繰り返し努力を積み重ねることができた自分に自 信をもち、臆することなく挑んでほしいと思います。健闘を祈ります。

 

<ビルクリーニング部門>

 模擬オフィスで清掃用具の準備、定められた手順による清掃、片付け等、安全面への配慮、効率的かつ丁寧な清掃ができるように練習しました。

<物流・品出し部門>

 スーパーマーケットでの品出しを想定し、商品の荷積みから陳列、顧客対応を行い、衛生面と安全面に配慮しながら、丁寧で正確な作業ができるように練習しました。

 

<喫茶サービス部門>

 模擬カフェで、来店客の入店から退店までの案内、注文の受け付け、ドリンクのサービス、後片付け等、衛生面と安全面の配慮、気持ちのよい接客ができるように練習しました。

 

高等部1年  第1回現場見学会

 高等部1年生は、7月3日(水)と10日(水)の2日間に分かれて、姫路市立障害者支援センターへ現場見学に行きました。 

 職員の方から施設内での様々な仕事内容について、分かりやすく丁寧な説明がありました。そして、実際に利用者の方がクッキー作りや名札作り等、手際よく集中して仕事をしている様子を見学させていただきました。

 生徒たちは見学を通して、「どのような仕事があるのか」「自分にできそうな仕事は?」など、卒業後の自分の仕事について考える良い機会となり、「働くこと」に対するイメージを高めることができました。

 

高等部1年 食育

 7月16日(火)、高等部1年生は「おやつについて考えよう!」というテーマで食育を行いました。栄養教諭から「おやつ」を食べ過ぎることによる弊害(①虫歯になりやすい②体重の増加につながる③栄養バランスが崩れやすい)や、「おやつ」は決まった時間に決まった量(片手に軽くのる程度)を食べようなど、「おやつ」を食べる時の注意点についての話を聞きました。そして、ハンバーガー・ポテトチップス・どらやき・コーラなどの「おやつ」に含まれているそれぞれの塩・砂糖の量を「おやつ」の模型を利用して、みんなで確認しました。これから夏休みを向えるにあたって、健康的な生活を送る上での「おやつ」の食べ方について考える良い機会になったと思います。

   

 

高等部1年  第1回校内実習

 6月19日(水)~21日(金)の3日間、高等部1年生は校内実習を行いました。挨拶、報告、相談、時間を守る、集中するなどの目標を各自考えて実習に臨みました。

 4つのグループに分かれて、「ペットボトルキャップ数え」や請負作業の「チラシ折り」「導線外し」等の作業に取り組みました。実習中はやや疲れた表情も見られましたが、普段の授業以上に気持ちを引き締めて取り組むことができ、実習前よりも集中して作業に取り組むことができるようになった生徒も多く、実りある3日間になりました。この実習を通して得られた学びや気付きを大切に、これからの学習へつなげていきたいと思います。

高等部2年生 宿泊体験学習

6月20日(木)・21日(金)、高等部2年生は神鍋高原へ宿泊体験学習に行ってきました。事前学習では、行き先や活動内容について調べたり、姫路駅を見学後、決められた物を百円均一ショップで買ったりと準備してきました。

 

〈1日目〉

 姫路駅に集合し、バスで植村直己冒険館まで行きました。館内では施設の展示鑑賞や高い山々をイメージしたネット遊具、ボルダリング等の体験をしました。その後は民宿志ん屋へ。入館式を終え、魚つかみをしました。上手にニジマスを捕まえるコツを教わり、捕まえることができた時には、とても良い笑顔が見られました。また、川の水に触れ、心地良い水の冷たさを感じました。最後に、捕ってすぐのニジマスを焼いて食べ、舌鼓をうちました。夕食は館内食堂&テラス席でBBQを食べました。焼き立てのお肉や野菜、そして、おにぎりを楽しく約1時間かけて堪能しました。その後、初日の活動を振り返り、順に入浴を済ませて、次の日を楽しみに就寝しました。

 

〈2日目〉

夜半からの雨は早朝にはあがり、 2日目がスタートしました。朝の集い、朝食を済ませ、うどん作りを体験しました。うどん粉を手でこね、袋に入れて踏み、麺棒で引き延ばし、専用の道具を使って麺切りまで全員が体験しました。昼食は、自分たちが作ったうどんをおなか一杯堪能できました。昼食後の退館式では2日間の感謝の気持ちを、民宿志ん屋の方々に伝えました。帰路の「道の駅 フレッシュあさご」では家族へのお土産を買い、2日間の思い出と共に無事に姫路駅に帰ってきました。

 

普段はできない経験をすることができ、生徒たちの笑顔があふれる良い宿泊体験学習となりました。

 

高等部3年 現場実習

 6月3日(月)から始まった高等部3年生の卒業後の進路に向けた最後の実習(現場実習)が終了しました。(一部期間外に実習あり) 

