ブログ

校長室より

3学期始業式

2025年 巳年のスタート!!

始業式 校長から 

皆さん、あけましておめでとうございます。世間ではインフルエンザが流行していますが、こうして皆さんが登校することができて、とても嬉しく思います。2学期の終業式でいくつかのことも皆さんにお願いしました。安全に健康的な生活を送ることが一番でしたが、冬休みは、自分を見つめ直し、新たな目標を立てる機会ですから、勉強や部活動、生活を振り返って、来年に向けてどうしたいかを考えてくださいともお願いをしました。どうでしたか? 私自身も、いくつかのことを考えながら、「新しいスタート」を今年の大きなテーマに掲げています。このことは、もちろん皆さんにも望むことです。3年生は今年高校生活を終えて、まさに新しい生活がスタートします。1年生、2年生もそれぞれの立場で新しいスタートを切って欲しいと思います。

「新しいスタート」は今年の干支にも因んでいます。2025年は、十二支の前から数えて6番目の「巳(み)」の年です。巳すなわち蛇は、八岐大蛇のように怖いイメージもありますが、他方で神として神社で祀られる神聖な存在です。「巳」は胎児の形からできた文字で「生まれる」とか「将来や未来がある」という意味があります。また、脱皮する蛇のイメージで「巳」年は、「復活と再生」を意味する年なのだそうです。また、「巳(み)」を「実(み)」にかけて、植物に種子ができはじめる時期や次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われています。一方で、蛇は隠れた場所に棲むことから「無意識」や「潜在意識」また、「自分の知らない側面」の象徴ともされているようです。今、新しいことが始まる年と言いましたが、過去の巳年の出来事を調べてみると、日本では昭和天皇の崩御を受けて、年号が「平成」になりました(1989年)。また、世界に大きな影響を与えた出来事として、東西冷戦の象徴であったベルリンの壁の崩壊も同じ年でした。スポーツ界では、イチロー選手がシアトル・マリナーズでプレーを始めたのも巳年です(2001年)。(話さなかったのですが、そもそも21世紀のスタートが巳年ですね。)

皆さんにとって、この1年が、脱皮を繰り返して成長する蛇のように、挑戦と経験を重ねてそれを力として、大きな新しい自分に成長する時間になることを願っています。また蛇の動きのようなしなやかさをもって、どんなことに対しても時と場合に応じて柔らかく対応することを望みます。そして、自分の心にも相手の心にも柔軟に対応すれば、またその中で想像力を働かせてゆとりをもてば、無意識のうちに、そして潜在意識の中でいろいろなことに「感謝の気持ち」と「思いやり」が常に保てるはずです。

多可高等学校にとっても、1月は始まりの月です。1月14日は、本校の創立記念日です。多可高等学校ができる前は、多可郡には県立高等学校が一つもありませんでした。「多可郡に県立高校を」という地域の方々からの強い願いから、多可高校は生まれ、地元に根付いた学校として、地域から大切にされてきました。本校は、昭和49年兵庫県立西脇北高等学校多可分校として発足し、昭和51年兵庫県立多可高等学校として独立しました。現時点で、卒業生は7358名で、その約7割は、地元多可郡・西脇市で活躍され社会に大きく貢献されています。地元を支えているのは、多可高校の先輩、卒業生です。役場や商工会に行っても、先輩がたくさんおられます。

今年は、創立50周年を迎える本校で、みなさんが明るく元気に活躍できることを願っています。

多可町も20周年を迎えます。

※ ここに掲載しています校長の話は、実際の式での話とは、多少言葉が変わっていることをご了承ください。これまでも同様です。

 

表彰伝達

情報処理技能検定試験  2級6名(2年生) 準2級1名(2年生) 3級1名(2年生)

文書デザイン検定試験  2級2名(2年生) 3級1名(2年生)

プレゼンテーション作成検定試験 1級3名(2年生)

日本語ワープロ検定試験 3級2名(2年生)

文書入力スピード認定試験 3級1名(2年生)

 

 

 

