2023年10月の記事一覧
10月25日(水)ⅢC1328 (高)情報科教育講座A
〔研修の概要〕
演 習 プログラムの考え方や読み解き方
・アルゴリズムの表現
・制御構造
演 習 問題解決のためのプログラミング
・事象のモデル化
・アルゴリズムによる効率の違い
・シミュレーションの実践
・プログラミングはコードを書くことが目的ではなく、問題解決の手立てであることを改めて理解できました。また、アウトプットが大事だと実感しました。最適解にたどりつくために試行錯誤しながらコードを書くことで、問題解決力が身につくと思います。自分で手順を考えさせることを意識して、授業に取り組んでいきたいです。
・生徒に、試行錯誤をさせること、写経ではなく自分で0から作ってみる題材が大事であると思いました。生徒にどう試行錯誤させたか、そこから評価できることも多くあることがわかりました。
10月23日(月)令和5年度(小)外国語授業実践講座(中)英語科授業実践講座
(研修の概要)
講義(小中共通)
コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて
-指導と評価の一体化に向けた授業づくり-
関西大学 教授 竹内 理
発表(小学校)
児童が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践
姫路市立高浜小学校
主幹教諭 岡本 真砂夫
発表(中学校)
生徒が主体的に伝え合う力を育む授業実践
伊丹市立南中学校
教諭 寺井 浩治
演習(小学校)
言語活動の充実に向けた授業づくり
・児童が話したくなる目的や場面、状況の設定
演習(中学校)
言動の充実に向けた授業づくり
・生徒が話したくなる目的や場面、状況の設定
受講者の感想(小学校)
外国語の授業をしていて、評価が難しいと思っていました。竹内教授のお話を伺って、挨拶の仕方や、目を見ること、相づちを打つことなど、これからコミュニケーションを図る上で大事な要素を今後、スモールトークに取り入れていきたいと思いました。また、言語活動を行う際、評価がとても難しいので、ねらいに基づいたルーブリックを作成したいです。また岡本先生に教えていただいた授業実践はすぐに取り入れることができるので、授業でやってみたいと思いました。午後の演習では、それぞれのアクティビティでどのような力が身に付き、どのような手段で評価するのかをグループで検討しました。自分にない視点や考え方に触れることができたので、勉強になりました。
受講者の感想(中学校)
竹内教授の講義がとてもわかりやすく勉強になりました。特に主体的に学習に取り組む態度の評価について詳しく説明していただきました。不安が大きい部分だったので非常にためになりました。午後の演習では他校の先生方の実践や実態について聞ける機会がありました。明日からの授業に直結することばかりでとても参考になりました。活動の際には、めあてやポイントを明示すること、中間評価を必ず入れていくことをこれから意識しようと思います。
寺井先生の発表では、活動の状況や場面を明確に示されており、自己紹介をする活動でも設定を工夫することで、話し方や使うジェスチャーが全く変わることに驚きました。話を聞きながら、自分が今担当している生徒の顔が頭に浮かび、まだまだ授業の中でできることはたくさんあるなと感じました。
10月20日(金)ⅢC1328 (高)情報科教育講座A
〔研修の概要〕
演 習 プログラムの考え方や読み解き方
・アルゴリズムの表現
・制御構造
演 習 問題解決のためのプログラミング
・事象のモデル化
・アルゴリズムによる効率の違い
・シミュレーションの実践
〔受講者の感想〕
・情報Ⅰを教えることになったとき、現時点では自信がないと思い参加しました。Python演習を中心にとても楽しいものでした。また、まだまだわかっていないと痛感しました。本でみてわかった気になっていたが、実際にコードをどのように書くのか、四苦八苦しました。アウトプットの大切さを改めて感じました。
・自分自身の学びになっただけでなく、授業でどのように教えるかなども考えれたのがよかったです。生徒にプログラミング言語を教えるだけでなく活用方法も一緒に教えていきたいです。
10月18日(水)ⅢC1222(高)保健体育科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 「指導と評価の一体化」の実現に向けて
演 習 計画的、継続的に運動やスポーツを実践する資質・能力を育成する授業づくり
・安全に配慮した指導
・発達の段階を踏まえた指導
・主体的に体力向上を図る態度の育成
〔受講者の感想〕
- 綿密な評価計画を立てなければ、適切な評価は行えないことが再認識できました。生徒に身につけさせたい資質・能力について教科内で共通理解を図るとともに、生徒の実態に合わせた授業計画の立案・見直しを続けていきたいです。
- 個別の発達段階に合わせて適切な課題を設定することが、個別最適な学びにつながること、また無理をさせないことは安全確保にもつながることが理解できました。
- 今日学んだ陸上競技の授業の組み立て方を他種目にも応用していくことで、授業の改善を進めていきたいです。
10月18日(水)ⅢF1303 (小中)タブレット端末活用講座
〔研修の概要〕
講 義・演 習 学びの質を向上させるタブレット端末の活用
−個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実−
発 表 授業や校務におけるタブレット端末の活用
