2022年10月の記事一覧
10月24日(月)ⅢC1109(中)理科授業実践講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的に問題解決に取り組む学習活動の工夫
-問題解決の力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方-
兵庫教育大学大学院 教授 山本 智一
演習・実習 「粒子」と日常生活のつながりを意識した授業づくり
・学習課題に意欲的に取り組ませるための導入の工夫
・理科の見方・考え方を働かせて考察・結論を導出するための手立て
〔受講者の感想〕
・理科において、問いの重要性というのを改めて考えることができました。特に、その投
げかけ方について、自分自身の課題であった部分を深く考えることができた時間となり
ました。午後の授業改善の講義では、普段自分がこれでいいのかと感じていた部分につ
いて、他の先生方と話を深めることができ、よかったです。まだまだ、自分の知識の少
なさを実感するところもあったので、研鑽を積まないといけないと思いました。
・生徒に対する質問の仕方を考え直し、生徒がやらされているのではなく、自ら学び、実
験や観察のデータを分析し、その事実を理由づけて説明する能力を育めるように、授業
の見直しをしていこうと思いました。評価の際もCのついた生徒には何らかの手立てを
考え、改善されるようにしていこうと思いました。揺さぶる質問を考えることは難しい
と思いました。今後の授業で結論ありきの実験ではなく生徒がなぜ?と思える展開にな
る質問を考えていきたいです。
・理科では、理由付けの部分も大切だと分かりました。常に子どもたちには「なぜ」と
いう疑問を持たせられる工夫をしていきたいです。また導入から問いにつなげるために
も、様々な手立てがあることが分かりました。子どもたちが興味や関心を持ち、主体的
に取り組める工夫をしていきたいです。
10月24日(月) ⅢB1202 教育経営講座Ⅱ
〔研修の概要〕
講 義 学校課題の改善に向けた組織マネジメントの在り方について
-現在の取組をよりよいものへ-
兵庫教育大学大学院 教授 川上 泰彦
演 習 課題解決に向けて「チームとしての学校」を構築するために
・学校組織の中核として組織をどのようにマネジメントしていくか
〔受講者の感想〕
- 本日の研修で、学校組織マネジメントについて俯瞰的に考えることができ、自分の考えを整理することができました。
- 自分が取り組んできたことについて振り返ることで、これまで気づかなかった勤務校の課題を発見することにつながる研修でした。同僚とのコミュニケーションを大切にし、自分ができることから実践したいと思いました。
- 勤務校における自分の立ち位置や、これから勤務校をより「いい学校」にするためにどのように働きかければ良いかを考える良い機会になりました。
10月19日(水)(高)英語科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議 タブレット端末を活用した授業実践
・生徒の英語による表現を促すICT活用
〔受講者の感想〕
- Teamsを用いた音読活動、Jamboardを用いた英語による合意形成、Flipgridを用いたプレゼンテーション等の動画共有など、多岐にわたるICT活用のヒントをいただきました。特にTeamsの音読課題はぜひ生徒に挑戦させたいと思いました。
- 第1回の研修に加えて今日の研修でも多くの有効な情報を得ることができました。まだまだ実践できていないことが多いので、今後も情報を収集しながら、実際の授業でICTを活用した授業を実践していきたいです。
- 目的によって効果的なツールを選ぶこと、授業のねらいがあってそれを達成するための手段の一つがICT 活用だということが理解できました。
10月19日(木) (小中)タブレット端末活用講座
〔研修の概要〕
講義・演習 ICTで学びを変える
・学習過程の質的改善につなげるタブレット端末の活用
発表 タブレット端末が生み出す新たな学びのスタイル
-先進校の事例に学ぶ-
演習 タブレット端末を用いた情報活用能力の育成
・クラウドサービスの効果的な活用
・情報活用能力の体系表例の理解と活用
〔受講者の感想〕
・今まで自分が取り組んできた効果的なICT活用授業には、少しずつ限界を感じるところがあった。
しかし、グループ内での意見交換をしたり実践発表を聞いたりする中で、ヒントを得ることができたように思う。
どのように活用できるか、自ら試行錯誤しながら取り組んでいこうと思う。
・たくさんの実践を教えていただき、自分がやってきた実践や考え方の方向性が間違ってなかったと自信になりました。
また、タブレットでの教材づくりが少し手間で最近敬遠していた面もあり、反省しました。
教材を作り、職員間で共有して財産を増やしていきたいです。
10月17日(月)ⅢD1101 (小中)キャリア教育推進講座
講義
キャリア教育の充実に向けて
-キャリアカウンセリングとキャリア・パスポートの活用-
追手門学院大学 教授 三川 俊樹
発表
特別活動を要としたキャリア教育の授業実践
演習
キャリア発達を促す特別活動
「キャリアノート(兵庫版「キャリア・パスポート」)」の活用場面や工夫について
(受講者の感想)
・三川先生の講義を聞き、キャリアカウンセリングについて初めて自分なりに考えました。語る、語らせる、語り合わせるとありましたが、表面的なことばかり教師が語ったり、生徒が感想を言うだけになると意味がないと感じました。教師が意図を持って語り、その言葉が生徒の心に響いて初めて、生徒は本心を語ると思います。かつて、自分が中学生だったときに、自分自身について考えさせる時間をたくさん作ってくださった先生がいました。その先生の言葉で私は教師を志し、今に至ります。今日改めて三川先生の講義を受けてカウンセリングの大切さを学びました。明日からの学校生活の中で実践していきたいと思います。
