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塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~

時代

昨日、臨時の生徒総会がありました。
議題は、校則改定について。

グレーの靴下が認められること。
高温期のネクタイ・リボン着用義務の緩和。
携帯電話はこれまでどおり、必要な時に先生の許可を得て使用すること。

文章にすれば、たったこれだけのことです。
けれど、そこに至るまでには、たくさんの意見と、たくさんの思いがありました。

「時代に合わせて改定する。」

よく聞く言葉です。
でも、そもそも“時代”って何だろう、

流行のこと?
世の中の空気?
SNSの声?

きっと、それだけではない。

時代とは、
一人ひとりの声の積み重ねなのだと思います。
暑さの中で感じた違和感。
日々の生活の中での小さな不便。
「こうだったらいいのに」という、静かなつぶやき。

それを集め、話し合い、考え、
学校としての形にしていく。
その過程こそが、“時代に合わせる”ということなのかもしれません。

校則は、縛るためだけにあるものではなく、
私たちがよりよく学校生活を送るための約束です。
変えることは、壊すことではない。
守るべきものを守るために、整えるということ。

今日の決定が、
誰かの学校生活を少しでも過ごしやすくするなら、
この総会には意味があったと信じたい。

そして何より、
意見を出してくれた皆さん、
真剣に耳を傾けてくれた皆さんに感謝しています。

“時代”は遠くにあるものではなく、
今ここにいる私たち自身の中にある。

そう思えた一日でした。