サイエンスツアーin東京 12東京大学 高橋嘉夫教授による講義
「私達はどこからきてどこへ行くのか〜138億年の元素の旅〜」というテーマで、高橋嘉夫教授に講義していただきました。水や大気とかが存在しない地球初期に、なぜ現在存在しているのかを探るために「はやぶさ」が使われていたことや、地球上の物質で水に溶けにくいものが海の下に沈澱し、溶けやすいものは海水となり生き物を作り出すこと、生き物は海水から作られたなので、海水と人間の成分が同じであること、そして溶けないものは生物に使われないものなので人間にとって有害な物質であることなど、高校生にもわかるように説明してくださりました。
岩石や火山石なども見せていただきました。
助手として、宮本千尋先生にも来てもらいました。小さな科学館を運営されています。分岐点において一歩先を考えることや、やらない後悔よりやる後悔の方がいいなど、高校生向けたメッセージをもらいました。
講義が終わった後も、鉱石を見せていただいたり、質問を聞いてくださったりしました。
高校生に向けて楽しそうにお話をされる姿がとても印象的でした。高校生に向けて、基本をしっかり学ぶことが大切である、そこからいろんな分野に繋がっていくので、とアドバイスをもらいました。今、やっている勉強が、いろんな分野に繋がっているのですね。高橋教授、本当にありがとうございました。
昨年もツアーに参加した生徒の感想です。化学を勉強したので、すべてではないですが、去年より部分的に理解できました。理解できた分、面白さも感じられました。もっと勉強すれば、もっと面白いのかも。