播磨南高校卒業生のみなさまには、いかがお過ごしでしょうか?

 私たちが母校、播磨南高校も開校から40年が経過し、去年(令和5年)11月3日に記念式典が行われました。また、同窓会組織である潮風会(ちょうふうかい)も発足から30年以上が経過いたしました。

 この度、38回生が巣立ち、卒業生も約1万2千人となっておりますが、近年、同窓会活動が、少々大人し気な状態となっております。

 そこで、卒業生のみなさまのお力を結集して、再び活性化を図りたいと思います。

目的としましては、

①卒業生、お世話になった先生方との旧交を温め親睦を深める

②母校播磨南高校の存続と発展を支援する

でございます。

 本校卒業生で潮風会のスタッフとして、お力をお貸しいただける方おられませんでしょうか?先行き不透明、不安定なこの時代、今一度、ハリナン生だった頃を思い出し、かつての同級生や先輩後輩、また、お世話になった先生方と親睦交流を図ることで、母校を盛り上げたいと思っていますので、ご連絡お待ちしています。

その他、ご質問等も下記まで、お気軽にお問い合わせください。

 

連絡先(e-mail): harinan.cyofukai1991[アットマーク]gmail.com

(ご送信の際は、アットマークを@にご変更と「」を外してください)

 

*ご連絡の際は、卒業回生、ご氏名(旧姓)をご記入ください

*現在スタッフが非常に少なく、専従の職員も設置できておりません。

 返信は数日後になろうかと思いますので予めご了承ください。

 令和6年3月 潮風会再建委員会

~活躍する卒業生~

卒業生の素晴らしい話

  4月25日の朝、JR赤穂駅で高齢の男性が階段から転落して大けがをしました。通学中の卒業34回生の熊野七海さん(関西福祉大学4年生)が友人2名と倒れた高齢男性の救護を行い、救急車に引き継ぎました。熊野さんたちの適切な救護によって、男性は命に別状はありませんでした。

熊野さんは地元の赤穂民報の取材に「けがをされた方が、その後どうだったかずっと気になっていました。命に別状がないとわかった、それが一番うれしいです。」と答えています。

熊野さんのような素敵な先輩がいることは、播磨南高校の誇りです。

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活躍する卒業生 第23回 松原章哲さん

 

 

活躍する卒業生 第23回 

松原章哲(Akinori Matsubara )さん

 

兵庫県出身

 

・卒業後の進路、現在の仕事(活動)内容

高校卒業後、福祉系の大学に進学。大学卒業後、NPO法人でサッカー教室や体操教室の指導にあたる。その後、現職の播磨町社会福祉協議会に入職。

12年ほどデイサービスセンターにて相談員として勤務後、部署異動で地域包括支援センターの社会福祉士として勤務。

 

 地域包括支援センターは、65歳以上の方の相談や支援をしています。

社会福祉士としての役割は高齢者虐待や消費被害などですが、そのほかにも認知症に関すること(認知症の相談、認知症カフェの開催、認知症サポーター養成講座の開催など)や成年後見制度の相談対応や支援にも尽力しています。

 母校である播磨南高等学校では、以前より3年生の選択科目(家庭科)で毎年、認知症サポーター養成講座を行っています。

今後は、1年生全員に認知症についてお話をさせていただくことになっています。

 

 

・播磨南高等学校で学んだことで現在に活かされている事

 社会福祉士の仕事は相談援助が中心になります。

仕事の中で重要なことは、人の話や思いを聞き、非難否定をせず、受容することです。

高校時代には同級生や先生など、たくさんの人と関わる機会がありました。その中で、自分とは違う考えを持った人がたくさんいることを知りました。

 何か事を成すときには自分の考えが相手に伝わるよう表現し、相手の意見を受け入れ調整することが必要で、苦悩することもありました。その経験が今の仕事に必要な相手を受容すること、人と連携すること、また多くの意見を調整しまとめることに活かされています。

 

 

・今後の目標を教えてください。

 子どものことや仕事のことで余裕がなかった30代でした。

これからは、今の仕事を全うしながら職能団体に加入し、自己研鑽を重ねたいと考えています。

その先に、現在の職場、もしくは自分一人で何かできることが見つかれば取り組んでいきたいと思います。

 