2学期終業式

「2学期終業式」と「表彰伝達」を行いました

校長式辞

皆さんおはようございます。今年は去年より長く暑い夏でした。短い秋の後、すぐに冬がやってきて本格的な寒さが訪れています。皆さんも慌ただしい2学期を過ごしたのではないでしょうか。  

体育大会や修学旅行等の学校行事、多可校ちいきふれあいプロジェクトや北はりま特別支援学校との共同学習、進路ガイダンス、高校生心のサポートシステム講演会やゲートキーパー講演会、先週は多可高未来プロジェクトで学習成果発表をして、校歌コンクールを実現しました。また、DXハイスクール事業として大阪大学の佐藤教授の貴重で近未来的な研究の講演を聞きました。そして、総合文化祭での文化部の入賞、各運動部の試合での頑張り、土曜日にはフレンドシップコンサートも開かれ、吹奏楽部や美術部、日本文化部も素晴らしい成果を発表しました。そして3年生は進学のための入学試験や就職試験を乗り切りました。

多可校未来プロジェクトでの校歌コンクールは、学年に差のない順位になりました。歌声やステージ上での姿勢や態度、雰囲気、練習成果の披露等の観点での評価です。ステージ上での態度、姿勢や雰囲気がさすがだなと感じたのが3年生、歌声が力強かった2年生、校歌を知ってから最も時が浅い中で頑張ったのが1年生、それぞれの立場で、しっかり役割を果たしました。

1学期に続いて、やはり皆さんの姿を見ていて素晴らしいと思うことがたくさんありました。授業の様子や学校行事はもちろん、オープン・ハイスクール等で来校した中学生に対して説明や案内する姿、ベルディホールでも堂々とした発表を見ました。11月、タイ王国から来られた先生がいきなり授業に入ってこられて、スマホのアプリで話しかけられましたが瞬時に、にこやかに対応した人がありました。タイ王国の先生は、そのときの交流をすごく喜んでおられました。おそらくその印象が強くて、来年も多可高に来たいとの連絡が最近あったところです。先日の中町北小学校での地域ふれあいプロジェクトでの太鼓演奏、北小の先生から突然「かけ声のところだけやって欲しい」と言われて、ステージ上で打ち合わせて、見事に対応しました。また、放課後や土日、人数は多くなくても、一生懸命部活動に取り組んでいる姿も清々しい思いで見ていました。

そのような人達に声をかけたとき、「当たり前のことを当たり前にしてるだけです」と答える人があります。その返答の仕方に感心します。当たり前のことをきちんととすることの大切さを強く認識しているのでしょう。

何かを問いかけられて、「ハイ」って言える、「おはようございます」とか「こんにちは」と自分から気持ちよく言う。無意識にスッとできることの気持ちよさは、自分にとっても相手にとっても好印象です。

気持ちの良い対応のできる人には当然人が集まります。大人であれば仕事も増えます。自分にとってチャンスが増えます。つい先日、本校の卒業生が私に会いに来てくれました。彼は今、会社の社長をしていますが、20年ほど前に私が3年間担任をした生徒です。彼は当時から、このような姿勢を持っていたことを思い出しました。また、自己主張をする場面があっても、相手を嫌な気持にさせないで自らの意思を伝えることができる。とにかく否定的でなく肯定的に考えを言うことができる人でした。例えば、文化祭とかの行事の話し合いをするときに、彼がいると「・・・だから無理・できない・難しい」「・・・・しかできない」のような会話にならないんです。「・・・・無理」ではなくて、「・・・すればできる」、「・・・・しかできない」ではなくて「・・・まではできる」という具合です。

肯定的な考え方をすれば言葉遣いだけでなくて、行動が必ずプラスにはたらくと思います。できない理由はいくつでも言えますが、そうではなく、できる方法を絞り出そうとする習慣ができます。それをポジティブとかプラス思考とか言うのかもしれませんが、結局、可能か不可能かを決めているのは、多くの場合、人の意思だと私は思っています。「嫌だな、うっとうしい、しんどいな」は、どうしてもなら思ってもいいです。しかし、口に出すことは避けた方がいいのではないでしょうか。このようなことを含めて皆さんには、不可能だと思っても諦めない姿勢を身に付けて欲しいと思います。自らきちんと目標を設定した時点で、既に成果ができ始めています。

