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10月15日(日)ぐるっとワールド in Miki ランドセル寄贈

 

 

 

 

 

 

 10月15日にかじやの里・メッセみきで行われた『ぐるっとワールド in Miki』(三木市国際交流協会主催)で事前に回収したランドセルを外国人の方々に寄贈してきました。

  

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

   

 校内で回収チラシを配ると同時に、新聞に記事を載せてもらい、回収活動を行いました。生徒はもちろんのこと、おじいさん、おばあさんがお孫さんのものを持ってきてくれたり、お父さん、お母さんが自分の子どものものを持ってきてくれたり、三木市内、市外を問わず、合計33個のランドセルが集まりました。

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

  

 しかも、ほとんどのランドセルは状態が良く、綺麗なものばかりでした。色は昔ながらの黒色と赤色が多かったですが、オレンジ色や水色、茶色のものも1/3程度ありました。(実は黒と赤より人気がありました)当日は朝から会場で準備を行い、お店(ブース)を開きました。 ポスターは教頭先生、ALTのチェン先生(英語版)、2年生のチャンくん(中国語版)、ホアンくん(ポルトガル語)に協力してもらい作成しました。イベント開始当初はなかなかお客さんが来てくれず、午前中は5個しか渡せませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 お昼を挟み、イベント終了まであと1時間くらいの時刻で、お客さんが少し減ってきたと感じていた頃、ステージでセネガルのダンスが始まりました。知らぬ間にお客さんは増え、会場のテンションも一気にも盛り上がりました。

 すべてのイベントが終了し、片付けをしていると、セネガルのダンスチームで世話役をされている日本人女性の方がブースに来られ、「アフリカの孤児院に持っていきたいのですが…」と声を描けてくださりました。こちらも「ぜひ、どうぞ。」と答え、24個渡すことができました。

 

 

 

 

 

 

   

 

 このイベントで合計29個のランドセルを寄贈することができました。ご協力、本当にありがとうございました。残った4個は三木市国際交流協会に持参し、市内の外国人の子どもに使っていただけるようお願いする予定です。

  この取り組みは単なる3R(リユース・リデュース・リサイクル)活動ではなく、SDGsや国際理解につながるものだと感じました。来年度以降、ランドセル回収・寄贈を行うかは未定ですが、2025年度に開設される三木市内の統合校に、この活動が継承されることを願います。

 

2023.10.15

県立三木北高等学校

石田 武史