塔陵健児のひとりごと
吹奏楽部3年生 引退コンサート
2024年7月27日 日曜日 吹奏楽部の3年生が、引退を迎えました
コロナのころから、部員は減っていきました
気がつけば、コンクールに出場することすらできなくなっていました
そして、コンクールという舞台を知らない部員が引退の日を迎えました
少ない人数でも他校と同じような経験をさせてやりたい
少ない人数だからこそ他校と違う経験をさせてやりたい
少ない人数でも同情されるようなことはしたくない
少ない人数だからこそうらやましがられるようなことをさせてやりたい
そう思ってあの手この手でいろんなことをやってきました
機械との同期演奏
同じように少人数の学校との合同バンド
テレビ局に許諾をもらって演奏した『名探偵コナン』
人手不足を補うために登場したエアダンサー
それでも足りない時の、枯れたおじさん
100km以上離れた淡路への遠征
高校生がまさかの『どんぐりころころ』
なぜか冬になると冬眠する部活
そして、塔陵祭を経て、今日という日の引退コンサートへ
ようやくたどり着いたゴールから振り返って見れば、
そこには、自分の思い描いていた部活動人生があったでしょうか
そして、それは——
君たちにとって、満足のいくものであったでしょうか
引退、お疲れ様でした
そして、ありがとうございました