・在校生に一言お願いします。

 私は、高校から大学に進学するときに自分の道が明確には見えていませんでした。

大学を選択する際には、児童に関わる仕事がしたいと思い進学しました。

その後、いろいろな経過がありながら今に至っていますが、今では自分に合った仕事だと思っています。

皆さんの中にも明確に道が見えていない人はたくさんいると思います。

10年後に何をしているかは自分にも誰にもわかりません。

意味がないように思うことも遠回りした後に道が繋がることもあります。何もしなければ道は繋がりません。

皆さんもいつか道が繋がると信じて、楽しいこともしんどいことも避けずにたくさんの経験をしてください。

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活躍する卒業生第22回 大野未優さん

活躍する卒業生第22回

大野未優(Miyu Ohno)さん

35回生、芸術保育類型(音楽)

兵庫県加古川市出身、大阪府在住 

 

・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

 大阪芸術大学芸術学部演奏学科声楽科在学。 声楽を田代恭也氏に師事。

 幼い頃からバレエ、ジャズ、タップ、ミュージカル等を幅広く学び、多数の舞台に出演。

 ぐうっとかこがわ・加古川市プロモーションビデオに出演中。

 

・播磨南高等学校で学んだことで、現在に活かされていることはありますか?

 私にとって播磨南高校の3年間は音楽一筋でした。

 大阪芸術大学への進学を第一に考えていたので、楽典(音楽理論)等の勉強などで分からない問題があれば、音楽教師で担任でもあった先生に、分かるようになるまで何度も何度も質問し、教えていただきました。

 また、芸術保育類型では生徒主体の演奏会や地域イベント等、人前で演奏させていただく機会がたくさんありました。演奏の準備や練習は大変でしたが、私はこれまでの消極的な自分から脱するべく、とにかく演奏会等に参加し、その結果、何事にも積極的に取り組めるようになりました。

 

・今後の目標を教えてください。

 より一層勉学に励み、舞台人として、そして、人としても成長できるよう、今後目の前の一つ一つの出来事に全力を尽くせるようになりたいです。

 大学在学中にコロナ禍が収束すれば、海外留学も視野に入れています!

 

・在校生・受験生に一言お願いします。

 受験生・在学生の皆さん、新型コロナウイルスの影響で様々なことが制限される中、日々工夫をしながら懸命に過ごされていることと思います。

私も大学へ入学し5ヶ月が経ちますが、まだ半分以上の授業がオンラインで行われており、不安定な日々が続いています。しかし、今一時を嘆くよりも、収束した未来で輝けるよう、今、行動を起こすことがとても大切だと思います。

播磨南高校はやりたいことに全力で取り組める環境があり、同じ目標を持つ仲間や、全力でサポートしてくださる先生方がいらっしゃいます。

きっと、高校3年間でやりたいことがたくさん見つけられると思います。

1度しかない高校生活を精一杯楽しんでください。

共に頑張りましょう!

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活躍する卒業生第21回 青木重也さん

活躍する卒業生第21回

青木重也(Sigenari Aoki)さん

2回生

兵庫県加古郡播磨町出身

 

・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

 卒業後、中日本自動車短期大学に進学、在学中に二級自動車整備士資格を取得。

 大学卒業後、神戸トヨペット株式会社に入社し、25年務めるも、高校時代からの夢を諦めきれず平成28年に脱サラし起業。

 加古川市平岡町土山にて主に旧型オートバイの販売、修理を行うガレージトライシクルを開業、現在に至る。

 

・播磨南高等学校で学んだことで現在に活かされていることはありますか?

 私にとっての高校時代は、正直に言うとつまらないものでした。漠然とした将来に対する不安や、がんじがらめの校則にうんざりで、学校をいつ辞めようかと日々そればかりを考えていました。

 当時からオートバイが大好きだった私にとって、当時の「※3ナイ運動」は素直に受け入れることができず、何度も校則違反を繰り返し、かといってきっぱり学校を辞め働くこともできない半端ものでした。

 なんとかギリギリの単位で3年生を迎えた私には将来有望な就職先などあるハズもなく、進路も決まらぬままオートバイで走り回る荒れた毎日でした。しかし、そんな出来損ないの私にでさえ、当時の担任の先生は、本当に一生懸命にぶつかってきてくれました。