・ガイダンスとカウンセリングが両輪ということが少し理解できました。今まで対話を大切にしてきたつもりでしたが、まだまだ噛み合っていない場面も多くあると感じました。今後も意識しながら、対話を中心に関わりを持って、キャリア発達を促進できるように努力を重ねようと思います。また、学校でのキャリアノートやキャリアパスポートはもちろん、様々な場面でキャリア教育が成されていることに気付けたので、普段から目的意識を持って、声かけや呼びかけをしたり、コミュニケーションをとったりしていきたいと感じました。
10月17日(月) (高)地理歴史科・公民科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議 タブレット端末を活用した授業実践
・地理歴史科・公民科における情報活用能力の育成
〔受講者の感想〕
- JamboardやGoogleスライドなど様々なICT活用方法を知ることができ、大変有意義でした。今回の研修で学んだICTの活用方法をもとに、歴史総合でジグソー法を実践したいと思いました。
- 生徒に思考・表現させるには、タブレット端末が有効であることが再認識できました。それぞれのツールのメリット・デメリットを知ることもできたので、これからメリットを活かしながら、積極的に活用していきたいと思いました。
- ICTを活用することが重要なことではなく、生徒にどのような力をつけさせるかを考えた上で、ICTをどのように活用していくかが大切であることを、本日の研修で学びました。
10月17日(月)ⅢD1202 (高)キャリア教育推進講座
〔研修の概要〕
講 義 キャリア教育の充実に向けて
ーキャリア・カウンセリングとキャリア・パスポートの活用ー
追手門学院大学 教授 三川 俊樹
発 表 キャリア教育推進に向けた取組
演習・協議 学習意欲の向上につながるキャリア・カウンセリングの活用
・キャリア・カウンセリングの手法を学ぶ
〔受講者の感想〕
- 講座を受講して「生徒の気持ちに寄り添った指導」をより具体的にイメージすることができました。本日の受講で得た内容を今後も活用していきたいと思います。
- 研修を終えて、進路指導とカウンセリングが大きく結びついていることを実感しました。生徒一人一人に合った進路指導ができるように、カウンセリングを通じて生徒理解に努めていきたいと思います。
- これまで生徒に伝えたい気持ちの強さから、教師側が話しすぎていたとあらためて感じました。キャリア・カウンセリングは生徒自身の気付きがないと上手くいかないと理解できたので、今後は生徒との接し方、話し方も改善していきたいと思います。
10月17日(月)(高)数学科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議 タブレット端末を活用した授業実践
・数学的活動を1人1台端末環境下で実現するために
〔受講者の感想〕
- ICTを活用する方法をたくさん知ることが出来て良かったです。今まで取り組んできたことをこれからも続け、ICTをより効果的に活用できるように研究していきたいと思いました。
- 面白いと感じるICTの活用方法を学べました。活用する場面、生徒の理解状況などを判断しながら、是非実践していきたいです。また、教えていただいたアプリも非常に参考になりました。このアプリの活用方法を考えることで、授業の幅が広がっていくのではないかと感じています。
- 1人1台端末環境下での活用について、どのようにすれば良いか分からないという状態でしたが、今回の研修を通していくつもの具体例を得ることができ、活用場面についてイメージしやすくなりました。
- 研修を通して多くの先生方から、実践例やアイデアをいただくことができました。特にスプレッドシートの共同編集は、楽しいと感じながら取り組むことができました。生徒とその楽しさを共有できるように、活用方法を考えていきたいと思います。
10月13日(木)ⅢC1247 (高)保健体育科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 学習指導要領に基づく学習評価の在り方
ー指導と評価の一体化に向けた授業づくりー
演習・協議 計画的、継続的に運動やスポーツを実践する資質・能力を育成する授業づくり
・安全に配慮した指導
・発達の段階を踏まえた指導
・主体的に体力向上を図る態度の育成
〔受講者の感想〕
- 運動が得意でない生徒の気持ちを少し忘れていたように感じました。生徒の個々の特性などを考慮して授業に臨んでいこうと思いました。
- 授業実践に関しては、評価の観点や評価方法についてより一層意識した授業づくりを行う必要があると感じた。今日学んだ事を勤務校に持ち帰って他の教員と共有し、今後の授業に活かしていきたいと思いました。
- ダンスの授業には抵抗があったが、授業のコツや進め方がイメージできました。実際に授業をするにはまだまだ難しく感じるところも多いですが、生徒が楽しいと思える授業を展開していきたいと思いました。
10月14日(金) ⅢC1253 (高)情報科教育講座A
10月5日(水)、10月14日(金)、10月25日(火)にて実施
(写真は10月5日実施分)
〔研修の概要〕
講 義
高等学校段階におけるプログラミング教育
・共通教科情報科「情報Ⅰ」におけるプログラミングの目標と内容
演 習
プログラミング指導の進め方
・事象のモデル化