 3年生にとっては、自分の進路を決める上で重要な実習であり、これまで以上に特別な緊張感をもち臨んでいる様子が伺えました。実習では、最初は緊張していた生徒たちも徐々に仕事に慣れ、それぞれ自分の目標を達成しようと、学校とは違う場所や作業内容、そして、長時間の作業に精一杯取り組むことができました。また、作業を丁寧に正確に行うだけでなく、職場のルールや人間関係の大切さ、自分の役割に責任をもって最後までやり遂げることの重要性など、職業生活に必要な事柄を改めて学ぶことができました。

 日々の業務でお忙しい中、実習を受け入れていただいた事業所及び企業様には、心から感謝申し上げます。皆様に支えられながら、生徒たちは持てる力を発揮し、充実した経験を積むことができました。

 

高等部3年  外部専門家による授業(手話ダンス)

 5月23日(木)、高等部3年生は日本パラファンク協会の阿部さん、フクシン電機株式会社の手話ダンスチーム(5名)を講師にお迎えし、先週の16日から引き続き2回目となる外部専門家による授業を行いました。

 先週の授業では、みんなでリズムに合わせてステップを踏みながら、とても楽しく身体を動かすことができました。ダンスは言葉がなくても身体の動きや表情を通して、自分の思いや感情を表現できること、また、一緒に踊ることで互いの違いや良さを認め合い、絆を深めることができることを学びました。

 2回目の今日は、まず、手話ダンスチーム(5名)によるET-KINGの「この街の空」の曲に合わせて手話ダンスが披露されました。手話を使って歌詞のイメージを「見る言葉」に変え、ステップや表情などを組み合わせた踊りに魅了されました。その後、曲のサビの部分をチームのメンバーから歌詞の内容に沿った手話の動きを丁寧に教えていただきました。

 時間を追うごとにスムーズな手話ができるようになり、生徒たちの笑顔があふれ、あっという間に時間が過ぎていきました。

 5月30日(木)には、3回目の授業をしていただきます。生徒たちは、次回はどのような授業内容だろうと、心待ちにしながら終了の挨拶をしました。

高等部2年  外部専門家による授業(ボッチャ)

 5月20日(月)、高等部2年生は、日本ボッチャ協会の浅見さんを講師にお招きし、13日から引き続き2回目となる外部専門家による授業(ボッチャ)を行いました。

 「ボッチャ」は、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。ボッチャの投げ方を練習したり、作戦の立て方を教わったりしながら、楽しく頭と体を動かしました。どの生徒も真剣かつ楽しそうに試合を進め、白熱した戦いを繰り広げました。生徒たちは授業ごとに試合展開が読めるようになっています。自分の持ち球でジャックボールに当てて、自分たちの優位になる位置に動かすことで、一瞬にして逆転勝利となります。そのため、最後の最後までどちらが勝つのかと、キラキラした笑顔を見せながら取り組めていました。

 ボッチャは、年齢や性別、障害の有無にかかわらず、全ての人が垣根を超えて競い合うことができ、誰とでも一緒にできるインクルーシブなスポーツであるという魅力を感じることができました。6月20日(木)には、3回目の授業をしていただきます。生徒たちは次回の授業を心待ちにしながら終了の挨拶をしました。

高等部 清掃練習

 高等部では、4月12日(金)から学年の実態に合わせて3回程度清掃練習を行いました。卒業後、企業や事業所等の進路先に関わらず、どこにいても「清掃」を行う場面があります。そのため、基礎的な清掃ができる力は、生徒たちに習得してほしい力の一つです。

 清掃練習では、雑巾の「たて絞り」、自在ぼうきの「押さえばき」、ダスタークロスの取り扱い方のポイント等の確認を行いました。その後、教室清掃では、手順を統一しているため、自在ぼうきでは掃き方とその方向、雑巾がけでは、通し拭きのあと、拭きこみ(1段おろし)で拭く「シンデレラ拭き」等、みんなでじっくり確認しながら取り組みました。

 今回の練習により3年間同じ指導方法で積み上げができます。経験を重ねることで、できることが増えていきます。基礎的なことを根気よく取り組めるよう、ほめて、やる気を引き出していきたいと思います。また、清掃技能の習得に留まることなく、身近な場所の清掃活動を通して生徒自身が「きれいにしたら気持ちがいい!」と感じ、「人の役に立っている!」と思えるような経験を広げられるよう支援していきたいと思います。

 

高等部  職業ガイダンス

 2月7日(水)、高等部2年生と3年生(一部の参加)は、兵庫県立総合リハビリテーションセンター職業能力開発施設から3名の方を講師にお招きし、職業ガイダンスを実施しました。

 生徒たちは、働く人になるための心構えや働くことの意味と目的等について、講師の方の話を真剣な表情で聞いていました。そして、在学中に取り組むべき課題やロールプレイを通して職場でのコミュニケーションスキル等についても、具体的に分かりやすく教えていただきました。また、ピッキング作業の実技指導もしていただき、働き続けるためにコミュニケーション能力と仕事の土台になる力が必要だということ、今、取り組むべき課題について再認識することができました。