 退学を宣言された私に代わり、校長先生に私が学校に残れるよう深々と頭を下げてくださった姿は、一生涯忘れることはできません。

その上、「それだけオートバイが好きならこんな学校もあるぞ!」と岐阜県にある自動車整備士を養成する環境の整った短期大学まで導いていただきました。

そこには自分の求めていたもの以上のものがあり、すべてが新鮮で、高校時代にあった迷いや憂鬱などはすぐに消えていました。そして、そこで出会った仲間や経験など夢のような2年間は本当にかけがえのない人生の宝物となりました。

 自分の中では暗黒時代にさえ思えた高校時代ですが、今思えばあの時に寛大な措置を与えてくれた播磨南高校と恩師に出会っていなければ、有意義な学生生活はもちろん、今の生活もなかったでしょう。

※高校生によるオートバイ(第1種原動機付自転車を含む)ならびに自動車の運転免許証取得や車両購入、運転を禁止するため、「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」というスローガンを掲げた日本の社会運動のこと。
引用文献https://ja.wikipedia.org

 

・在校生・受験生へ一言お願いします。

 上記のように順風満帆とは言えない高校生活を送った私が、今現在進路や現状に悩んでいる在学生の皆さんに伝えるとするならばやはり、「今はまだ、人生の通過点でしかない」の一言に尽きます。

 小学校から高校まではそれこそ勉強を強いられます。

勉強とは読んで字の如く「勉めることを強いられること」です。しかし、大学では学問を学びました。

学問は、「自ら興味と疑問を持ち、検証しながら正解を探すために学ぶこと」であり、大学で初めて、学ぶことの楽しさを心の底から実感しました。

そこでようやく、これまでの勉強が必要だったことにも気づかされました。

 

 もう一つ、どんなに小さなことでもいいので、「夢」を持ってください。

 私が嫌々ながらもなんとか高校を卒業し、本当に厳しい整備士修行時代などを乗り越え我慢できたのは、オートバイ屋になりたいというささやかな夢があったからだと思います。

 もしかすると、今、貴方は将来の夢もなく、悩みさまよっているかもしれません。

貴方たちには若さという無限の可能性があります。

私のように、卒業後に人生が一変することがあるかもしれません。

まさに「一瞬先は光」とポジティブに考え、今を生きてほしいと思っています。

 

 私は現在、播磨南高校を卒業し32年。

夢だった大好きなオートバイに囲まれた幸せな人生を送っています。

人生を狂わされかけたのもオートバイ、その人生を助けてくれたのもまた、オートバイでした。

 もし、これを読んで少しでもこれからのことや夢について考えてくれる生徒さんが一人でもいるのであれば、あの時の恩師への恩返しになると信じ、苦手なキーボードと格闘しています。(笑)

 人生は一度きり、高校時代も一度きり、悔いのない高校生活を送ってほしいと願ってやみません。

・ 店舗サイト

 ~GARAGE Tricycle~  https://garagetricycle.com/

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活躍する卒業生第20回 井原卓也さん

活躍する卒業生第20回

井原卓也(Takuya Ihara)さん

1回生

・卒業後の進路、活動(仕事)内容

 高校卒業後、大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)で放送映画を学ぶ。

 卒業後、テレビ制作会社に就職(1989年)し、テレビカメラマンになる。

 BAN-BANネットワークス開局を前に入社(1995年)し、テレビ番組の制作部門に配属され地域情報番組を数多く作成。

 特に、歴史紹介番組では地域の様々な神社仏閣や歴史遺構を取り上げ、番組をまとめた書籍『東播磨の道標を訪ねて』(2004年)を出版。

 現在は、取締役 ネットワーク営業部長として営業部門を統括している。

・播磨南高等学校で学んだことで現在に活かされていることはありますか?

