千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

次なる目標へGO!【各部活動】

 本日で中間考査が終了!誰一人欠席なく、全員受験できたことを嬉しく思います。生徒の皆さん、お疲れ様でした。そして、今日から部活動が再開し久しぶりにグランドや体育館等で生徒の元気な歓声が響いていました。そんな中、部室倉庫から荷物やスキー板を運んでいる二人の女子生徒を発見…。2年連続でスキーのクロスカントリー競技で全国インターハイに出場している越乢凜さん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)です。「何をしとるんや?」と問いかけると「スキー板にワックスをかけます!」と返答があり、荷物を運び終えるとスキー板に丁寧にワックスがけを行っていました。
 彼女たちは、3年連続の全国インターハイ出場と国体への出場に照準を絞り、着々と準備を進めていたのです。大学受験に向けた日々の勉強をしながら、目標を見失わずしっかりと部活動にも励む姿に「立派だなぁ…素晴らしい!」と顧問の一人として誇らしく思いました。私はスキーの指導はできませんが、持久走の指導はできます。ランニングに適した良い季節…また、一緒に走りましょう!

 
 
 

昼食は楽しい雰囲気で…【49回生】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。先週までが異常な温かさだったのですが、一気に気温が下がり過ぎて体がおかしくなりそうです。寒がりな私は、この週末に扇風機を片付け暖房器具を出そうとしましたが、嫁に「まだ早い、服着て暖をとって!」と怒られました…。これから増々朝起きるのが辛くなりますが、生徒の皆さん頑張って登校してくださいね。
 さて、10日ほど前の話題になるのですが、1年生の昼食(給食)の時間ではDVDを鑑賞しながらの昼食風景が見られました。DVDの内容は、宍粟市情報広報課が制作してくださった「しそうチャンネル」の小中高合同稲刈りでしたが、自分たちの姿を客観的に見る良い機会となりました。映像を見ていると、本校生が小中学生に優しく声掛けをしたり、さりげなくサポートしている様子が伺え、改めて本校生の優しさを感じました。生徒たちも時々笑みを浮かべながら、リラックスした様子で映像を見入っていました。コロナ感染防止対策として、黙食を実施している本校生の静かな昼食時間ですが、1学年ではこの昼食時間を少しでも楽しんでもらおうと音楽を流したり、映像を楽しんだりと工夫してくださっています。とても良い試みだと思います。1学年の先生方、楽しい演出をいつもありがとうございます。

 

コロナ対策に新兵器登場!

 中間考査2日目です。今日は出張のため学校には行きませんが、全員受験が出来ていることを願います。10月中旬になろうかというのに日中はまだ半袖でもいいほどの暖かい気候が続いています。正面玄関には、春と勘違いしたのか季節外れのクンシランが咲いていますが、週明けからは冷え込みが強くなるようです。週末も体調管理には気をつけてください。
 さて、新型コロナウイルス感染防止対策として、校内のいたる所にアルコール消毒液を設置していますが、このたび新兵器を購入していただきました。手をかざすとアルコール消毒と検温を同時に行ってくれる「自動検温消毒器」です。私も何度か試してみましたが、自分でポンプをプッシュして消毒するより楽ですし、短時間で検温し音声により「体温は正常です」とアナウンスされるので安心感があります。生徒玄関と正面玄関の2か所に設置していますので、生徒の皆さんは登校したら必ず消毒することを習慣づけてほしいと思います。ただし、勘違いしてほしくないのは登校前の健康観察や検温の入力はこれまで通り行ってください。あれ?木内くん34.6℃…、時々こんな事があり、この自動検温消毒器の検温はあくまで目安ですので…。
 全国的にも新型コロナウイルス感染者は減少し、ワクチン接種もかなり進んでいますが、今後も基本的な感染防止対策を継続し、安心して学校生活が送れるよう努めていきます。

 
 

全国青年弁論大会出場決定!!【47回生】

 本日から中間考査がスタートしました。2学期は、生徒たちのワクチン接種が始まりその副反応等を含め、体調不良者が多く全員が揃わない日が続きましたが、今日は久しぶりに全員が登校しました。ホッと一安心です。
 さて、昨日またまた嬉しいニュースが飛び込んできました。本校の世良紗也果さん(3年・一宮北中出身)が第66回文部科学大臣杯全国青年弁論大会に応募したのですが、なんと予選を通過して全国大会への出場が決まったのです。昨年来、コロナの影響のため弁論課題の審査により選考されての全国大会出場ですが、例年ならば各都道府県で予選会があり、県を代表して出場する歴史と名誉ある全国大会です。本当にスゴイことです。「おめでとう!よく頑張った!」と心から賛辞を送ります。この論文の応募は本校の筏先生が世良さんの才能を見抜き、「こんな大会があるけどエントリーしてみないか?」と声をかけられた事がきっかけのようで、最初は大学受験もありどうしようか戸惑ったと言います。しかし、「挑戦しよう!」と決断し夏休みに約2週間かけて論文を作成…内容は杉原千畝さん(日本の外交官)がユダヤ人にとった行動についての賛否を意見したものでした。結果の通知を見た瞬間、「嘘だ…」と自分でも信じられなかったようですが、両親に報告しても最初は信じてもらえないほど驚いておられたようです。
 11月14日(日)に愛知県一宮市で開催される全国大会では、その論文を自分の言葉で聴衆に伝える力(表現力)も求められますが、「自分の持てる力をすべて出し切りたい!」と力強く決意を述べてくれました。頑張れ、世良ちゃん…緊張すると思いますが、全国の舞台で自分の意見を存分にぶつけてきてください。応援しています。

 

想いよ山形へ届け!【49回生】

 明日から2学期中間考査が始まります。生徒の皆さん、準備は万端でしょうか?中学生になる我が家の娘二人も、中間考査前で嫁に毎晩のように叱られながら勉強をしています。勉強は決して楽しいものではありませんが、努力した分必ず成果があります。努力し成果が出れば大きな喜びと自信に変わります。現実から逃げず、頑張って乗り切りましょう。
 さて昨日、地元の米穀店に生徒が手で選別した完璧な玄米を持参して精米をしてもらいました。「去年、金賞とったお米やなぁ…、ええ取組みしとるなぁ」と米穀店のご主人も生徒の活動を知っておられ、お褒めの言葉をいただきました。精米を終えて代金を払おうとしたら「ええよ、これぐらいしかでけへんけど応援しとるで」とお金を受け取ってもらえません。私は、「ありがとうございます!」とご厚意に感謝して、「よい知らせができるよう頑張ります!」と言って米穀店を後にしました。精米されたお米は、透明で粒揃いよく最高に輝いていましたが、そのお米を1年生の有志メンバーにお願いして放課後、出品用の袋に詰めてもらいました。20分~30分程度で終わる簡単な作業ですが、教室に様子を見に行くと精米されたお米を、さらにピンセットで選別しながら袋詰めしているではありませんか。「えーっ、そのまま計量だけしたらええよ」と言っても「ちょっと気になるんですよねぇ」とさらに完璧を求めてわずかに茶色く濁った白米を取り除いていきます。結局2時間以上かけてようやく終了…、生徒たちの妥協を許さないひたむきな姿が、本日郵送した山形県庄内町で開催される「日本一おいしい米コンテスト」で評価されることを心から願っています。