・アルゴリズムによる効率の違い
・シミュレーションの実践
・問題解決のためのプログラミング
〔受講者の感想〕
・生徒のプログラミングスキルの差があると思うが、自分で課題を設定してどんどん進めていけるような環境を作ってやることが大事だと感じた。
・生徒が躓きやすい点や間違えやすい点を他の先生と共有しながら受講できた。さらに研究や研修を積み技能の向上を図ろうと思った。
10月13日(木)ⅢC1263 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座
〔研修の概要〕
講 義 新しい時代に求められる能力をはぐくむための探究学習とは
大阪大学 准教授 佐藤 浩章
演 習 探究学習をデザインする
大阪大学 准教授 佐藤 浩章
〔受講者の感想〕
- 問いの立て方についての指導経験はありましたが、自分自身がいざ問いを立てる立場になると、大変難しいということがよく分かりました。問いを立てる際の生徒への働きかけの工夫を考えていかなくてはならないと感じました。
- 問いを立てるということが、探究に携わるなかで自身の課題となっていましたが、佐藤先生のご講義や、グループワークでの意見共有を通して一つの指針となるものができたように感じています。
- 日頃から総合的な探究の時間だけでなく教科指導の中でも、生徒に探究的な学習をさせたい思っていました。しかし、教科指導の中で行うには、評価という面から、尻込みしてしまっていました。今日、どのようにリサーチクエスチョンをたて、評価していくのかについて多くのヒントをいただけたので、勤務校での実践につなげていきたいと思います。
10/13(木)ⅢE1307 教育向けクラウドツール入門講座
10/13(木)ⅢE1307 教育向けクラウドツール入門講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習 教育向けクラウドツールの基本的な使い方
・デスクトップアプリケーションとの違い
・各種クラウドツールの操作方法
講義・演習 クラウドツールを活用した教育活動
・Google Classroomの活用
・Web会議システムの活用
協 議 児童生徒の発達段階に応じた情報活用能力の育成
-Society5.0時代を生きる児童生徒のために-
〔受講者の感想〕
・以前よりクラウドツールが便利で生産性が向上できると考えていたので、今後の教育活動に繋げて行きたいと思いました。
・書道はアナログだけど、デジタルの良さが発揮できる創作は楽しいと思う。新たな創作の可能性が見いだせた。まだまだアプリケーションを使いこなしているとは言えないけど、可能性を模索し続けたい。
・知っていることも多かったですが、いろいろ試してみたいことも思いついたので良かったです。
10月7日(金)ⅢC1258 (高)工業科教育講座B
〔研修の概要〕
演 習 実習等における安全教育
・安全教育のための教材作成
演 習 実習等における安全管理
・実習を安全に行うための安全管理
〔受講者の感想〕
- 今回の研修は、学校現場での安全について改めて考える良い機会となりました。出来ていないことや把握できていないことが明らかとなったので、職場の現状を確認したいと思います。何かあってからでは遅いので、準備を怠らず生徒が安全に学校生活が送れるような環境整備に努めていきたいと思います。
- 「初心忘るべからず」の気持ちを常に抱きながら、安全教育を意識し、安全管理に配慮した授業を行っていきたいと思います。教員生活が長くなり、生徒は理解しているであろうという先入観を持って授業に臨んでしまうことが多くなっているように思います。今回の研修内容を忘れずに生徒たちに接していきたいと思います。
- 安心は個人の主観であるため、教員の立場としてできることは、安全を確保する努力を継続することだと感じました。危険予測トレーニングなどを授業で活用しながら、生徒と共に学んでいきたいです。
10月24日(月)ⅢC1104(小)理科授業実践講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的に問題解決に取り組む学習活動の工夫
-問題解決の力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方-
兵庫教育大学大学院 教授 山本 智一
演習・実習 「物の溶け方」と日常生活とのつながりを意識した授業づくり
・児童がよりよく観察するための導入の工夫
・理科の見方・考え方を働かせて結果を処理するための手立て
〔受講者の感想〕
・理科の授業は、子どもたちとドキドキ・ワクワクしながら行いたいと思っていて、私自
身大好きな教科です。しかし、理科専科の先生が授業を行うことが多いのが現状です。
来年こそは、授業ができることを願って、今日の研修を受講しました。めあてではな
く、学習問題であることや、検証可能な学習問題でないといけないことなど、初めて知
ることがたくさんあり、勉強になりました。子どもから出る疑問を大切にしながら、実
験を行い検証していくことの大切さを学びました。午後からの研修は、とても難しかっ
たですが、自分の力になったと感じました。
・私は理科が得意ではありません。今年、はじめて3年生に理科を教えています。今日は、
多くの授業において大切なことを教えていただいたので、これから理科好きな子どもが
さらに増えるよう、楽しくわかりやすい授業を心がけたいと思いました。
・一番心に残っているのが、自由研究を自力でできる子を育むということでした。問いを
持たせ、自然と主体的に学習に取り組めるような授業を作っていかないといけないなと
感じました。理科好きな子どもを頑張って増やします。