国際人間科だより

1年 情報&コミュニケーション プレゼンテーション

3学期の目玉として、自らテーマを設定し英語で発表するプレゼンテーションが始まりました。

世界の諸問題について、関心のあるものを自ら選び、課題と解決策について、プレゼン資料を作って英語でスピーチします。

情報とコミュニケーションの力を合わせた、1年間の総仕上げです。

↑南アフリカにおける馬主間の不平等性について

↑韓国における妊婦を取り巻く問題について

↑スペインにおいてサッカー選手が受ける人種差別について

第16回全国高等学校スピーチコンテスト 出場

国際人間科2年坂本充愛さんが2月11日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた「第16回全国高等学校スピーチコンテスト The 16th All Japan High School English Speech Contest」に出場しました。


各都道府県大会で選ばれた出場者が各ブロック大会(北海道、東北、関東甲信越、東京、東海北陸、近畿、中国、四国、九州)に臨み、そのブロックで選ばれた代表者が今大会に出場しています。

 
全国大会は、第1部(出場者11名)、第2部(7名)の2部制となり、坂本さんは第2部に出場しました。第2部においてはスピーチだけでなく、Questionerとのやり取り(Questions & Answers )が実施されるため、本校のALTが中心となってスピーチの内容に基づく考えられる質問対策に力を入れてきました。


制限時間は4分半〜5分半で、内容Content50点、英語English30点、話し方Delivery20点、Questions & Answers 20点の計120点で審査員計7名が審査します。


坂本さんのスピーチ「The Charm of Learning a New Language 」は人工知能AIのさまざまなツールを誰もが使えるようになってきた現代において、言語を学ぶ上で、単語や文法をただ覚えて学ぶだけでなく、背景にある文化や慣習を理解することの大切さ、好奇心を持って学ぶことによって生まれる新しい発見との出会いなど、AIがどんなに発展していっても本当の言語の意味を理解できるのは、AIではなく私たち人間にしかできない、と主張しています。


地区大会、県大会、近畿大会と、大会を重ねるごとに自信をつけ、今大会のスピーチは自分の伝えたいメッセージを、審査員へ、観客の方々一人ひとりに丁寧に届け、今までのどの大会よりも心震える、本当に素晴らしいスピーチでした。スピーチ後の質問に対しても柔軟に対応できていました。惜しくも入賞は逃しましたが、大会後の審査員の先生方からの講評を最後まで残って聞いている彼女を見ていて、今の自分に満足せず、自分の夢に向かって努力を惜しまない、彼女の直向きな姿が印象的でした。そのような彼女だからこそ、今大会の出場へと繋がったのだと思います。

今大会に対し、彼女をサポートをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

県英語ディベートコンテストベスト4(第3位)!

 第17回兵庫県高校生英語ディベートコンテストが2024年2月4日(日)、神戸市外国語大学で行われ、明石西高校からは、国際人間科2年8組より、6名のチームと1名のサポーターが参加し、予選を突破しベスト4に進出し、明石西高史上初の第3位の表彰を受けました。今年の論題は

「日本政府は,代理母出産を合法化すべきである。是か非か。」

Resolved:That the Japanese Government should legalize gestational surrogacy.

でした。

 予選1回戦(Round 1)では、 明石西(否定)対尼崎小田(肯定)が行われ、明石西が2-1(ジャッジ3名のうち、2名が明石西に投票)で勝利しました。続いて予選2回戦(Round 2)では、明石西(肯定)対姫路飾西(否定)が行われ、明石西が2-1で勝利しました。昼食後の予選3回戦(Round 3)では、明石西(肯定)対神大付属(否定)が行われ、1-2で負けました。予選の結果は、1位国際、2位神大付属、3位葺合、4位明石西となり、決勝トーナメントに進出し、ベスト4となりました。準決勝(semi-final)では、明石西(肯定)対国際(否定)が行われ、1-5で、準決勝で敗退しました。

 決勝では、国際(肯定)対葺合(否定)がホールの舞台上で行われ、0-6で葺合が勝利、優勝をしました。明石西は、18校参加のなか、ベスト4となり、3位の表彰(表彰状と盾)を受けました。本校は、近年予選を2回勝利し、ベスト8に2回進出したことはありましたが、予選を通過しベスト4になったのは、史上初の快挙です。チームの皆さんが、本番で最高のパフォーマンスを発揮しました。また、2-8のクラスメートが課外やD&Dの授業で手助けしてくれました。ありがとうございました。

Round1 尼崎小田(肯定) 対 明石西(否定)

 

 

  Round 2 明石西(肯定) 対 姫路飾西(否定)             Round 3    明石西(肯定) 対 神大付属(否定)                            

  準決勝  明石西(肯定) 対 県立国際(否定)                        ベスト4(3位)表彰受賞

  18校参加校全員で写真(神戸市外大ホール)    チームメンバーとサポーター、ALT

1月28日神戸日米協会 高校生英語暗誦大会 出場

1月28日(日)に「神戸日米協会 第31回高校生英語暗誦大会 最終選考会」が神戸市で行われ、国際人間科1年髙橋さんが出場しました。

昨年11月に行われた予備選考会では課題であったSevern Cullis-Suzukiさんの「Listen To the Children (at Rio Summit 1992)」を暗誦し、見事に最終選考会出場者に選出され、新しい暗誦課題であるMalala Yousafzaiさんの「Speech at the United Nations (2013)」に取り組んできました。

多くの人々に感銘を与えた彼女の勇気あるスピーチの内容を深く理解し表現することに努め、さらに英語の発音やイントネーションなどを本校のALTがサポートし、大会へ臨みました。惜しくも入賞とはなりませんでしたが、彼女は思う存分今まで練習してきた成果を発揮、表現することができました。

この大会から彼女が得られたことは英語力の上達だけでなく、このスピーチの内容を理解し、相手に伝えるという発信力の大切さやその意味というものを考える良い機会にもなったのではないかと思います。今後の彼女の更なる活躍にも期待しています。

イギリス研修旅行 8日目 最終日

予定通り、羽田空港に到着しました。これから乗り継ぎ、伊丹空港に向かいます。あともう少しで皆様とお会いできます。

 


国際人間科20期生のStudy Tourが終わりを迎える頃に生徒たちのさまざまな声が聞こえてきました。生きた英語に触れ、さらに英語運用能力を高められたことを感じると同時に、「もっと英語を話せたり、もっと聞き取れるようになりたい」という気持ちも高まってきているようです。これからの学びに確実に繋がっていくと感じました。

加えて、本物の英国文化に触れることで改めて日本という国について考え、これから「国際人」としての教養を深め、必要な資質を身につけることの重要性も感じたようです。今回のStudy Tourで感じた気持ちを風化させずに、残りの高校生活も彼らの頑張りに期待しています。


残念ながらコロナ禍で17期生、18期生の皆さんはこのStudy Tourに参加することが叶いませんでした。それでも卒業後も今の国際人間科のために心を尽くし、サポートし続けてくださることに感謝しかありません。日本だけでなく世界中で頑張っている皆さんもいつかあの時事前研修で学んだことを再確認しに行き、その話をいつか聞かせてください。


長くなってしまいましたが、このStudy Tourの便りを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。この研修旅行に対し、旅費や事前準備等で多大なサポートをしてくださったご家族の皆様、旅行会社の皆様、企画や事前研修や準備等でお世話になりました教員・事務職員の皆様、本当にありがとうございました。関わってくださった皆様のサポートなしでは、このような実りある研修旅行にはならなかったと思います。

今後ともぜひ国際人間科の生徒たちの成長を見守っていただければ幸いです。