千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

いざという時に備える…【全学年】

 本日をもって期末考査が終了しました。「人事を尽くして天命を待つ」…自分の全力をかけて努力したら、その後は静かに天命に任せるということわざです。こんな胸中になっている生徒も多いのではないでしょうか?生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。2学期の成績を楽しみに待ちましょう。
 さて、本日の考査終了後に地震後の火災を想定した防災非難訓練を行いました。生徒たちは校内放送や教員の指示に従い、迅速に机の下に身をかくし、その後グランドへ集合しました。緊急放送からわずか3分ほどで全校生が集合を終え、点呼、安否確認ができました。こうした訓練を通して、避難場所や避難経路、消火器の場所、避難の際の注意点などが確認でき、いざという時に対応できるようにしてほしいと思います。
 今日は、西はりま消防組合宍粟消防署千種出張所から4名の消防隊員の方にお越しいただき、避難の際の注意点と初期消火の重要性等についてお話いただきました。また、消火器の使用方法について指導を受け、代表生徒が実際の消火器で使用体験を行いました。いつ、どこで、誰の身に起こるか分からない自然災害…最悪の事態を想定し、柔軟に対応できる防災教育を今後も行っていきます。宍粟消防署千種出張所の皆さん、本日はご指導くださりありがとうございました。

 
 
 
 

1点を削り出せ!【全学年】

 期末考査4日目、本日も全員が無事に受験を終えました。毎回の事ですが、考査前の休憩時間は生徒たちが最後の詰め込み学習を行い、必死で勉強する姿が見られます。今日も誰一人投げ出している生徒はおらず、全員が切磋琢磨して1点でも多く点を得るために時間の限り頑張っていました。当たり前のことですが、テストは範囲こそ決まっているものの何が出題されるか分かりません。理解したからと言って必ず出題される訳ではないのです。そんな未知なるテストですが、テスト範囲の隅々までの内容を学べた生徒に高得点が与えられるのです。
 高得点を得るためには、より広くより深くを追求する必要がありますが、妥協せず最後まで全力投球してください。生徒の皆さん、明日で期末考査は終了です。「やりきった!」と言える考査にしょましょう!

 
 
 
 

日々勉強、日々成長

 期末考査3日目、気温1℃(午前7時時点)の寒さにも負けず生徒たちは、今日も元気に登校し全員受験ができました。気づけば落葉も終わり、本校の象徴であるケヤキ並木(自主敬愛の道)も寒々しい冬の景色になっています。
 さて、少し前の話題ですが今年の日本シリーズはヤクルトスワローズの20年ぶりの日本一で幕を閉じましたね。どの試合も甲乙つけがたい白熱した試合が続き、私もこんなに夢中になってプロ野球を見たのは久しぶりです。私のいとこが以前オリックスの選手でしたので、オリックスを応援していたのですが残念ながら敗れてしまいました。しかし、両チームとも日本一を争うにふさわしい素晴らしいチームだと思いました。前年度最下位のチーム同士が、たった一年で何でこんなにも変わったのか…高津監督、中嶋監督の前向きな言動で指揮高く挑んでいく姿と言霊の力に注目が集められています。そして、両監督の選手を信じる力や高津監督の「絶対大丈夫」等、ここぞという踏ん張りどころを下支えする日頃からの前向きな言葉の発信はすごく大切なことだと痛感しました。
 このことは、学校現場における教員と生徒との関係や私たち管理職と教員との関係にも重なるものであり、普段の人間関係の構築と相手を信じること、言葉かけの重要性などを改めて感じさせられます。そして、「私はまだまだダメだ」と自分自身を戒める毎日です。間もなく50歳を迎えようとしていますが、謙虚な姿勢を忘れず今後も日々勉強、日々成長をしていきたいです。

 

チョークの再生【47回生】

 期末考査2日目、今日も安定して全員受験ができておりホッとしました。考査終了後も各クラスの授業担当の生徒がきちんと出席順に揃えてノートやファイルの提出物を職員室に持参し、「失礼しました!」と爽やかに職員室を後にします。当たり前のことかも知れませんが、私はその姿に感動すら覚えます。本当に素晴らしいです。
 さて、先月の話題ですが3年生の「総合的な探究の時間」で見かけた光景を紹介します。この日は、進路に向けた個別指導を3学年の先生方(5名)が総がかりで行っていました。面接練習や面談、学習指導が中心でしたが、進路が確定した生徒は特に指示されることはなく、各自ですることを任されていたようです。
 その生徒たちが、「先生、使い終わった(短い)チョークありませんか?」と職員室にやって来たのです。「どうするの?」と尋ねたら「チョークを再生させます!」と回答があり、興味を持った私はその様子を見させてもらいました。チョークを削り粉々にし、適量の水を加え型に入れ乾かすとチョークが再生できると言うのです。へぇ~っ、短くなったチョークは捨てるしかないと思っていましたがひと手間かければリサイクルできるのか!?と勉強になりました。また、何をしても良い時間なのに、この取組みを思いつく生徒もスゴイと感心しました。チョークも喜んでいますね。環境や資源を大切にする取組みをありがとうございます。

 
 

期末考査を迎え撃つ【全学年】

 昨日の天気予報がズバリ的中し、夜中には千種町内に雪雲が流れ込んできたようです。そのため、千種の山々は雪景色となって平地でも屋根にうっすらと雪が積もっていました。路面の凍結こそなかったですが、これからのシーズンは車のタイヤもスタッドレスに履き替えなければ危険ですね。私もこの週末にはタイヤを履き替えようと思います。
 さて、本日より2学期末考査がスタートしました。学年や類型により受験科目数は違いますが、5日間で最大12科目の試験が行われます。考査の点数だけで評価が決まる訳ではありませんが、2学期の評価を左右するる重要な考査です。千種の生徒は、途中で投げ出すような生徒は一人もいませんが、最善の努力をし1点を削り出してほしいと思います。また、各科目ごとに日頃の取組み状況を確認するためのノート、ファイル等の提出が求められると思いますが、必ず全員提出しましょう。先生方は、提出物を見ながら皆さんの日々の頑張りや努力の跡を必ず評価してくれます。ぬかりのないよう準備して下さい。テストを終えて、バス待ちの時間に勉強する生徒が多く見られました。その様子を紹介します。
 明日は今日より寒い予報で氷点下になる可能性もあるようです。体調を崩さぬよう、登下校中は路面の凍結に十分に注意して登校してください。