10月24日(月)ⅢC1109(中)理科授業実践講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的に問題解決に取り組む学習活動の工夫
-問題解決の力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方-
兵庫教育大学大学院 教授 山本 智一
演習・実習 「粒子」と日常生活のつながりを意識した授業づくり
・学習課題に意欲的に取り組ませるための導入の工夫
・理科の見方・考え方を働かせて考察・結論を導出するための手立て
〔受講者の感想〕
・理科において、問いの重要性というのを改めて考えることができました。特に、その投
げかけ方について、自分自身の課題であった部分を深く考えることができた時間となり
ました。午後の授業改善の講義では、普段自分がこれでいいのかと感じていた部分につ
いて、他の先生方と話を深めることができ、よかったです。まだまだ、自分の知識の少
なさを実感するところもあったので、研鑽を積まないといけないと思いました。
・生徒に対する質問の仕方を考え直し、生徒がやらされているのではなく、自ら学び、実
験や観察のデータを分析し、その事実を理由づけて説明する能力を育めるように、授業
の見直しをしていこうと思いました。評価の際もCのついた生徒には何らかの手立てを
考え、改善されるようにしていこうと思いました。揺さぶる質問を考えることは難しい
と思いました。今後の授業で結論ありきの実験ではなく生徒がなぜ?と思える展開にな
る質問を考えていきたいです。
・理科では、理由付けの部分も大切だと分かりました。常に子どもたちには「なぜ」と
いう疑問を持たせられる工夫をしていきたいです。また導入から問いにつなげるために
も、様々な手立てがあることが分かりました。子どもたちが興味や関心を持ち、主体的
に取り組める工夫をしていきたいです。