10月23日(月)令和5年度(小)外国語授業実践講座(中)英語科授業実践講座
(研修の概要)
講義(小中共通)
コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて
-指導と評価の一体化に向けた授業づくり-
関西大学 教授 竹内 理
発表(小学校)
児童が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践
姫路市立高浜小学校
主幹教諭 岡本 真砂夫
発表(中学校)
生徒が主体的に伝え合う力を育む授業実践
伊丹市立南中学校
教諭 寺井 浩治
演習(小学校)
言語活動の充実に向けた授業づくり
・児童が話したくなる目的や場面、状況の設定
演習(中学校)
言動の充実に向けた授業づくり
・生徒が話したくなる目的や場面、状況の設定
受講者の感想(小学校)
外国語の授業をしていて、評価が難しいと思っていました。竹内教授のお話を伺って、挨拶の仕方や、目を見ること、相づちを打つことなど、これからコミュニケーションを図る上で大事な要素を今後、スモールトークに取り入れていきたいと思いました。また、言語活動を行う際、評価がとても難しいので、ねらいに基づいたルーブリックを作成したいです。また岡本先生に教えていただいた授業実践はすぐに取り入れることができるので、授業でやってみたいと思いました。午後の演習では、それぞれのアクティビティでどのような力が身に付き、どのような手段で評価するのかをグループで検討しました。自分にない視点や考え方に触れることができたので、勉強になりました。
受講者の感想(中学校)
竹内教授の講義がとてもわかりやすく勉強になりました。特に主体的に学習に取り組む態度の評価について詳しく説明していただきました。不安が大きい部分だったので非常にためになりました。午後の演習では他校の先生方の実践や実態について聞ける機会がありました。明日からの授業に直結することばかりでとても参考になりました。活動の際には、めあてやポイントを明示すること、中間評価を必ず入れていくことをこれから意識しようと思います。
寺井先生の発表では、活動の状況や場面を明確に示されており、自己紹介をする活動でも設定を工夫することで、話し方や使うジェスチャーが全く変わることに驚きました。話を聞きながら、自分が今担当している生徒の顔が頭に浮かび、まだまだ授業の中でできることはたくさんあるなと感じました。