そして、まずはそのときに自分がいる場所で、立場で、しっかりと力を発揮して欲しいのです。与えられた場所で花を咲かせて欲しいと願います。その場で花を咲かせなかったら実ができない、種もできない、枯れた後に残るものがありません。そこで花を咲かせて実を結ぶから、別の場所でも花を咲かせることができると思います。

さて、冬休み、自分を見つめ直し、新たな目標を立てる機会です。勉強や部活動、生活を振り返り、来年に向けてどうしたいかを考えてください。また、年末年始は、家族との時間が増える機会です。普段はなかなか言いにくい感謝の気持ちを、言葉にしてみてください。「いつもありがとう」と言ってみてください。大掃除や新年の準備などの手伝いにも取り組んでください。ちょっとした手伝いが人に喜んでもらえることを実感できます。自分自身の成長にもつながります。

皆さんにもう一つ大切なお願いがあります。それは、安全に冬休みを過ごすことです。先日、北九州で中学生が命を奪われるという痛ましい事件が起こりました。このような悲しい出来事が二度と繰り返されないことを願います。冬休みは人の動きが活発になる時期でもあり、交通事故や犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。安全対策を徹底してください。

また、スマートフォンやインターネットの使い方にも注意してください。辛いときや迷うときがあれば、一人で抱え込まず、周りの人に相談してください。本日、配ってもらいますが相談窓口もあります。皆さんの成功を、私たち全員が心から応援しています。

冬休み、安全で有意義な時間を過ごしてください。そして、新学期が始まるときには、また元気な姿で皆さんに会えることを楽しみにしています。

新しい年が皆さんにとって安全で実り多い一年となることを祈っています。それでは、良いお年を迎えてください

 

表彰伝達

ふれあい書道展  奨励賞 2名(1年生)  敢闘賞 3名(1年生)

兵庫県高等学校総合文化祭 特選1名(2年生) 入選4名(2年1名、1年生3名)

校歌コンクール 優勝 全学年  

 

 

 

 

令和6年度県立多可高等学校 第49回体育大会

49回め体育大会テーマは「革命」 

去る9月27日(金)、令和6年度体育大会を行いました。前日の予行も爽やかな秋晴れ、本番も絶好の体育大会日和に恵まれました。ブログや動画で紹介していますように、予行から本番にかけて、学校全体の弾けるような躍動感溢れる雰囲気の中で、日頃の学びの成果を披露し、充実感と達成感の中、思いでいっぱいの行事を創り上げました。

開会の挨拶

今皆さんの力強い行進を見て、心が震える思いでここに立っています。そんな行進を見せてくれた皆さんに心から敬意を表します。改めて 皆さん おはようございます。

昨日に続いて本日も、朝から体育大会には絶好の天気に恵まれました。昨日午前の予行や予選、午後の練習でチームとして個人として、良かったところを意識して、改善すべき点は修正をして、より高い完成度で本日を迎えていると思います。

さて、今年のテーマは「革命」。1年生の若い力、2年生の力強さ、3年生の底力を総合して、一人一人の中にそして、多可高等学校として大きな革命を起こす。革命という言葉の意味はいろいろな表現がありますが、急激な物事に発展や変革を起こすという意味で、本当に力強いテーマが設定されました。

今日はこのテーマが意味する通り、多可校生一人一人の思いを集結して、チームの中で自分の存在をはっきりと意識しながら、多可高校第49回体育大会を皆さんの力で作り上げてください。

 そして、朝早くから駆けつけてくださいましたご来賓の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございます。また、地域の皆さま、今日は半日ご迷惑をおかけしますが、ご理解をいただきますよう、この放送を通してお願い申し上げます。本日は存分に多可高生の躍動する姿をご覧ください。また力強く温かいご声援をいただけましたら幸いです。 

それでは、多可高校生の皆さん 皆さんの誇り高い意識の中で自らの役割を果たしてください。 感染症熱中症に注意しながら、3年生にとっては高校生活最後の体育大会で素晴らしい思い出、未来につながる思い出を作ってください。以上挨拶とします。

