めいせいだより
国際人間科の生徒が中国海南省を訪問しています
12月12日から21日まで、明石西高校の国際人間科の生徒が、中国の海南省を訪問しています。
歓迎会では、兵庫県からの派遣団の生徒代表として、堂々とした流暢な英語でスピーチを行いました。
兵庫県と海南省は、2011年に高校生交流に関する覚書が交わされ、これまで交流を続けてきましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大のため、事業は2020年から中断していました。
今年度は、兵庫県から海南省への派遣が再開し、現地の方々に温かく迎え入れていただいています。歓迎式での中国側のスピーチで、「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや。」 (孔子の言葉「友人が遠方から訪ねてきてくれるのは、こんなにうれしいことはない。」)が、心に響きました。
月曜日から現地の高校を訪問し、様々なプログラムに参加して交流を深めます。
こちらは、海南省博物館前の蘇軾(蘇東坡)の像です。以下は彼が残した詩です。
「人生無離別
誰知恩愛重」
「人生離別無くんば
誰か恩愛の重さを知らん」
[意訳]
「人生に別れがなければ、
愛情の重さを知ることもないだろう」