 仲間と「楽しむ」を創る事。

 私は高校時代の3年間はラグビー部に所属し、チームプレイ(One for all,All for one)の精神を学びました。

 その中でも、メンバーと一緒になって目標に進んでいくことの大切さを経験し、特に一つのボールを全員で繋ぎながらTRYに結びつけるプレーは一体感とともに、自らの行動が他者に与える影響の大きさを知りました。

 この部活動での経験が、卒業後の進路に良い影響となり、将来を考えた時に仲間と一緒に物事を作り上げる仕事に就きたいと思い、様々な人が関わって完成されるテレビ制作の仕事を選びました。

・今後の目標を教えてください。

 BAN-BANネットワークスは、地域ケーブルテレビ局として誕生しおよそ四半世紀が経ちました。その間、アナログからデジタルへの変革を迎え、インターネットサービスや電話サービス、また、無線通信サービスなどを世の中の動きに合わせて新サービスを提供してきました。

 このコロナ禍では「ニューノーマル時代の幕開け」とも言われ、新しい時代への突入を余儀なくされています。その様な中で「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が提唱され、世の中がデジタルテクノロジーを使って、生活や働き方を変革する時代になってきました。

 その様な時代でも、播磨地域の方々のIT格差を生まない様に、地元企業としてBAN-BANネットワークスから様々なIOTサービスを提供していき、播磨地域の明るい未来を作り上げる一翼を担いたいと考えています。

・在校生・受験生へ一言お願いします。

私の座右の銘を贈ります。

 「為せば成る、為さねばならぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)

 どんな事でも強い意志をもって行動しよう!結果が伴わないのは意思を持っていないからです。

まずはコトを起こそう!でなければ何も始まりません。そして、そのコトを全力で楽しめ!全力で創れ!!

BAN-BANネットワークス:http://www.banban.co.jp/

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活躍する卒業生第19回 橘田達郎さん

活躍する卒業生第19回

橘田達郎(Tatsurou Kitsuda)さん

26回生

兵庫県加古川市出身

・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

 高校卒業後、大阪音楽大学音楽学部音楽学科管楽器専攻(トロンボーン)へ入学。

 大学在学中より演奏活動を始め、2016年9月兵庫県芸術文化センター管弦楽団に入団。

 現在は、トロンボーン奏者として各地で音楽活動を行っている。

・播磨南高等学校で学んだことで現在に活かされていることはありますか?

 私は、担任の先生のお陰で、人に対して文句を言わなくなりました。

 この業界にいると、人間関係で辛い思いをしたり、文句を言いたくなるような場面はいくつもあります。そんな時は、先生に教えていただいたことを思い出し、踏みとどまる事ができるようになりました。

自分の気持ちには素直であること、でも人を絶対に傷つけないことを胸に演奏活動を行っています。


・今後の目標を教えてください。

 現在は個人で音楽活動を行っていますが、オーケストラへ入団をすることが今後の目標です。


・在校生・受験生へ一言お願いします。

 何か1つでも、継続することが大切です。

 継続することは決して簡単なことではありませんが、私もトロンボーン奏者という道を選んだからには、極めぬきたいと思っています。

 皆さんのご活躍をOBの1人として心より応援しております。


  ~プロフィール~

 元兵庫県芸術文化センター管弦楽団トロンボーン奏者

 大阪音楽大学在学中より演奏活動を始め、2016年9月兵庫県芸術文化センター管弦楽団入団。

・第21回日本クラシック音楽コンクール3位受賞(1位なし)

・第17回KOBE国際音楽コンクール金管楽器B部門 最優秀賞

・第18回KOBE国際音楽コンクール金管楽器C部門 奨励賞

・第14回大阪国際コンクール部門ageU 3位(1位、2位なし)

・第10回関西トロンボーン協会主催ワークショップコンクール成人の部 2位

・第11回関西トロンボーン協会主催ワークショップコンクール成人の部 1位

・第33回アゼリア推薦新人演奏会 出演。

・ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団とF.Davidのコンツェルトで共演。

・小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅩⅢに参加。

 ジル・ミリエール、ミヒャエル・マソン、両氏のプライベートレッスン、新田幹男、ジョセフ・アレッシ、マッシモ・ラ・ロッサ、各氏のマスタークラスを受講。

 トロンボーンを呉信一、松下浩之、両氏に師事。

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活躍する卒業生第18回 坂口楓華さん

 活躍する卒業生第18回

坂口楓華(Fuka Sakaguchi)さん

30回生

兵庫県加古郡稲美町出身

・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

   高校卒業後、2016年5月、日本競輪学校に入学。

   2017年3月に卒業し選手となる。

   同年7月、競輪選手としてデビュー(当時19歳)。

   デビュー後は京都に移動し、現在は京都支部で活動している。

   仕事内容は、公営競技の競輪でレースに参加し、賞金を稼ぐこと。


・播磨南高校で学んだことなどで現在に活かされていることはありますか?

