教育・心理類型の取り組み

心理学準備講座(77回生2年生教育・心理実践)

11. 心理学準備講座⑤


 6月11日(月)に甲南大学人間科学研究所から前回に引き続いて谷口先生にお越しいただき、錯誤相関の詳しい説明と2回目の研究レポートの書き方を教えていただきました。

 前回行った実験がどんなところを意識して行われたのかということや、錯誤相関以外にも相手がどんな人か推測するときに働く心理学的な効果についても教えていただきました。例えば、「痩せているひとは少食だ」というような、なにかしらの偏見をもってしまいがちですよね。なぜそのような間違った決めつけをしてしまうのでしょう。

 それは脳が1つ(痩せている)1つ(少食)の情報を別々に分けて判断するのは疲れるので「痩せている=少食」と決めつければ、痩せている人がどんな人か判断するのを簡単にできるからなんです。

 このような脳の働きを知ったことと、前回のレポートの反省を踏まえて2回目の「錯誤相関」についての研究レポートを作成していきます!