高等部だより
兵庫県特別支援学校技能検定
7月24日から8月7日の間に、県下の特別支援学校で兵庫県特別支援学校技能検定が行われました。本校からは、高等部1年生から3年生までの計20名の生徒たちが受検しました。
1年生は、1学期の短い期間の中で ビルクリーニング部門の『テーブル拭き』に挑戦しました。
2年生は、喫茶サービス部門、ビルクリーニング部門の『ダスタークロス』のどちらかを選んで1年生の後半から学習してきました。
3年生は、物流・品出し部門の学習を2年生の後半から段階的に進めてきました。
検定当日、緊張はマックスでしたが、これまでの学習の成果を発揮し、検定を終えた後は、ミスをしたことを悔やむなどしながらも、達成感を味わい得意げな表情もみられました。
チャレンジタイム
高等部では、1学期中、「チャレンジタイム」という授業の中で、
「技能検定」に関する学習を続けてきました。
先日から夏休みに入りましたが、各学年、夏季集中講習として
最後の手順・所作の確認をしています。
生徒たちもそれぞれ緊張感をもって取り組んでおり、
本番同様のチェックを受けて、課題を再確認していました。
技能検定では、検定に向けて努力する気持ちや課題を修正していくプロセスも大切にしています。
一人一人が本番で力を発揮できることを願っています。
高等部3年生校外学習
7月8日(火)高等部3年生で、新宮方面に校外学習に行きました。
暑さ対策として志んぐ荘近辺での活動と、修学旅行でのバイキングを想定したランチバイキングといった内容に縮小して行いました。。
熱中症対策として、水分を多く持参するだけでなく、持参したタオルを冷やして持って行きました。
志んぐ荘に到着後、全員で写真撮影した後、吊り橋に行きました。
吊り橋では、怖がりながらも渡る者、橋を揺らしながら笑顔で渡る者、先生の手をもって慎重に渡る者など、それぞれで橋や周辺の景色を楽しみました。
ランチバイキングに行く前に事前に学習したマナーを確認し、和洋中と様々な料理、プチケーキなどの様々なデザートなど好きな物を取りたくさんいただきました。
公共のルールを守って行動し、楽しい一日を過ごして学校に戻ってきました。
高等部1年 校外学習
6月26日(木)高等部に入学して初めての校外学習で「ひょうご環境体験館」に行ってきました。
こねこねマイ石鹸作りでは、石鹸に着色や香りづけを行い、それぞれオリジナルの石鹸を作りました。
後半は、地球温暖化に関するDVDを視聴し、環境問題について学習しました。道中に利用した路線バス
では、みんなマナーを守って安全に乗車することができました。
高等部3年 校内実習
高等部3年生は6月4日から24日まで3週間の校内実習を行いました。コイン数え、ボールペン組立、パチンコ台解体、タオルたたみなど様々な作業を行いました。それぞれの生徒が、課題と目標をもち、緊張感のある面持ちで集中して取り組む姿にたくましさを感じました。
また、現場実習では卒業後の進路実現にむけて前向きに取り組む姿が見られました。実習を通して見つかった課題と向き合い、さらなる成長につなげてほしいと思います。
県立佐用高等学校との交流
6月5日(木)県立佐用高等学校との交流及び共同学習を行いました。本校からは高等部1・2年生の9名が参加し、農園にサツマイモ(鳴門金時・紅はるか)を植えました。最初は、お互い緊張からか表情は硬かったのですが、徐々にコミュニケーションをとりながら、終盤には積極的に質問しあうなど、次の交流及び共同学習が待ち遠しくなる程、楽しい雰囲気で学習できました。
県立山崎高校森と食科との交流
6月13日(金)、県立山崎高校森と食科との交流及び共同学習を行いました。本校からは高等部木工班に所属する1・2年生の8名が参加し、高校生と一緒にコースターの制作に取り組みました。
糸のこ盤を使って木を切ったり、やすりをかけたりして、干支の「蛇」をモチーフにした木製コースターを完成させました。
短い時間ではありましたが、お互いに会話を楽しみながら、和やかな雰囲気の中で交流することができ、思い出に残る時間となりました。
次回の交流及び共同学習は秋頃を予定しています。
運動会
5月31日(土)に高等部の運動会が本校運動場にて開催されました。
天候の心配が嘘かのような晴天に恵まれ、時折強い風にあおられつつも、
練習した成果を発揮することができました。
1年生は「やればできる!ゴールをめざせ!」
2人1組でカラーコーンの間を縫いながら2本の棒やカゴに乗せたボールを運びます。
時折、ボールが落ちて転がってしまうこともありましたが、
あきらめず再挑戦する姿も素晴らしかったです。
2年生は「コロコロマスターズ」
大玉転がしのリレーをクラス対抗で行いました。
抜きつ抜かれつ、勝負の行方が分からない中、友達を一生懸命応援する姿も印象的でした。
3年生は「かわいいポーズじゃだめですか?」
大玉を転がして所定の位置まで来たら、お題のくじを引きます。
「かわいい」「かっこいい」「ねこ」色々なポーズのお題が出ますが
それぞれの個性が光る素敵なポーズを見せてくれ、
客席からも拍手が起きていました。
その後、学年ごとに「玉入れ」を行いました。
玉入れの時も1球でも多く入れようと一生懸命でしたが、
球を数えるときもハラハラした様子で盛り上がっていました。
最後は「オクラホマミキサー」
普段関わらない他学年の生徒同士が組んでダンスをする場面もあり、
照れつつもうれしそうな表情が印象的でした。
司会進行は生徒会メンバーが行い、
競技に使う物品の準備・片付けも用具係の生徒たちが駆け足で行っていました。
自分たちで運営する運動会を通じて、
成長できたのではないでしょうか。
下級生の生徒たちには先輩のりりしい姿を見て、
自分たちも来年は…という気持ちを持ってほしいと思います。
職業講話「働くために必要なこと・大切なこと」
「ひめじ若者サポートステーション」の宮浦様を講師にお招きし、職業講話を開催しました。1~3年生まで約40名が参加しました。
はじめに、「何のために働くのですか?」と聞かれた生徒たちは、それぞれに「お金のため」、「親に安心してもらうため」など、自分の考えを紙に書いたり、発表したりしました。次の「職場ではどんなことが求められると思いますか?」との問いには、「正確に仕事をする」、「決まりを守る」、「周りを助ける」など、さまざまな考えが見受けられました。
そして、社会人としての基本行動(ルールとマナー)について、お話を聞きました。 ①時間や約束を守る ②笑顔であいさつ ③社会人、組織としての意識を持つ ④身だしなみ ⑤仕事の報・連・相 ⑥言葉づかいや心配り の6つにわけて、例を挙げながら説明がありました。どれもとても大切なことであり、練習してすぐにできることばかりではありません。今日から、少しずつ気をつけていけるとよいですね。
講師の方からのお話や自分で考えて書き込む活動を通して、「働くために必要なこと・大切なこと」が具体的に見えてきたのではないかと思います。“社会人になる”って、たいへんですが、楽しみにしながら成長していけるとよいですね。
高等部 対面式・活動紹介
4月16日(水)、生徒会を中心に新入生と在校生による対面式・部活動紹介が行われました。
少し緊張した表情の新入生たちを、先輩達が温かく迎え、和やかな雰囲気の中で行われました。
新たな出会いに感謝し、これからの成長を楽しみにしています。