   私は高校の3年間、毎日片道約50分の道のりをママチャリで通学しました。競輪選手のトレーニングの一環として、筋力や持久力の向上につながったと思っています。

   3年間、雨風にも負けず通学し、忍耐力が付いたおかげで、現在もトレーニングに励むことができていると思っています。

・今後の目標を教えてください。

  競輪界で一番大きいレース、ガールズケイリングランプリに出場して、確定板(公営競技において、直前に行われたレースの確定を報せるための掲示板)に載ることです。


・在校生・受験生へ一言お願いします。

  「失敗は成功のもと」ということわざがあります。

  私はプロになった当初、その言葉の意味が理解できませんでした。

  19歳でプロとしてこの世界に入り、決して楽な道ではありませんでした。

  想像を超える苦しみがたくさんありました。

  それを乗り越え23歳になった今、思うことがあります。

  失敗はたくさんしてきました。

  ほとんどの人はその失敗を認めず、受け止めません。

   私は選手生活の中で、失敗に終わった結果が一番大切だと気づき、「しっかり失敗に向き合い、学び、またチャレンジする」、そう考え行動できるようになったことで、自然と結果もついてくるようになりました。

   向き合うことは怖いし、辛いことでもあります。

   しかし、それを乗り越えると大きな喜びが待っていると思います。

   いろんな壁がこれからたくさん出てくると思いますが、壁は越えられる人にしか見えないと私は思っています。

   私のこの経験が少しでも皆さんの力になることができればうれしい限りです。

   皆さんの今後のご検討をお祈りしています。

▼KEIRIN.JP KEIRIN Official website
http://keirin.jp/pc/racerprofile?snum=015225
▼GIRL’sKEIRIN
http://www.girlskeirin.com/

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活躍する卒業生第17回 鎌田善弘さん

 活躍する卒業生第17回

鎌田善弘(Yoshihiro Kamata)さん

4回生

兵庫県加古郡播磨町出身


・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

 大学卒業後、兵庫日産自動車へ就職。21年間、営業職として勤める。6年前に店長に就任。

 日産自動車の車が好きだった事、地元就職希望だったため、兵庫日産自動車へ就職。

 自動車業界はガソリン自動車から電気自動車、そして自動運転へと大きく進化している。(100年に一度の変革期)。

 営業職は他業種の方と出会い、職場まで出向くこともあった。取り扱っている商品が高額であるため、お客様に何度もご提案をする中で、色々な考え方をより深く聞くことができ、新しい気づきなどをたくさん得ることができた。

  また、1日の訪問や活動を自分で決めていたこともあり、毎日に変化があり、やりがいを感じることができた。

 現在は、スタッフに苦労話や成功例などを聞き、自身の経験を踏まえ日々アドバイスをしている。

店舗は15人のスタッフで、年齢層も広く、考え方も違うが、「お客様に喜んでいただけるお店作り」という目標に対し、職場を一致団結し楽しく働いている。


・播磨南高等学校で学んだことで現在に活かされていることはありますか?

 英語の先生が厳しく、必ず予習をしてから授業をするというスタンスでした。当時は辛かったですが、今となれば当たり前に行っていることで、仕事でも当たり前に事前準備は必要です。

 また、国語の先生の授業がとても親しみやすく、本を読む楽しさを知り、読書が趣味になりました。進路のことでは、古典の先生に相談に乗っていただけてとても心強かったです。

 私は上記3名の先生方のように、信頼される人になりたいと思い、日々心掛けています。

・今後の目標を教えてください。

 新入社員の時に先輩から「私達は給料をいただいている限りプロであり、プロ野球選手とまではいかないが、プロとして3つのこと守るように」以下の3つのことを言われました。