−教育の情報化を推進するための取組−
演 習 タブレット端末を用いた情報活用能力の育成
・情報活用能力体系表例の活用
〔受講者の感想〕
・タブレット端末が子どもの力を100%引き出すための道具であるという言葉を今日聞いて、本格的にタブレット端末の活用をもっと考えようと強く感じました。
・タブレット端末を使うことで、意見の共有をすぐにできるというのは分かりやすかったです。結果の整理としてグラフ化されたり、動画や写真の編集がしやすかったり、タブレット端末の特性や強みを生かせるとあらためて思いました。どの場面でタブレット端末やパソコンを使うとより学習や深める学習ができるのか、色々考えることができました。
・日頃からICTの活用を意識して児童との学習内容を考えていますが、今日の研修で、児童自身が主体的に問題の発見や解決に向けて使うためのツールとしての取り込み方を検討しないといけないと思いました。現在は、課題や教材の提示、教員が作ったものを活用させることに留まっているので、児童がより自分事として学習に取り組めるような教材や課題の提示を考えていきたいです。Jamboardの活用では、今までに使ってなかった機能についても知れたので、早速作った教材を児童と一緒にやってみようと思います。
10月17日(火)ⅢC1231(高)農業科・水産科教育講座A
〔研修の概要〕
講 義 六次産業化や企業参入等の取組事例について
県立農林水産技術総合センター 専門技術員 山本 且子
発 表 地域資源を活用した商品開発
実習・協議 マーケティングや起業に関する学習の在り方
[受講者の感想]
・高校生が商品の開発や販売を行うには、企業、自治体、地域等との連携が効果的であり、授業の中でどのように体制を構築していくのかを考える必要があります。六次産業化、起業という視点で学んだことを、授業の中で実践していきたいと思いました。
・地域連携、地域資源活用など、地域についての学びを深めていきたいと思いました。そのためには地域の特性や歴史を知り、課題を発見できるような授業を展開する必要があると感じました。また、講義や発表を通して、関係専門機関との連携を密に取ることが、マーケティングや起業に関する学びを深める第一歩につながると感じました。
10月12日(木)ⅢF1303 (小中)タブレット端末活用講座
〔研修の概要〕
講 義・演 習 学びの質を向上させるタブレット端末の活用
−個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実−
発 表 授業や校務におけるタブレット端末の活用
−教育の情報化を推進するための取組−
演 習 タブレット端末を用いた情報活用能力の育成
・情報活用能力体系表例の活用
〔受講者の感想〕
・タブレット端末をうまく活用することでもっと子どもにとって効果的に授業を進めることができると感じました。また、資料や考えを共有するツールを使ってグループでの協働的な学びがさらに深められそうな印象を持ちました。
・今まで、タブレット端末を使った学習は、どうしても操作に時間がかかったりうまくいかなかったりするので避けてきましたが、協働的に学習したり簡単に共有できたりするので、使い方を考えて活用していきたいと思いました。また、本校はまだまだ紙媒体で行っているものが多いと感じていたので、二次元コードやフォームを使って参観日の保護者出欠確認や毎月行っている生活アンケート等ができればいいなと感じました。
・今回の研修で、児童側の立場になってタブレット端末を使用させていただきましたが、教員としてどのような説明をすれば児童に伝わるのか、ヒントを得ることができました。今回学んだことを日々の教育に生かしていきたいです。
10月6日(金) ⅢG2105 特別支援教育における効果的なICT活用(実践)講座
[研修の概要]
講義 「学ぶ楽しさを実現するためのICT活用」 香川大学教授 坂井聡
演習 個別の課題に応じた教材コンテンツの作成(アシストガイドを使って)
香川大学教授 坂井聡
協議 各校の実践について
[受講者の感想]
・ICTの活用が生活の質を高める支援の一つとして有用であることを学びました。
・課題の細分化によりやるべきことが具体化にイメージできました。
・演習で学んだアシストガイドを学校でも紹介して、実践していきたいです。
10月4日(水)ⅢC1235(高)商業科教育講座A
〔研修の概要〕
講義・演習 ビジネス探究科における商業教育
-商業教育の専門性向上と充実を目指した取組-
公 開 授 業 ビジネス探究科における課題研究
-主体的・対話的で深い学びの推進-
講義・演習 課題研究や総合的な探究の時間の充実を目指して
-各校における取組に学ぶ-
、
〔受講者の感想〕
- 小野高校での課題研究の内容や、仕掛け、下準備などを説明していただいて大変勉強になりました。
- 授業だけではなく、行事や他の授業との連携など商業科にとどまらず、学校全体を見通して仕掛けを考えたいと思いました。
- 小野高校の課題研究のレベルの高さに驚きました。生徒が主体的にグループで話し合い、意見を深めていました。内容については、理由や根拠が明確に示され、とても説得力がありました。
10月2日(月)ⅢC1239 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座
〔研修の概要〕
講 義 新しい時代に求められる能力をはぐくむための探究学習とは
演 習 探究学習をデザインする
大阪大学 教授 佐藤 浩章
〔受講者の感想〕
