塔陵健児のひとりごと

三日月収穫感謝祭 家政科よりご報告申し上げます

月の名残の頃、霧の薄く立ちこめる三日月の朝。
その静けさのなか、家政科の生徒たちは心を込めた焼き菓子をそっと並べ、
お客様をお迎えいたしました。

づくりの焼き菓子は、どれも私たちの日々の学びの結晶でございます。
とりわけ紫珠の焼き菓子(むらさきだまのやきがし:通称ブルーベリーケーキ)は、本日が最後のご提供となり、
お求めいただいた皆さまには、名残惜しさと共に深い感謝の念を抱いております。
「いつも楽しみにしていました」とお声をかけていただくたび、
胸の奥がふわりと温かくなりました。

また、私たちのお菓子には、農業科学科が丹精こめて育てた
佐用高校自慢の卵「よたま」を使わせていただいております。
その豊かな味わいとまろやかな風味は、多くのお客様に喜んでいただき、
私たちにとっても励みとなりました。

足を運んでくださった皆さま、そして支えてくださった地域の方々へ、
心より御礼申し上げます。

どうかこれからも、佐用高校家政科をかく見守っていただければ幸いに存じます。
本日は、誠にありがとうございました。