塔陵健児のひとりごと

40年

教室移動、教科書購入、大掃除――
年度の終わりを感じる、少し慌ただしくもどこか寂しい時間が流れる中、思わぬ“出会い”がありました。

大掃除の最中に見つかったのは、なんと40年前の机
今の机とは違い、イスと一体になった木製のしっかりとしたつくり。
長い年月を経てもなお、その存在感は健在で、まるで「よく頑張ってきたな」と語りかけてくるようでした。

そしてもうひとつ。
ふと手に取った塵取りには、「1-7」の文字。
かつてこの学校には、一学年7クラスまであった時代があったのです。
今とは違う校舎の風景、にぎやかな廊下、ぎゅっと詰まった教室――
そんな光景が、静かに浮かんできます。

時代は変わり、教室の形も、学びのスタイルも少しずつ変わってきました。
それでも、この場所には確かに、たくさんの時間と人の思いが積み重なっています。

古い机や道具たちは、ただの「物」ではなく、
その時代を生きた生徒たちの記憶そのものなのかもしれません。

「そんな時代もあったね」と、誰かがつぶやく声が聞こえてきそうな、
そんな一日でした。