閉会の挨拶 講評

皆さん お疲れ様でした。

昨年度もそのように感じましたが、今年も予行と本番を見て本当に美しい体育大会だと感じました。

美しいと感じたのは、皆さんが全力で真剣に躍動する姿だけでなく、一人一人がクラスというチームの一員として、様々な工夫をして、上手くいかなかったことを次に繋げようとする姿やお互いに心底応援し合う姿、勝ったチームをたたえる姿等が本当に気持ちよく目に入ってきたからだと思います。

今回も、優勝という目的のもと、各種目で目標を掲げて、予行から予選、そして今日の本番に臨みました。その目的を達成するために、場合によっては具体的な目標を修正したり、増やしたりすることがあったと思いますが、そうやってその時と状況に応じてきちんと考えて、発生する課題を解決したり、たとえ失敗してもそれが次への糧になるように活動に挑むことはとても大切なことで、すべての学びに通じると思います。明日からの皆さんの生活のすべてに通じると思います。皆さんに将来起こりうるいろいろなハードルを乗り越える準備ができたと思います。

 本日は、これまでの準備段階から指導の中心になって頂いた体育科の先生、そして迅速かつ的確な動きのすべての先生方、生徒会や体育委員をはじめとした運営担当や各部活動の生徒の皆さんによって、素晴らしい体育祭となりました。 最後まで熱心に応援してくださった保護者の皆様、ご来賓の皆様に深く御礼申し上げます。皆様の暖かい声援によって、生徒は全力で競技に取り組むことができました。心から感謝を申し上げ、講評といたします。

 

表彰伝達

教科「福祉」と「情報」で計53名を表彰

9月2日(月)の始業式・着任式の終了後に表彰伝達を行いました。7月に実施された第12回兵庫県高等学校福祉教育フェア2024と情報処理検定協会検定試験の結果によるものです。

兵庫県高等学校福祉教育フェア2024 7名

7月30日(火)、兵庫県立日高高校三木記念ホールで実施された第12回兵庫県高等学校介護コンテスト奨励賞3名と第11回兵庫県高等学校ベッドメイキングコンテスト奨励賞4名を表彰しました。介護コンテストは課題に対する介護の技術を競うもので、課題は、「A 移動の介護  B 排泄の介護 C 身支度の介護 D 食事の介護の」のA~Dを組み合わせたものです。べッドメイキングコンテストは、褥瘡予防の観点からシーツ等の正確性や見た目、ベッドメイキングを行う際の環境整備等が総合的に審査されます。出場者は、コンテスト直前までの大変熱の入った練習で学習成果を発揮しました。

情報処理検定協会検定試験 46名

プログラミング技能検定試験1級に4名合格、同検定2級に17名が合格しました。これは、アルゴリズム・プログラミング言語(JavaScript)の知識や技術を基盤とした動きのあるWebページの作成を通じて、情報に関する課題を発見し、解決する力を身に付けることを目的として実施されています。

情報デザイン検定試験1級に5名合格、同検定試験2級17名合格、同検定3級に3名が合格しました。本検定試験は、HTML・CSSの構造を理解し、その知識や技術を基盤としたWebページの作成を通じて、目的や意図のある情報を受信者に分かりやすく伝達する手法を身に付けることを目的として実施されます。

教科「情報」でも日頃の学びを、存分に発揮しました。

 

 

 

2学期が始まりました

2学期始業式・着任式

例年になく暑い日が続いた夏休みを終えて、9月2日(月)に始業式を行いました。今年の8月の平均気温は、日本各地の多くの観測点で史上最高を記録し、地球規模の深刻なこの暑さは、オーストラリアで8月としては史上最高の41.6℃の記録をもたらしました。オーストラリアは南半球であるのに・・・・です。また、8月8日(木)の夕方には日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、その直後に南海トラフ地震臨時情報が気象庁から発表されました。そのような中でも、夏季休業中の本高校生は、補習授業、就職や進学に係る面接練習、各種書類作成、インターンシップをはじめ、部活動や地域ボランティア活動、未来をひらく少年会議や多可町高校議会等への参加などに積極的に活動し、さらに成長した逞しい顔を9月最初の日に見せてくれました。