 ・時間、約束は必ず守ること

 ・常に心身ともにベストな状態にすること

 ※病気にならないためにも、スポーツ等をして体を鍛える。

 ・教養を身につける為、新聞を読み、読書をすること。

 上記の3点をしっかりと心に置き、お客様のご要望に応えることのできるプロであり続けることが目標です。

・在校生・受験生へ一言お願いします。

 私は今年で50歳になります。

私は高校在学時、家庭を持てたらいいな、と思う程度でしたが、結婚し2人の娘がいます。長女は成人し、次女が高校を卒業します。

 高校生活は約30年前のことですが、今思うとすべてが懐かしく、良い思い出です。

 皆様は、年齢的にもスポンジが水を吸収するように、教養や体力を身につけることができますし、目に映る風景も鮮やかで音もクリアに聞くことができるでしょう。さらには、素敵な感性もあることでしょう。

 高校生活は、一度しかありません。ぜひ、満喫してください。

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活躍する卒業生第16回 稲葉亜由実さん

 活躍する卒業生第16回

稲葉亜由実(Ayumi Inaba)さん

19回生、英語コース

兵庫県加古郡播磨町出身

 

・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

 神戸市外国語大学 国際関係学科に進学

 現在、社会保険労務士法人リライエにて勤務。


・播磨南高等学校で学んだことで現在に活かされていることはありますか?

 部活動、勉強、遊び・・・学び多い高校時代の自分自身に、一番感謝しているのは『継続する力』を身につけたことです。

 高校3年生の頃、英語が大好きな私に担任の先生が「1日1問、長文問題を解くように。問題に20分かけなさい。そして、答え合わせにはその倍の時間をかけなさい。」と毎日課題をくれました。約1年間、毎日1時間、1日も欠かすことなく取り組んだと思います。

 チャレンジよりも継続することが難しい。

  仕事や勉強、大変な日もあるけれど、今それを継続できているのは、高校での経験があったからだと思います。そして、私が毎日欠かさずに問題に取り組めたということは、毎日欠かさずに添削してくださった担任の先生あってこそ!問題を解くよりはるかに大変だっただろうと大人になってから気がつきました。この場をおかりして改めて感謝いたします。ありがとうございました。


・今後の目標を教えてください。

 現在は、社会保険労務士になるため、日々勉強しています。社会保険労務士は、職場環境を整え、働く人を応援できる仕事だと思っています。 「働くって楽しい!」を、もっと地域に広めていきたい。それが今後の目標です。


・在校生・受験生へ一言お願いします。

 よーいどん!と何かをスタートしたとき、もしかしたら、私は経験があるから、皆様より上手にできるかもしれません。また、要領よくできるかもしれません。けれど、負けることがあります。それは、「時間」です。時間だけは、これから高校や大学、社会人となる皆様より持つことができません。つまり、高校時代に過ごす3年間は、とても貴重なのです。

 私の好きな言葉に「バッドエンドはない、僕たちは途中だ」というお笑い芸人で小説家のピース又吉さんの言葉があります。高校生活では、毎日が楽しいことだけではないかもしれません。しかし、それはきっと、その先の喜びや楽しさへとつながります。前を見れば先生方や先輩がいて、横を見ると友達、後ろを振り返ると家族が支えてくれています。

 どうか、そんな高校時代にたくさんチャレンジしてください。時間をかけて考え、実行し、失敗し、それでも続けどんどんチャレンジしてください。

 播磨南高校の先輩として応援したいところですが、私もまだまだ発展途上。皆様の成長に負けじと、試行錯誤しながら進んでいきたいと思いますので、共に頑張りましょう!

▼社会保険労務士法人リライエHP
 http://tajima-sr.com/
▼YouTube
http://www.youtube.com/channel/UCSwOrYP8qlN6yjKZs9EMMug

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活躍する卒業生第15回 橘和良さん

 活躍する卒業生第15回

橘和良(Kazuyoshi Tachibana)さん

1回生

兵庫県加古川市出身

・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

 卒業後、(株)ハリマ化成入社、加古川製造所配属。

 危険物取扱、ボイラー技士等の資格を取得し、製紙用品薬や塗料用樹脂の製造を行う。

 2000年12月に退職し2001年11月から「中華そばカドヤ食堂」を大阪市鶴見緑区に開業。

 ラーメン店、飲食店出店のプロデュース、スーパー、コンビニ商品の開発、また、外食産業の講演や産地とのタイアップ事業や企業との給食事業、独立開業指導なども行う。

 (詳しくは下記プロフィール参照)

 

・播磨南高校で学んだことで現在に活かされていることはありますか?

