校長室より
AED講習会
AED講習会を実施しました
夏季休業中の7月29日(月)、西脇消防の方々にご指導を頂き、部活動の部員や教員を対象にAEDの講習会を実施しました。エアコンの効いた体育館に集合して、講話と実技による丁寧な指導でAEDの使用方法だけでなく熱中症の予防や救急処置方法について学びました。
AED(自動体外式除細動器)は、「Automated External Defibrillator」の略語で、心臓に電気ショックを与えることで「除細動」を行うものです。AEDが電気ショックを与えるのは、心臓が痙攣を起こしてポンプとしての機能が不全となる「心停止」の状態と判断されたときです。心臓が完全に止まって、もう動かないという状態は特に「心静止」と呼ばれ、AEDの適応はできません。「除細動」とは、心臓が痙攣(細動)した状態を「取り除く」ことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行います。
AEDが医療・救急関係者以外でも使用できるようになって今年の7月でちょうど20年が経過しますが、この間に8000人以上の命がAEDによって救われたそうです。