- 探究の効果的な指導についてよくわからないまま、手探りで実施してきたところがありました。探究活動を指導するためには、まず自分自身が探究していなければならないということを実感できたことが、今日の研修の大きな成果だと思います。
- 学校としてこれまでの探究活動の成果の蓄積が進んできたので、来年度からは過去の活動のまとめを生かして活動を進めるだけでなく、過去の活動に関連する研究論文にも触れる機会を設けるなど、様々な先行研究の享受を意識した活動も導入していきたいです。
10月5日(木)ⅢC1328 (高)情報科教育講座A
〔研修の概要〕
演 習 プログラムの考え方や読み解き方
・アルゴリズムの表現
・制御構造
演 習 問題解決のためのプログラミング
・事象のモデル化
・アルゴリズムによる効率の違い
・シミュレーションの実践
〔受講者の感想〕
・アルゴリズムの実習に多くの時間を費やしていましたが、実際にコーディングを取り入れた実習を今後は、増やしていきたいです。基本的な内容を生徒に伝えて、あとは生徒が自由にコーディングを行い共有する授業を展開していきたいと思いました。
・以前、COBOLやJavaの指導をしていましたが、穴埋めをする程度でした。自ら作ることが少なかったので、1から考えることがいかに難しいかを実感しました。
・いくつかの例題を基に実習を行いましたが、授業で活用できる題材を見つけていきたいです。生徒がコーディングできそうな題材を提供することが重要だと感じました。
10月2日(月)ⅢC1217 (高)地理歴史科・公民科教育講座B
〔研修の概要〕
講 義 社会的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー「地理総合」の授業におけるGISの効果的な活用ー
奈良大学 教授 酒井 高正
演 習 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー「地理総合」における思考力、判断力、表現力等の育成ー
〔受講者の感想〕
- JSTATや地理院地図の活用方法をもっと積極的に学んでいきたいです。また、BYODに対応した授業を行うにあたり、50分の授業時間で生徒が余裕をもってGISを利用するにはどうしたらよいかについて、考えていきたいと思いました。
- 便利なGISの活用方法を学ぶことができたため、それを活かして生徒の理解が深まるような、効果的な授業プランを考えたいです。
- 現在実施している地理総合の授業案を、他の先生からアドバイスをいただいて練り直すことができ、非常に勉強になりました。
9月29日(金)ⅢC1218(高)数学科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 高等学校における数学的活動について
兵庫教育大学 教授 濱中 裕明
演 習 数学的活動の充実をめざした授業づくり
〔受講者の感想〕
- 「折り紙からの数学的活動」を体験させていただき、数学的活動の楽しさを改めて認識することができました。生徒の興味を惹く授業につながるよう、今後数学的活動を授業に取り入れていきたいと思いました。
- 数学的活動について深く考えることができました。もっと数学を楽しんでもらえるような授業がしたいと考えますが、現時点では、物事を数学的に捉える力が私にはまだまだ足りないと思います。そういった力を向上させる努力をしていきたいと思います。
10月3日(火) ⅢF1306 (中)プログラミング教育講座
〔研修の概要〕
講 義 中学校段階におけるプログラミング教育
・小学校段階を踏まえたプログラミング教育
・技術・家庭科(技術分野)におけるプログラミング教育の目標と内容
演 習 技術・家庭科(技術分野)における授業づくり
・「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツ」に
対応した教材の活用
・「計測・制御」に対応した教材の活用
〔受講者の感想〕
・マイクロビットを使用したことがなく、今回初めて使用した。生徒に指導したい内容を明確にするとともに、その目的に適した教材選びをしてくことの大切さを改めて実感した。慣れた物ばかり使用するのでなく色々なことに挑戦したい。
・これからの社会で必要かつ意欲をもって取り組める教材で幅広い学びの可能性を感じた。決してコードがプログラミングなのではなく、思考の流れこそ大切にしたい。
・いろいろな先生方との交流でたくさんの知識を得ることができた。まだまだ研修等も含めて、自分のスキルを伸ばしたいと感じた。
9月29日(金)ⅢC1215(高)国語科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 “よい国語”の授業とは何か
-豊かな言語活動を実現するために-
岡山大学大学院 宮本 浩治
演 習 言葉への自覚を高める言語活動の工夫
-言葉による見方・考え方を働かせる学習活動-
〔受講者の感想〕
- これまでの自分の授業は講義形式にどうしても偏りがちでしたが、これからは積極的に生徒間の意見交換の場を用意し、生徒が自身の考えを堂々と発表できるように支援していきたいです。
- 読解力という言葉が、ただ正しく読むだけではなく、使えるようになる力だと知り、とても勉強になりました。適切な問いやめあてを立てることができるように専門性を高めていきたいです。
- 自分自身の授業について振り返るよいきっかけになりました。今の自分の授業に関する課題は、これからの改善点であるだけでなく、よりよい授業のための糧でもあると考え、希望を持って努力していきたいです。