看護科blog

看護科blog

看護科blog 臨床看護総論(排泄障害)発表

 高校3年生が、臨床看護総論の授業で学習した「排泄に関連する症状を示す対象者への看護」について理解を深めるために、5人1組のグループに分かれ、事例をもとにその方に応じた具体的な看護援助を考えました。生徒たちは、事例患者さんの問題点から、根拠をもとにどのような援助が効果的か考え、実演しました。自分たちが考えた援助を実演することで全体での学びの共有につながり、より良い方法の考察にもつながりました。

 これまでに学んだ様々な知識を少しずつ統合していく力が必要になりますが、仲間と協力して考えを深めることができました。今後もこのような演習を重ね、広い視野で看護援助が考えられるように成長していきます。

  

  

看護科blog 基礎看護実習Ⅲ

 高校3年生の基礎看護実習Ⅲが終了しました。各病院で担当患者様へのバイタルサイン(体温・血圧・呼吸数・脈拍数)の測定や患者様やカルテからの情報収集、そこから患者様に応じた日常生活援助をさせていただきました。

<生徒の学び>

・患者様の状態はいつも一緒ではなく変化することが多いため、数値からの得られた変化だけでなく、その時の訴えや表情などからも変化を読み取る必要があると学んだ。

・バイタルサインや一般状態の観察のみを援助計画変更の基準にするだけでなく、患者様の嗜好、性格、ADLなどの情報収集から変更していく必要性について学ぶことができた。

・バイタルサインの項目だけを実施するのではなく、得た数値を日々の数値と比較したり、随伴症状などを観察することが重要だと学んだ。また、患者様の疾患にみられる観察ポイントを事前学習し、情報収集する必要があると学んだ。

・担当患者様のことをもっと知りたいという思いがあり、カルテやコミュニケーションを通して情報収集を行い、前よりも積極的に援助に参加できていたと思う。患者様をもっと知りたいという考えを行動に移せるようにでき、積極的に自分から動けるようになったと言う点が成長した。

・積極性が足りないと感じた。今回の実習でしか学べないこともあることを理解し、指導者様からの指示を待つのではなく、自分から行動することが大切だと思った。

<校内実習の様子>

 

 

看護科blog 解剖生理学授業

 4月から「看護学」を学び始めた看護科1年生の生徒が、解剖生理学の「運動器系」の内容の発表をグループに分かれて行いました。

目標:①人の行動に関する筋を理解し、説明できる。

   ②各筋を意識した運動を紹介し、クラス全体が参加し学習・指導できる。

内容は、階段をのぼるのに必要な筋肉、立ち上がりに必要な筋肉、歩行に必要な筋肉などで興味のあることをグループで選びました。発表に向けた準備では、放課後にも集まり教科書やタブレットで調べ学習を行った後、まとめました。また、発表がスムーズにいくよう発表原稿も作成し、練習も重ねました。特に筋肉のイラストには力を入れ、どのグループも綺麗に仕上げていました。当日は、説明をわかりやすく行う、クイズ形式にする、強化運動を説明しながらクラス全員で行うなどの工夫がみられ、良い発表となりました。6月4日(火)に2年生の先輩の「循環器系」の発表を見ていたので、まとめ方や発表の参考にもつながり、プレゼンテーション能力も向上したと感じます。興味を持ち調べ学習し、皆にわかりやすく発表を行うことでそれぞれの理解が深まりました。

 

 

看護科blog 宣誓式

5月10日、第16回宣誓式を行いました。

 生徒たちは1年生の3学期から、自分たちらしい宣誓式を考え準備してきました。看護師になるための決意はもちろん、周りへの感謝の気持ちを伝えたいという思いが強かったため、灯火の儀や誓いの言葉だけでなく、家族への手紙や動画制作、花のプレゼントなど様々なプログラムを考え実施しました。一人一人の温かい気持ちがこもった、とても素敵な式になりました。

 「私たちは、笑顔を絶やさずたくさんの人々に寄り添い、患者さんのよき理解者である看護師になるという初心を忘れず、日々成長していくことを誓います」この誓いの言葉を胸に、これからも仲間と共に前進していきます。

[保護者の感想]

・入学して1年、成長を感じました。夢に近づいて頑張っている姿を見てこれからも応援していきたいと

 思いました。

・宣誓式とても感動的でした。これからの実習に向けての気持ちや緊張感がひしひしと伝わりました。

 初めての臨地実習、それぞれいろんな不安や心配事などたくさんあると思いますが、みんなで助け合って

 頑張ってほしいです。

  

  

 

 

看護科blog 看護科集会

 令和6年度、第1回看護科集会を行いました。

 新たな教員が加わった新体制の発表後、看護科高校課程で身に付けてほしい力について話しがありました。高校課程では当たり前のことが当たり前にでき、また自分や周りの様子に目を配り、色々な気づきを基に自ら考えて行動する力を高めてほしいと伝えました。また、行動する際は一人で判断せず、必ず報告・連絡・相談をすることの大切さも伝えました。難しい勉強や技術の習得に心が疲れてしまうこともあると思いますが、みんなにはとても素敵な仲間がおり、同じように大きな壁を乗り越えていく先輩や後輩の存在が大きな力になることを話し、最後は学年間で楽しく話し色々な情報の共有、交換をしました。みんなの夢の実現に向けて、今年度も楽しく看護を学んでいきましょう(^^)/