 我々1回生は、先輩がいらっしゃらない中、開拓していかなければならないこともありましたが、自由な学生生活を送らせていただきました。

 ゼロからイチを得意とする人

 イチから100を得意とする人

 千差万別ですが、私は今の事業も高校生活もゼロからイチを成し遂げました。播磨南高校に進学したからこその現在だと思っております。

 

・今後の目標を教えてください。

 新型コロナ禍において外食産業も大打撃を受けている中、時代の求める事業を継続しアイデアを提案できるよう精進してまいります。

 また、高校時代から会社員の頃までグループ内でドラムを叩いており、旧メンバーと再結成し再びチキンジョージなどのステージに立ちたいと思っております。


・在校生・受験生に一言お願いします。

 私は高校生活が充実していた為に、大学進学には興味がなく、働くことに強い関心がありました。

 卒業後、ハリマ化成のプラントの中で危険物を扱いながら毎日が冷や汗の連続で、その中から慎重さを体得しました。三交代制で夜勤は大変でしたが組織の中で13年間勤め、たくさんのことを学びました。働く傍らいつかラーメン店を開業したいと夢を持ちながら、休日は無償で皿洗いにも行きました。

 「鉄は熱いうちに打て」とは言いますが、若くて元気で頭の柔らかい時にしっかり世の中を見ながら仕事をし、夢に向かってください。

 ~プロフィール~

・1987年4月(株)ハリマ化成入社、加古川製造所配属

・2000年12月(株)ハリマ化成 退社

・2001年11月「中華そばカドヤ食堂」を大阪市鶴見区に開業

・2007年1月フジテレビ 美味しんぼラーメン道 近畿ブロック代表 出演

・2009年3月MBSテレビ 水野真紀の魔法のレストラン 「100人の料理人予約の取れないレストラン」 コーナー出演

・2009年7月株式会社カドヤ食堂フーズ設立代表取締役に就任

・2010年6月大阪市西区に移店

・2010年12月産経新聞社「それゆけ大阪ラーメン」連載協力 大阪らしいラーメンを作りたいとの要望に尽力、翌年の大阪国際マラソン会場にて完成品披露

・2012年2月MBSテレビ 大阪ラーメン覇王決勝戦優勝

・2013年3月カドヤ食堂創業の地に今福鶴見店オープン 現在は、現店長が独立店舗として営業中

・2015年11月ミシュランガイド神戸大阪京都版に掲載

・2016年6月漫画、アニメ「ラーメン大好き小泉さん」出演

・2018年6月阪神百貨店梅田本店リニューアルオープンに際し、イカ焼きで有名なスナックパークにカドヤ食堂 阪神梅田店オープン

・2019年6月阪急西宮ガーデンズガーデンズキッチン 期間限定カドヤ食堂西宮ガーデンズ店オープン (2021年1月末で営業終了)

・2020年4月心斎橋地下街クリスタ長堀にカドヤ食堂 クリスタ長堀店オープン

・2021年2月大阪市北区曽根崎堂島地下センターにカドヤ食堂 西梅田店オープン


 コンビニ商品、スーパーのチルド麺など多数発売、全国のイベントや催事の出店多数。 テレビ、ラジオ、雑誌などにも数多く出演。

 現在発売中の商品

・カドヤ食堂 中華そば(株)東亜食品 乾麺タイプ

・銘店伝説 中華そば(株)アイランド食品 半生麺タイプ

・お水がいらないカドヤ食堂 中華そば(株)キンレイ 冷凍タイプ


 弊社より独立開業した店舗

・麵屋えぐち(大阪府吹田市江坂町)

・麺処えぐち(大阪市北区豊崎)

・ついてる中山(大阪市旭区)

・中華そばうえまち(大阪市中央区上町)

・らーめん颯人(大阪市北区南森町)

・上方レインボー(大阪市天王寺区) 

 今後もラーメン店、飲食店の出店やプロデュース、スーパー、コンビニ商品の開発や外食産業の講演、産地とのタイアップ事業や企業との給食事業、独立開業指導など引き続き行っていく。

 

 カドヤ食堂公式Twitter:http://twitter.com/kadoyaramen
 Facebook:http://jajp.facebook.com/kazuyoshi.tachibana.9
 Instagram:http://www.instagram.com/bonzo1375/

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