始業式後の着任式では、8月からお迎えしたALTのノース・ジェシー先生をご紹介しました。ジェシー先生は英語と流暢な日本語でご挨拶され、生徒会役員から歓迎の言葉がありました。アメリカ西海岸のカリフォルニア州のご出身で、この度、ジョージア州から来日されました。

始業式  -校長式辞概要-

皆さんおはようございます。あっという間の夏休みでした。今、こうして皆さんの元気な顔を見ることができて嬉しく思ってます。夏休み中も、補習、部活動やボランティア、インターンシップや就職や進学に係る面接練習、福祉コンテストや、生徒会の皆さんは多可町議会など様々な分野で大活躍でした。

いよいよ2学期が始まりました。すぐに3年生の就職試験があり、今日は大学や専門学校の進学に係る大切な情報の開示があり、今月の末には体育大会、10月には修学旅行があります。その後推薦入試も始まります。 

さて、令和6年度もすでに5ヶ月が過ぎたのですが、改めて皆さんに強く認識して欲しいことがあります。高校生活というのは、誰しも3年間と考えると思いますが、私はそうは思っていません。「1年勝負」なんです。どの学年の生徒の皆さんにとっても1年勝負なんです。その年度にそのときの生徒の構成で、さらに今の先生のメンバーのままこの学校で皆さんと向き合うことができる環境は、後にも先にもこの1年しかないのです。

だから、先生方もこの1年でできる最高の学校生活を皆さんに与えようと頑張ります。授業でも学校行事でも、部活動でも生徒会活動でも同じです。皆さんは、そんな中で精一杯自らを磨いてください。「頑張ったら夢が叶う」そんな世界的な視点で見たら決して当たり前でないこの環境にいることを意識して、常に今よりも高みを目指してください。そんな無限の可能性を秘めて頑張る皆さんの中で、先生方も自分自身を磨いています。

皆さんは輝くダイヤモンドの原石なんです。世界で最も硬いダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンドしかありません。生徒の皆さんのダイヤモンドを先生方が磨き、先生方のダイヤモンドを皆さんが磨く・・・。多可高等学校はそんな素晴らしい学校だと私は信じています。そして、そんな現場にいることが出来る私達教職員自身もとても幸せだと思っています。

何かに取り組もうとしたとき、どこに行っても、「それをやっても効果がない」「やっても無理」「少し様子をみて」といった考えで、新しい取組に抵抗する人があります。急にやって劇的に効果が出ることは困難です。でも、例えば3回やってみて1勝2敗だったら十分OK、3連敗でも経験の積み重ね、百の試みで1の成果がでたらOK、そんな心がけでいてください。あまり効果がないということは、薄い紙くらいの効果があると言うことです。そんな薄い紙を何枚も積み重ねて、厚みをもたせるような努力をすることです。僅差や微差を大切に出来ない人は成果を出せず成長もできません。何の保証も約束もないことに対して、見返りを求めず努力できることを20歳までに身に付けて欲しいと思います。皆さんの来るべきときに備えてください。

夏休み明けでちょっと気持ちがしんどい人もいるかと思います。無理しないで先生でも誰でも伝えてください。後ほどHRでプリントを配布しますので、そちらに相談してもらってもかまいません。皆さんが元気で過ごしてくれることを祈っています。

  

県立多可高等学校創立50周年記念事業

創立50周年記念事業第1回実行委員会を開催しました

県立多可高等学校が令和7年度に創立50周年を迎えるにあたり、記念式典をはじめ生徒集会室環境整備、記念誌発行、名簿発行等の記念事業を計画しています。これら事業推進のための実行委員会を立ち上げ、その第1回会議を7月29日19時から本校多目的ホールで実施しました。実行委員会は、今のところ同窓会関係11名、歴代PTA会長8名、現PTA役員等8名、現職教員13名等から構成され、当日の会議では記念事業概要説明等の全体会の後、「記念式典」「記念誌編集」「名簿編集」「財務」「祝賀会」等の分科会で、役割の確認や今後の作業予定等について確認しました。今後、本HPでも事業の進捗状況等を報告します。

