塔陵健児のひとりごと

チーム「学校」による清掃活動! みんなでつくる、きれいな佐用高校

この春、佐用高校では新たに 『チーム「学校」による清掃活動』 がスタートしました。
背景にあるのは、年々減少している生徒数と、変わらない学校の広さ。

平成8年、佐用高校には全学年8クラス、定員960名の生徒が在籍していました。
現在はその半分以下の生徒数。しかし、掃除をする場所は当時と変わりません。

これまでの清掃体制では、クラスの人数が少なくなった分、一部の清掃班に負担が集中してしまうという問題がありました。
そこで、今年度から新しく「全校生徒・全職員で毎日清掃に取り組む」スタイルへ。
名付けてチーム「学校」による清掃活動の取り組み!

すべてのHR教室、トイレ、廊下、昇降口などは毎日掃除、使用頻度の少ない教室は曜日ごとに分担しています。
はじめは「大変かな」と思ったこの取り組み。
しかし、いざ始まってみると、想像以上に生徒たちは真剣に、そして前向きに取り組んでくれています。
ときには人数が多くて手が空いた生徒が、窓ふきや細かい場所の掃除を自主的に始める姿も。

こうした日々の小さな積み重ねが、
学校への愛着や、落ち着いた学びの環境につながっていくと信じています。

掃除を通して、学校がきれいになるだけでなく、心もきれいになる。
チーム「学校」の挑戦は、まだ始まったばかり。
これからも、みんなで佐用高校を磨いていきましょう。

←見えにくいですが清掃活動の様子です。