塔陵健児のひとりごと

主のいないスリッパたち 〜あの足の香りさえ恋しい〜

今日のお昼の昇降口。
1年1組の下駄箱だけが今日は妙に静かでした。

そう、インフルエンザ蔓延のため
本日から5日間の学級閉鎖。

棚を見れば、主のいなくなったスリッパたちが
ぽつん…と並んでいる。

普段は
「ちょっと!また左右逆に入れてる!」とか
「その履き方で廊下走るから音すごいねん!」とか
ツッコミどころ満載のスリッパたち。

それが今日ばかりは
どこか寂しそうで、しょんぼり見える。

──あの、
~なんとも言えない“思春期の足のかほり”~でさえ、
ないとそれはそれで寂しいもんです。
(いや、普段は全力で消臭したいんですけどね!?)

いつものにぎやかな足音が、
また早く戻ってきますように。

季節の変わり目、皆さんも気をつけて。
手洗い・うがい・換気・マスク。

そして何より、
元気で学校に来てくれることが一番です。

また、スリッパたちが“あの香り”に包まれる日を(?)
心待ちにしています。