 

AED講習会

AED講習会を実施しました

夏季休業中の7月29日(月)、西脇消防の方々にご指導を頂き、部活動の部員や教員を対象にAEDの講習会を実施しました。エアコンの効いた体育館に集合して、講話と実技による丁寧な指導でAEDの使用方法だけでなく熱中症の予防や救急処置方法について学びました。

AED(自動体外式除細動器)は、「Automated External Defibrillator」の略語で、心臓に電気ショックを与えることで「除細動」を行うものです。AEDが電気ショックを与えるのは、心臓が痙攣を起こしてポンプとしての機能が不全となる「心停止」の状態と判断されたときです。心臓が完全に止まって、もう動かないという状態は特に「心静止」と呼ばれ、AEDの適応はできません。「除細動」とは、心臓が痙攣(細動)した状態を「取り除く」ことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行います。

AEDが医療・救急関係者以外でも使用できるようになって今年の7月でちょうど20年が経過しますが、この間に8000人以上の命がAEDによって救われたそうです。

 

 

 

夏季オープン・ハイスクール ー学校概要説明資料ー

令和6年度夏季オープン・ハイスクールを実施しました 

7月22日(月)、主に中学校3年生や保護者の皆さんと中学校教員や多可町と西脇市の関係課の方々にお越し頂き、夏季オープン・ハイスクールを実施しました。。オープンニングの和太鼓による歓迎演奏から始まり、校長、生徒会長の挨拶、生徒会による学校概要説明と福祉科主任教諭による動画を交えた福祉ボランティア類型の学びの説明、その後は体験授業と部活動体験・説明等を行いました。新生徒会の執行部が説明や案内役を務めました。当日は、二十四節気の一つである「大暑」にあたる日でしたが、体育館を含めた活動場所での適切なエアコン使用や、屋外においても設営されたテントでの適時の休憩を挟みながら安全に実施することができました。

夏季オープン・ハイスクールにお越し頂きましたすべての皆様、暑い中ありがとうございました。深く感謝しております。11月の秋季オープン・ハイスクールでは、授業風景や施設設備について新しい情報をお伝えする予定です。ご来校を心よりお待ちしております。

次の資料は、生徒会が説明を担当しました学校概要のスライド資料です。

多可町高校生議会の準備が始まりました

高校生議会ワークショップ

7月19日(金)、1学期終業式や生徒会認証式を終えた日の午後、多可町高校生議会に参加する新生徒会のメンバーが本校多目的ホールに集まりました。多可町議会議員の皆様、議会事務局の皆様をお迎えして令和6年度多可町高校生議会の準備ワークショップを行うためです。高校生議会の主な目的は、公職選挙法の改正により2016年7月から選挙権が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられたことを機会に、社会の出来事を自分たちで考え、主体的に行動できる人材を育成するための主権者教育の充実です。この取組を通して、人々の声がどのように行政に届けられるのか、それがどのように形になるのかを実際に経験し、政治への関心が深まります。また、自らの住む地域をより理解することができます。今後、第2回目のワークショップを7月26日(金)にも実施し、質問通告書を7月29日(月)に提出します。その後、8月6日(火)のリハーサルを経て、8月8日(木)に本番を迎える予定です。

昨年度の質問です。「買い物弱者を減らすには」「恋人の聖地を建立して!」「多可町の農産物を一カ所で買える場所」「産坂における安全性について」「多可フェスの開催を!」「体育館にも涼しいエリアを!」「多可町にショッピングモールを建設して、町に活気を!」「フィールドアスレチックの建設を」「街灯を増やして明るい町に!」「加美区でもう一度お祭りを!」「路線バスの増便・コンビニが欲しい」「記念碑を立てたい」「タブレットの補助で負担を軽減」「空き家を公共施設に」「アイスの自販機の設置を」「バス停の位置の変更を!」

さて今年は、どんな質問が出るのか楽しみです。

 

DX

DXハイスクールに係る取組を具体化します

本年度指定を受けた文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)に係る本校の取組概要です。学びの環境整備や組織体制等をまとめています。今後はさらに、細部の調整を含めて発信します。